グラスロッドおすすめ6選&特徴やカーボン製のロッドとの違いもご紹介

今、静かなブームとなっているグラスロッド。1980年代の初めごろまでは主流となっていたガラス繊維のロッドが、軽くて扱いやすいカーボンロッドの登場で1990年代にその姿を消しました。そして近年、独特な使用感が味わえるロッドとして再び注目されています。

この記事をかいた人

Array

グラスロッドの特徴

グラスロッドとは?

グラスロッドは一般的にガラス繊維と樹脂でできています。竿内部が空洞になっていないため、その分重さがあります。ゆっくり曲がって、ゆっくり元に戻ろとするグラス特有のしなやかさを活かした釣りで、カーボンロッドが主流の現在でもグラスロッドを愛用する人がいます。また、グラスロッドには素材と特徴の違いで2種類あります。

ピュアグラス

ガラス繊維のみで構成されたロッドをピュアグラスと言います。ピュアグラスの製品数は少ないですが、魚がルアーに食いついたときに釣り針を引っかける動作の「フッキング率」や、フックが外れて魚に逃げられてしまう「バレにくさ」を重視して使用する人が多いロッドです。

グラスコンポジット

ガラス繊維にカーボン繊維を合わせたハイブリッドタイプ。素材にカーボンを使用することで、重たいグラスロッドが軽量化されています。また感度アップも図っていることから、現在はグラスコンポジットが主流になりつつあります。

グラスロッドの活躍シーン

巻き物

バス釣りで言うルアーの種類を指す「巻き物」は、クランクベイトなどリールを巻いてアクションをつけるルアーを指します。巻き物の場合、ほとんどが「向こう合わせ」です。魚から食いついてきて勝手に針にかかりますが、この時「反発力」つまり、しなりの弱いグラスロッドであれば魚の動きをロッドが吸収するため、バレにくくなります。

低感度を活かす

魚が食いついたら、竿をあげて魚の口に針を引っかけることを「合わせ」と言います。カーボンロッドと比べて、グラスロッドはワンテンポ遅れの合わせになります。アタリの感度が鈍いので、反射的な合わせが抑制されます。そのため結果的に低感度であることが釣れやすい、つまり「乗りがいい」とされます。

ベイトとスピニング

ロッドとそれに付けるリールを指しますが、スピニングは大場所で飛距離が出せる、軽量ルアー向きです。細い糸でドラグとロッドを使うシーンに多く、ベイトは小場所で飛距離が出しにくい場合に使います。重いルアー向きで、太い糸でドラグフルロックで獲ったり、風の影響も受けずらいです。

ベイトリールのおすすめについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

グラスロッドの選び方

どんな釣りがしたいか?

ロッドの選び方はおおまかに2つに分かれます。ロッドの性能を吟味して選ぶ方法です。ただし性能と言って多数に及ぶので、よく分からず悩んでしまう方は、どこでどんな釣りをしたいのかを描いてみましょう。実際に釣り具メーカーの購入サイトは、シーンやターゲットに分かれて表示されている場合があるので参考にしてみましょう。

ロッドの素材

ロッドを選ぶ上でロッドの素材、テーパー、硬さの3つのポイントがあります。まずロッドの素材は、カーボン製、グラス製、ボロン製があります。主流になっているカーボン製は軽くて高弾性があり、グラス製は柔軟性が高く、ボロン製はタングステン繊維が使われていて、反発力と感度が高いロッドになります。

テーパー

テーパーとはロッドの曲がり方、しなり具合のことです。F(ファースト)先調子にくほど竿先で曲がり、ジグ打ちなど感度が重要な釣りに向いています。S(スロー)胴調子にいくほど手前で曲がり、巻き物ロッドはスローテーパーが多いです。

硬さ

ロッドの硬さはロッドパワーとも呼ばれていて、パワーで使いやすいルアーの重さが決まります。パワーの小さいロッドは軽いルアーが投げやすく、重いルアーを使うにはパワーの大きいロッドが必要です。逆にバランスの悪いルアーを選んでしまうと、上手く投げられなかったり、負荷でロッドが折れてしまうので注意が必要です。

グラスロッドおすすめ①シマノ ゾディアス

ゾディアスの豊富なラインナップの中から低価格なバスフィッシング用ロッド。特徴はハイパワーXと言うシマノ独自の強化構造です。ガラス比率60%の軽量なグラスコンポジットですが、大きいバスとのパワーファイトでもネジれず、しっかりグラス感覚も味わえるロッドです。適合ウェイト7-28g、潜行レンジ4.5mまで幅広く対応。

グラスロッドおすすめ②ダイワ ブラックレーベル バーサタイルシリーズ681MRB

NEXT グラスロッドおすすめ②ダイワ ブラックレーベル バーサタイルシリーズ681MRB