アカテガニとはどんなカニ?その生態や飼育方法を徹底解説!

アカテガニは一部の地域で薬として使われてきました。脳膜炎や発熱の際、アカテガニをすりつぶしその汁を飲んでいました。ですがこれは、あくまでも民間療法です。確かに、漢方薬の中には骨の化石である竜骨や牡蠣の殻である牡蠣などもあるので薬効が無い、とも言えないのですが医学的に確証はされていません。

アカテガニ美味しく食べることができる!

薬として口にされてきたアカテガニはちゃんと食べてもおいしいです。身はタラバガニなどの私たちが口にしたことのあるカニの味がちゃんとしておいしいようです。アカテガニの大きさを考えると身が少ないのが残念です。調理方法はサワガニと同じです。詳しくはこちらの記事をご確認ください。

アカテガニを調理する際の注意

アカテガニを食べる際、生食は絶対に避けましょう。アカテガニとサワガニは同じ寄生虫の中間宿主になっています。この寄生虫は胃液でも溶けない強い物なのでしっかり火を通すようにしましょう。サワガニ同様油で揚げると確実です。カニは身に危険が及ぶと自ら足などを切り離します。味が落ちてしまうので冷たい状態から熱していきましょう。

アカテガニは飼育しやすい可愛いカニ

いかがでしたでしょうか。アカテガニはサルカニ合戦のカニのモデルとも言われている、日本に昔からいるカニで浮世絵などにも描かれていました。水が少ない陸地でも生きることができ、植物でも動物でもなんでも食べる雑食性です。非常に飼いやすく、甲の模様が笑顔に見える可愛いカニです。興味ある方は一度飼われてみればいかがでしょう。

サワガニに関する記事はこちら