不飽和脂肪酸とは食事で摂ったコレステロールを血液に吸収される前に体の外へ排出する働きをします。不飽和脂肪酸でも、うなぎには多価不飽和脂肪酸という成分が多く含まれています。不飽和脂肪酸は食事から摂取されたコレステロールは血液に吸収される前に体の外へ排出する働きをもっています。多価不飽和脂肪酸はDHA、EPAのことです。うなぎ1食80gに2.31mgも含まれています。
コレステロールは体内でつくられていた
コレステロールは8割が肝臓で作られています。2割程度が食事から影響を与えています。肝臓はコレステロールが多く摂取されると肝臓でつくられるコレステロールの量を抑えます。血液中のコレステロールの量が減少すると生成が活発になります。肝臓はコレステロールの量でバランスを調整しています。
Contents
うなぎのコレステロールを下げる効果について(2)
うなぎに含まれるコレステロールの量は
うなぎのコレステロールが多いと勘違いされていますが卵1個と変わりません。うなぎ1食80gでエネルギーは204キロカロリーでありコレステロールは184ミリグラムです。卵1個50gのエネルギーは76キロカロリーであり、コレステロールは210ミリグラムです。
うなぎの肝にコレステロールが多い
うなぎの肝にはうなぎの身よりもコレステロールが多く含まれています。うなぎ100gだとコレステロールは230ミリグラムです。うなぎの肝100gあたりコレステロールは430ミリグラムと多く含まれています。こってりしているイメージですがうなぎの身のほうがコレステロールが低いです。
うなぎのコレステロールを下げる効果について(3)
DHA(ドコサヘキサエン酸)について
頭がよくなる成分でおなじみのDHAですが、うなぎにも豊富に含まれています。記憶力や視力回復効果が期待できます。がんや心臓病、高血圧や脳卒中、動脈硬化などの病気の予防にも改善効果があるといわれています。そしてサラサラの脂は悪玉コレステロールを減少させる作用もあります。
EPA(エイコサペンタエン酸)について
血管の病気と呼ばれる脳梗塞、心筋梗塞などの病気の予防に効果がある成分です。コレステロールや中性脂肪を減らすうれしい働きもあります。血管の流れをよくするので病気の予防に効果があるといわれています。
牛丼チェーン店のうなぎのカロリー
すき屋のうな丼のカロリーについて
気軽に食べたいときに食べれるようになったうな丼ですが、すき屋では豊富なメニューがあります。そのなかでも「うな丼」と「うなたま丼」のカロリーについてご紹介します。
「うな丼」では並盛671キロカロリー、大盛では817キロカロリー、特盛は1049キロカロリーになります。
「うなたま丼」では並盛755キロカロリー、大盛り901キロカロリー、特盛では1133キロカロリーです。
(引用すき家メニュー 栄養成分一覧表)
吉野家のうな丼のカロリーについて
牛丼でおなじみの吉野家でも「うな丼」を販売しています。吉野家の場合はうなぎが1枚盛、2枚盛、3枚盛となります。うなぎ1枚盛の場合は669キロカロリーです。うなぎ2枚盛では977キロカロリーであり、3枚盛では1188キロカロリーとなります。
うなぎのレシピ
う巻きがダイエットにもおすすめ
ダイエット中でご飯を食べたくないときには、うなぎを卵で巻いたう巻きがおすすめです。うなぎと卵の組み合わせは相性がいいのでおいしく頂ける料理です。ご家庭では簡単にうなぎの蒲焼きを刻んでフライパンで卵とじを作ってもおいしいです。
少量で楽しむひつまぶし
家族で分けたいけど、買ってきたうなぎが少ないというときにひつまぶしがおすすめです。名古屋で楽しまれているひつまぶしをご家庭で簡単に楽しめます。うなぎの蒲焼きを包丁で刻みます。そして薬味である青しそも刻んでおきます。なくてもいいのですが、あればさっぱりと食べられます。刻んだうなぎをご飯の上に置いて、その上に青しそを置きます。一度目はそのままで、二度目は混ぜて、三度目は出汁をかけていただきます。
うなぎのカロリーについてまとめ
うなぎはダイエットの味方
うなぎは脂がたっぷりで高カロリーだと勘違いをしていました。しかし、うなぎは低カロリーでダイエットの味方でした。ダイエット中で栄養不足になりがちなときでも、うなぎは必要な栄養素が含まれている優秀なお魚です。肌荒れにも効果があるビタミンB群がたっぷりと含まれていてコラーゲンも肌にうれしい成分がいっぱいです。
うなぎの脂で血液サラサラ
うなぎの脂は健康にとても良いと言われる不飽和脂肪酸でした。血液サラサラになると言われている成分がうなぎには含まれいます。ですが健康によい成分だとしても食べ過ぎには注意しなければなりません。