アカテガニとはどんなカニ?その生態や飼育方法を徹底解説!

こちらは元々、インコなどの鳥用のカルシウム剤として売られている物ですが、正体はコウイカの甲になります。毎回与える必要はないのですが、お皿に置いておいたりすると砂で汚れてしまったりするので必要であれば小さく割り、針金で流木などに固定してあげましょう。

アカテガニはきれい好き

動物の死骸なども食べてしまうのですが、非常に綺麗好きなカニです。なので、水槽内な常に綺麗に保つようにしなければいけません。水槽内に食べ残しがあるとカビの原因になるので毎回取り除きましょう。また、呼吸が苦しくなると泡がでるようになり水の中に入ります。水も1日1回は交換・差水してあげましょう。

アカテガニは共食いするので注意

先ほども触れましたが、アカテガニは共食います。これは雑食であるから、そして一番身近にいるからという理由があります。カニは脱皮したあとの殻を自分で食べる事もあるので、同じカニを食べるのも可能です。ですので、同じ水槽内に複数匹入れず絶対に1匹だけで飼育しましょう。

アカテガニの雑学

非常に飼いやすいカニでペットとしても人気があるアカテガニ。人気の理由の一つは甲の模様です。アカテガニには半弧形の溝があり、その溝と目とのバランスが非常にいいため笑顔のように見え可愛い、と言われています。そんな可愛いアカテガニのトリビアをご紹介します。

アカテガニに似ているカニ

アカテガニはベンケイガニ科のカニなので同じくベンケイガニ科のカニであるベンケイガニやクロベンケイガニと非常に似ています。ですがベンケイガニはその名の通り背中の溝が、怒った弁慶の顔のようにゴツゴツしています。アカテガニは真ん中にある溝以外は比較的ツルッとしておりあまり溝がありません。

アカテガニのオスとメス

一般的にカニはオスとメスでは大きさが違います。メスの方が大きい生き物も多いのですがカニの場合オスの方が大きくなります。これは、メスは早い段階で成長が止まるのですがオスはそのまま成長し続けるからです。アカテガニも同じくオスの方が大きいです。また、アカテガニのメスはハサミの間に隙間ができません。

アカテガニの寿命

アカテガニの寿命は長く、上手に飼育することができると10年近く生きます。ですがそのためにはストレスを与えないようにしなければいけません。特に、脱皮直後には注意が必要です。脱皮には非常に体力を使うので脱皮直後にストレスを与えてしまうと死んでしまいます。脱皮前後はエサを食べなくなるので注意してみてあげましょう。

アカテガニは食べられる?

サワガニのカラアゲはスーパーでも見かけることはあります。サワガニは清流にしか住むことができない淡水のカニで見た目は非常にアカテガニと似ています。実はアカテガニもサワガニ同様食べることができるのですが注意が必要なようです。

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