投げ釣りにチャレンジ!コツをおさえて沖を目指そう!

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投げ釣りの魅力

重いオモリを使用して100メートル以上沖へ遠投する爽快感と、じっくり広範囲を探すのが魅力の投げ釣りは、初心者からベテランまで幅広く楽しめるのが特徴です。最近では短い距離の、ちょい投げ釣りも流行りです。コツをおさせて投げ釣りにチャレンジします。

投げ釣りの知識①狙える魚

投げ釣りでのメインターゲットは、キス、カレイで、セッティングによってはカサゴ、イシモチ、マダイなど数十種類の魚が釣れます。キス、カレイは幅広い地域で釣れますので入門魚としても人気があります。食べても美味しいので持ち帰る人も多いです。

キス

30種類以上のキスが存在しますが、通常、キス釣りのキスはシロギスのことです。最大体長は30センチ、最大水深20メートルで藻がある砂地に生息します。5月~11月がシーズンで、浅瀬から沖の広範囲にいます。浅瀬では比較的小さいキスですが、投げ釣りの遠投では沖にいる30センチ級の大型も狙うことも可能です。オフシーズンの冬は深場に移動するので釣りの範囲外になります。

カレイ

キスが夏の魚に対して、12月~4月の冬の主役はカレイです。40種類以上のカレイがいますが、メインで釣れるのは、イシガレイ、マコガレイの2種類で最大体長は50センチにもなります。生息地は海底が泥や砂地になっているところにいます。視力が悪いので泳ぎ回らず海底をゆっくりと泳いでいます。泳ぎながらではなく、止まってエサを食べるのも特徴です。

投げ釣りの知識②釣り場

主な釣り場は海岸沿いの砂浜でサーフとも呼ばれています。他にも磯、堤防などがありますが、海底に邪魔になるような物がない場所なら基本は、どこでも釣りが可能です。東京の晴海ふ頭公園、千葉の銚子港などが有名な投げ釣りスポットです。初心者からベテランが多くいるので、勉強にもなります。投げ釣り禁止の場所もありますので、事前に確認してから向かいます。

投げ釣りの道具①釣具

投げ釣りには、それぞれ専用の道具が必要になります。遠投での飛距離やラインを巻き取るスピードなど通常の物と比べてみると、その違いは明らかです。同時に使用者に対する安全性も考慮されているので、投げ釣りの際は必ず専用の道具を使うようにします。

竿の選び方

投げ釣り専用竿が必要です。遠投するために竿の長さは4メートル前後、そして100グラム前後である25~30号ほどのオモリ負荷が必要となります。また、糸を通すためのガイドが固定できるロック機能のカーボン素材の竿が安全です。

リールの選び方

投げ釣り用のおすすめのスピニングリールは、遠投、ライン、巻取り動作がやりやすくなります。場所、魚によって選び方に違いがあります。ドラグ、番手、ラインに注目します。

・ドラグ

急に強い引きがあったときのライン切れを防止します。怪我の恐れもあるので、遠投の投げ釣りでは大物を狙うとき以外は不要な機能です。初めからドラグなしモデルもあります。

・番手

リールの大きさで、商品名の横の番号が高いほどリールが大きくなります。番手が大きいと糸巻き量、飛距離、パワー、重さが増えるのと、ハンドルの巻取り量が増えたりスピードが上がったりします。番手の大きいデメリットは細かな釣りが難しくなることです。投げ釣りでは3000~6000番手を選びます。

・ライン

ナイロンとPEがあります。ナイロンは初心者向けで、安値で目視しやすく、切れにくいといった特徴があります。デメリットは空気の抵抗を多く受けるため、飛距離が出にくく風の影響も受けやすくなります。PEは細くできており、風、潮の影響が少なく、飛距離、当たり感度、精度が良いのが特徴です。投げ釣りで使うラインはPEの方が断然向いていますが、細いので扱いが多少難しく、ナイロンに慣れてからにします。

仕掛け

初心者が仕掛けを最初から自作するのは難しいです。完成品が販売されているので、初めは完成品を使うことをおすすめします。価格はいくつかありますが、あまり安価な物は耐久性が低い傾向があります。針は8合で本数はキスなら3本、カレイなら根掛かりもあるので2本を選びます。慣れてきたら、自作で自分に合ったオリジナル仕掛けを作ると、もっと幅広い釣りができるようになります。

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