スミイカの釣り方&レシピを紹介!コウイカとの違いはなに?

日本だけではなく海外にも生息していて、活動域は温帯、熱帯です。その範囲は中国大陸沿岸の東シナ海と南シナ海、フィリピン沿岸、インドネシアからオーストラリアの北部沿岸のエリアと幅広いです。

スミイカの旬・時間帯

スミイカの旬

スミイカの旬は12月から3月の冬から春にかけてです。スミイカは春から産卵期に入ります。卵を産むと寿命がつきますし、卵に栄養を取れられて味が落ちるので、秋の終わりから産卵期直前までがもっともおいしい時期になります。やわらかくてうま味が濃く、刺身にしても天ぷらにしてもおいしさが際立つ期間です。

8月から11月にかけてスミイカの子どもの「新イカ」がとれます。まだ小さく5cmほどですが、とてもやわらかく甘みがあり寿司ネタとして重宝されます。新イカは1kgあたり2万円以上の値がつくこともあり高級品です。

スミイカ釣りの時間帯

スミイカは夜行性で夜に捕食をするので、基本的に夜のほうがよく釣れます。ですが、夜釣りはなかなか敷居が高いものです。スミイカは昼間でもエサを探して活動していることはあるので、海底付近をねらえば昼でも十分に釣ることができます。

スミイカは夕マズメ(夕方の日の入りの前後1時間ほどの時間帯)に活動が活発になるので釣果も出やすいです。安全のために夜釣りを避けたい人は、日の入り直前から真っ暗になるまでの時間をねらうと成果がでるでしょう。

スミイカの仕掛け

スミイカ釣りの基本的な仕掛けは、エギングかダウンショットリグになります。キャロライナリグという仕掛けもありますが上級者向けなので、まずは基本の2つの仕掛けを覚えておけばよいでしょう。

エギングの仕掛け

エギングは人工の疑似エサ「エギ」を使用する釣り方です。コウイカのエギングでは、エギを軽快に操りコウイカの重量にも耐えるために硬めの仕掛けが向いています。ロッドは2.5~4号のエギをあやつれるように硬めのロッドが適しているので、硬さはミディアムヘビーかヘビーを選びましょう。
ロッドの長さはエギを操りやすい8.3~8.6ftほどがおすすめですが、エギング用のロッドならばどれでも問題はありません。リールは2~3000番、ラインはナイロンやフロロカーボンではなく、感度のよいPEラインがエギングに適しています。

ダウンショットリグの仕掛け

ダウンショットリグとは一番下にオモリを置き、途中で分岐したリードの先にエギをつける仕掛けです。こうすることでボトム(海底)より少し上にエギを位置させることができます。エギングの弱点である根掛かりの多さが少なくなる利点があります。
タックルはエギングと同じで問題ありません。オモリは10~15号を使用。分岐は三又サルカンで40~60cm程度伸ばしましょう。エギはスッテにしてもOKです。オモリにはスナップサルカンを使っておくと具合をみての交換が楽になります。

スミイカの釣り方

前述したようにスミイカは夜が釣りやすいです。エギングとダウンショットリグにわけて釣り方を紹介します。この2つは仕掛けは違いますが、釣り方に大きな違いはありません。好みによりどちらを選んでもよいでしょう。

エギングの釣り方

スミイカは海底に生息しているのでエギを海底付近に落とします。スミイカは海底にいるエサを食べているため、シャクリやフォールは必要ありません。海底をズルズル引きずる感覚でゆっくりと巻いてください。スミイカはエギに食いついても強く引かないので当たりがわかりにくいですが、少し重くなりますのであわてずにフッキングしてください。

ダウンショットリグの釣り方

潮の流れが速かったり水深の深い海ではダウンショットリグのほうが向いています。スミイカは海底を離れて上がってくることはあまりないので海底付近をねらって落とします。エギングと同じで海底に着地したらあまり動かさずに、止める、ゆっくり巻く、を繰り返します。当たりがきたらフッキングだけはしっかりとおこなってください。

スミイカのタックル

スピニング N-ONE エギングモデルNSE-862EH

スミイカ釣りに合うロッド

出典:Amazon

エギング専用でイカ釣りに最適なロッドです。4号の重めのエギを使っても余裕のある硬さで、8.6ftはスミイカ釣りで取り回しのよい長さです。レビューも好評でイカでの良好な釣果報告が多く入っています。スミイカねらいなら選んで間違いのないロッドです。

NEXT ダイワ スピニングリール 15 レブロス 2506