投げ釣りにチャレンジ!コツをおさえて沖を目指そう!

これがなければ釣りができないという物ではないですが、使用すると便利な物があります。

竿立て(三脚式、サーフ用)

置き竿するときに使います。1台で数本の竿を並べられます。必ずオモリがつけられるフックが中央にあるタイプを選びます。

力糸

キャスティングのときの、瞬間的な力でおきるライン切れを防止します。投げ釣りのときには使用したほうが安心です。

石粉

キス釣りで良く使われる滑り止めです。水分を吸い取る性質があり、エサのヌメりを取ることができます。

投げ釣りにチャレンジ①キャスティング

キャスティングとは、竿を使用して仕掛けを投げることを言います。数多くの釣り方が存在しますが、すべてキャスティングから始まります。基本動作だけでも10種類以上存在します。さらに場所や条件により、オリジナルのアレンジを加えることもあり、その数は無数といっても過言ではありません。

オーバースロー

真上に大きく振りかぶる投げ釣りでの基本の投げ方です。キャスティングの正確性を重視します。体の動きがコンパクトなので、さまざまな場所で使います。初めは力で飛ばそうとしてしまいますが、慣れてくるとコンパクトな動きになり、軽く投げても遠くまで飛ばすことができます。

方法

右足を後ろに引き、竿を振りかぶります。このとき、オモリを空中に浮かしたほうが簡単です。慣れてきたらオモリが地面につくまで振りかぶると飛距離が伸びます。右足から左足に体重移動しながら竿を前方へ押し出すように振ります。このとき、オモリの重さを感じながら竿を反らせて、その反発で飛ばします。竿が頭上を通過するときに糸を離しますが、コツとしては上空45度の空に向かって投げると綺麗に飛びます。

スリークォーター

遠投を重視した斜め45度に竿を動かす投げ方です。オーバースローとは逆に全身を使い遠くへ投げます。体重、腰、肩、腕の動きを連動させることを意識することがポイントです。スリークォーターを覚えると今後、さまざまな投げ方に活かすことができるので何度も練習して体で覚えるようにします。

方法

斜め45度の半円を描く投げ方になります。リールが右肩後方にくるように構え地面にオモリを置きます。腕の振り、肩の移動、腰の回転、体重移動を、同じ速度で同時に行います。上空45度方向に向かって投げると綺麗なラインを描けます。人間にとって自然な投げ方であるため、逆に不自然な動きが加わると力が伝わらなくなります。頭の中で体の動きをイメージしてから実際に投げてみます。

投げ釣りにチャレンジ②引き釣り、置き竿

キャスティング後は、魚のタイプに合わせた釣り方をします。今回のターゲットであるキスは動くエサに反応しますので、引き釣りでエサを動かしながら誘います。カレイは泳ぐ、止まるを繰り返しながらエサに近づくので置き竿で食い付くのを待ちます。

引き釣り

引き釣りはアタリが手に伝わる感覚が良いのが特徴です。キスはエサを動かすことによって食いつきが良くなります。キャスティングしたらリールを巻きながら、途中で止めたり、スピードを変えたりしながらキスを誘います。キスがいる場所へ導くのがポイントです。非常に臆病な魚なので、リールはゆっくりとした速度で巻かないと、砂の中に逃げてしまいます。

置き竿

置き竿は大物が狙えるのが特徴です。カレイは置き竿式で、キャスティングしたら三脚に数本の竿を固定して待つのが一般的な方法です。竿とラインの角度は基本90度になるように調整します。竿を固定したら5分ごとに少しサビいて待つを繰り返し、食い付くのを待ちます。エサ、仕掛け、竿の角度など状況によってさまざまな戦略が楽しめます。

投げ釣りのマナー

釣りは自由度が高いのが魅力ですが、最低限のマナーが存在します。釣り場によってもルールが異なりますので、SNSやインターネットで現地の情報を確認をします。同時に天候の確認して、海が荒れる予報のときは釣りを控えるのもマナーといえます。

NEXT 海水浴場で釣りはしない