ランドステーションってどんなもの?
キャンプにおいて居住区系のアイテムに関してテントと並んで欠かすことのできないタープ。各ブランドから様々なモデルがラインナップしていますが、今回はスノーピークのランドステーションをおすすめします。まずはこのモデルがどんなアイテムなのか、簡単にご紹介します。
スノーピークの「タープ」
このモデルは、キャンプに関する様々なアイテムを取り扱っている所謂総合ブランド、スノーピークが発売しているタープの1モデルです。ボックスタイプの形状となっており、ポールを日本使用して設置するのが特徴的な設置方法となっています。
タープひとつでアレンジ自由自在
このモデルに限った話ではないですが、タープというのは決まった1つの張り方しかできないというわけではありません。ペグをどうやって打つか、張り方によって様々なアレンジを加えることができ、自由自在に形状を変えて最適な状態で利用することができるようになっているのです。
スノーピークのタープに関する記事はこちら
ランドステーションの魅力①様々なシチュエーションに対応
今回ご紹介するアイテムについてどんなモデルなのかを簡単にではありますがご紹介しました。それではここからは、そんなランドステーションにはどんな魅力が詰まっているのかを詳しくご紹介していきましょう。まず1つ目は、様々なシチュエーションに対応しているということです。
暑い時は開放的に
キャンプはいつの日も快適な状態で過ごすことができるわけではなく、そのために利用するアイテムには時期に適した工夫を施したり、合ったモデルを利用することが求められます。例えば夏の暑い時期ならば開放的にして風邪を通りやすくし、涼しい日陰を作り出すことができるのです。
寒い時はクローズして
熱い時期には前述しました通り開放的なスタイルで使用すればよいですが、逆に寒くなってくる秋の終盤から本格的に冷え込む冬場であれば、特徴の見出しでご紹介した自由さを生かしてクローズの状態にして利用します。こうすることで、外気の寒さを軽減し内部を温かく保てるのです。
雨風を防ぎながらもプライバシーを守れる
更に、雨が降ってきてしまったときにも十二分に活用することができます。雨で下のアイテムが濡れることを防ぎながら、クローズの状態にしておくことでプライバシーの保護も可能です。雨天時に着替えをしたいという時にはプライバシー保護を重視したスタイルで利用することをおすすめします。
機能性とデザインの魅力が融合
前述しました通り、キャンプにおいていろんなシチュエーションに対応することができるというのがこのモデルのまず第一の魅力となります。何が起こるか分からないアウトドアにおいてそれはとても心強いのですが、ただただ機能性に優れているだけではないのです。
アイボリーが雰囲気を醸し出す
このランドステーションは、全てのモデルにアイボリーカラーがラインナップしています。日中はその明るいカラーで周りからの注目を集めることができますし、夜は内部でランタンを光らせれば非常に魅力的な雰囲気を醸し出してくれるのです。
日中はオープンに、夜はクローズに
そして、前述の機能性も忘れてはいけません。シチュエーションへの対応力を生かして、暖かい時期日中はオープンの状態にして通気性を浴しておき、冷え込んでくる夜にはクローズの状態に、proシリーズならスカートも活用して冷たい空気の影響を受けにくくすることができます。
ランドステーションの魅力②性能
このように自由に形状を変化させて利用することができるということは、オールシーズン全天候に対応して活用ができるということにもつながるのです。まあ同レベルのタープであれば同じこともできるでしょうが、ランドステーションは本体の性能も魅力的なのです。
温度上昇を抑えるシールド加工
このモデルの生地には、シールド加工が施されています。この加工は内部の温度を上昇させるのを抑える機能を発揮しており、主に夏場にタープを張り続けて下の温度が上昇し続けることは無く、快適な環境を維持することができるようになっているというわけです。
他にも様々な加工で快適さを維持
前述したシールド加工も内部の温度が上昇しないようにするための重要な加工であることは間違いないのですが、このほかにも様々な快適さを維持するための加工がランドステーションには施されているのです。
ピグメント加工で日光を遮る
例えば、ピグメント加工という日光を遮るための加工が施されています。これによって暑い時期に使用しても中には濃い影が発生し、涼しい環境を作り出してくれるというわけです。昨今の夏場は非常に暑いですので、これは夏のキャンプで大きな助けとなるでしょう。
雨への対策もバッチリ
対策が施されているのは日光へのものだけではありません。突然の悪天候、雨にも対応できるよう、テフロン撥水加工で水が留まることなく流れていってくれますし、3000ミリの耐水加工によって内部に水分が浸入することも無くなっています。
ランドステーションの魅力③ラインナップ
ランドステーションL
一口にランドステーションといっても、いろいろなシリーズがラインナップしており、その1つが「ランドステーションL」というモデルになります。こちらは製品名通りLサイズのモデルではありますが、ランドステーションのシリーズの中では最もスタンダードなモデルという位置づけになっています。
迷ったらこのモデル
ビッグサイズで前述の魅力でもご紹介した通り自由自在に利用することができるので様々な状況に対応させられますので、迷った場合はこのスタンダードなランドステーションLをおすすめします。スタンダードとはいっても高水準に機能がまとまっていますので、大きな短所もありません。
スペック
- 材質:150Dポリエステルオックス等
- 耐水圧:3000mm
- 加工:テフロン撥水加工・UVカット加工
- 収納ケースサイズ:76×28×33cm
- 平均総重量:16.65kg
- カラー:ベージュ×グレー
60周年記念ランドステーションpro.L
2点目は同じくランドステーションLであることに変わりはありませんが、こちらはスノーピークの装置る60周年を記念して制作された「「ランドステーションpro.L」になります。ロゴや加工など、スタンダードな前述のモデルとは異なっている部分があります。
加工等が加わった記念モデル
こちらのモデルが1点目にご紹介したモデルとどこが異なっているのかというと、大きく分けて2点あります。1つが60周年を記念したスノーピークのスペシャルなロゴ、もう1点がリップストップ加工が生地に施されており、非常に頑丈なものとなっています。
スペック
- 収納サイズ:76×28×33cm
- 耐水圧3,000mm
- キャリーバッグサイズ:76×28×33cm
- 価格:105,000円
ランドステーションpro.M
最後の3点目にご紹介するのはこちらも2点目にご紹介したモデルと同じくスノーピークの創立60周年を記念して制作されたモデル、proシリーズのうちの1つである「ランドステーション.proM」です。こちらはMということでLサイズの上記2点より一回りコンパクトです。
冬場に大活躍
こちらのモデルは裾の部分にスカートが標準で装備されており、冬場に気になる地面とタープとの間から入り込んでくる冷気をシャットアウトするのに役立てることができます。この部分は必要なければ巻いて収納できますので、勿論夏場も利用可能となっています。
スペック
- 材質:210Dポリエステルオックス等
- 耐水圧:3,000mm
- 加工:テフロン撥水加工・UVカット加工
- キャリーバッグサイズ:76×28×33cm
- 重量:11.0kg
- カラー:グレー
ランドステーションの魅力④お得なセット
以上、おすすめのラインナップをご紹介しました。ランドステーションシリーズはご紹介した3点以外にも、単体ではなくセットで発売されているものもあります。キャンプが初めてという方などには特にこちらのセットモデルがおすすめできます。
ランドステーションLセット
それが「ランドステーションLセット」です。こちらは最初にご紹介したランドステーションLに210センチのウイングポールが2本、140センチの同ポールも2本、更にソリッドステーク30が22本付属しているセットモデルです。
更に自由度を増したセットモデル
元々このシリーズの魅力として状況などに応じて様々な形状に自由に変化させることができるというのは何度もご紹介していますが、そこにポールなどがセットになったことで更に設置の際の選択肢の幅を増やすことに成功しています。
スペック
- 材質:150Dポリエステルオックス等
- 耐水圧:3000mm
- 加工:テフロン撥水加工・UVカット加工
- 収納ケースサイズ:76×28×33cm
- 平均総重量:16.65kg
- カラー:ベージュ×グレー
- セット:210cmウイングポール/2本、140cmウイングポール/2本、ソリッドステーク30/22本
エントリーパックTTに関する記事はこちら
ランドステーションの設営方法
ここまではラインナップしているシリーズに加えてお得なセットモデルについても特徴やスペックなどをご紹介しました。では、ご紹介しているシリーズを実際に使用する時にはどのように設置するのでしょうか。続いてはランドステーションの設置の仕方をご紹介します。
ランドステーションの設営手順紹介
まず本体を地面に広げておき、メインポールのぺクを2本ずつ、計4本を軽く打っておいてから、本体の上部にメインのポールを差し込んでいきます。ロープをかければ本体を立てることができるようになりますので、ポールの差込とロープを掛けることができたらランドステーションを立ち上げていきます。