とぼけ顔のカマツカ飼育方法やおすすめの混泳魚の紹介!

カマツカにとって底砂は大変重要です。川底を這って採餌する習性や、とにかく臆病なので隠れ場所になる底砂は欠かせません。おすすめは田砂か川砂です。丸みと適度な細かい粒の底砂であれば、カマツカの体を傷つける心配もありません。水槽に入れる前に、しっかり洗って、乾燥させてから使用すると汚れが入らず安心です。

水槽

カマツカは水槽の掃除をしてくれるタンクメイトとして飼育される場合がほとんどです。苔や餌の残飯をきれいに食べてくれる掃除屋。おとなしい性格なので混泳もできます。混泳させる場合は、カマツカが他の魚に攻撃されないように流木や岩、土管のような隠れ場を用意します。水槽の大きさはカマツカの成長を考えて最低でも60cm幅は必要です。

水槽の立ち上げ

まず水を準備します。水道水に水質調整剤を使ってカルキ抜きします。購入した水槽は、一見きれいに見えても汚れているので洗います。あらかじめ準備した底砂を、3cmから4cmぐらい敷き詰めます。ゆっくり水を注いだらフィルターを回して水温が20℃から27℃になるように保ちます。そのままの状態で2日間、水を巡回させてから移します。

カマツカの導入方法

水合わせ

採取した川の水質、水温から、水槽内の環境に慣らすために水合わせが必要です。水合わせをせずにカマツカを水槽へ移してしまうと急激な環境の変化により死んでしまう恐れがあります。まず、ビニール袋に持ち帰った川の水ごとカマツカを入れた状態で水槽に30分ほどつけます。水槽の水を袋に足して、様子を見ながら慣らします。

カマツカ、水槽へ

カマツカを水槽へ移すときは網などを使って、川の水を水槽内に入れないように注意しましょう。もともと水槽内に無い病原菌などが入ってしまうと危険です。カマツカが水槽に入ってすぐの餌やりは控えます。1日から2日後の少し落ち着いたころに餌を与えて、徐々に慣らします。

カマツカの飼育方法

水質

カマツカは水の澄んだ清流を好みます。水流がないとストレスになるので、上部フィルターのあるろ過機を使って水の流れを作ります。水質は弱酸性からアルカリ性の水が理想的です。水温は20℃から27℃を保つようにします。夏場は水温が高温の30℃以上にならないようにこまめにチェックしましょう。

夏場の暑さ対策

夏の水槽内の水温は簡単に30℃を超えてしまいます。手軽にできる対策としては、水槽の蓋がガラスなどの場合は網に交換します。これだけで熱がこもりにくく水温が若干下がります。暑さが続くのであれば、水槽クーラーを使って水温が30℃以下になるように設定すると安心です。

メンテナンス

カマツカの飼育は比較的に簡単ですが、水質環境にうるさいところがあります。カマツカの良いコンディションを保つためにも、水交換は1週間から10日に1度は行います。底砂も定期的に1ヶ月に1回はホースクリーナーなどで洗います。隠れ場所の,岩や土管も忘れずに洗って病気を防ぎましょう。

カマツカの餌やり

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