赤いサバ?美しい色をしたハチビキって?生態、料理情報をご紹介!

沖釣りでサビキ仕釣りなどで狙うことが出来ます。サビキ仕釣りとは、1本の糸を軸にして針が枝状に伸びている仕かけで釣る手法です。水深100メートル以上の海底近くで釣ることができます。サビキ仕釣りは初心者でも挑戦しやすく、条件によっては短時間で大量に釣り上げることもできます。

時期

ハチビキはほぼ一年中、市場に出回っていますが旬は冬季から夏季です。暖海性の魚であるため、暖かい水域を好み、通常は群れを作って行動しています。マグロやカツオとも違った味がする美味しいお魚で、新鮮なものはお刺身やお寿司で食べるのがおすすめです。

分布

ハチビキは海水魚で、水深100メートルから300メートルの岩礁帯に多く生息しています。水温の高い水域に生息するため、神奈川以南の太平洋岸や琉球列島に分布しています。主な産地は高知県、宮崎県など西日本が多くなっています。東側では静岡県などが主な産地となっていますが、あまり広まってはいません。

漁獲量は多くはない

関東では「赤サバ」と呼ばれ、あまり好まれてきませんでした。西日本でもある程度食べられてはいるものの、認知度は低くあまり食べられていません。そういった事情から、ハチビキ専門の漁はほぼないのが現状で、他の魚と混獲される程度で漁獲量は多くありません。

ハチビキの旬の時期と選び方

旬は冬季から夏季

夏に産卵の時期を迎えるために秋には少し身が痩せてしまうので、その時期は外しましょう。秋以外は美味しく食べられる魚です。ハチビキは、ほぼ一年中市場に出回っていますが、特に美味しい旬の時期は冬季から夏季です。

大きいサイズ

大きいサイズのものは脂がのっていて美味しく頂けますが、小さいサイズのものは脂が少なく、加熱調理するとパサついた感じになるので、なるべく大きいサイズのものを選びましょう。もちろん小さいサイズのものでも、調理方法を工夫することで美味しく食べることができます。

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