あさりの砂抜きは簡単!手順や時間などについてご紹介

これは吐きだしたばかりの砂を底に近い貝がうっかりまた吸い込むことから起こります。これを防ぐためにも平たい容器を使いましょう。あるいは、ボウルを使う場合砂がたまる底の水を吸い込む貝がないよう、かごやざるを用いて全体を浮かせる工夫する人もいるようです。

あさりの砂抜きの手順:その④

あさりを食塩水に浸したらまずはしばらく様子を見てみましょう。きちんと砂を吐けているかどうかを確認して大丈夫そうであれば、あとは砂を完全に吐きだし終えるまで待つのみ!三時間ほどおいてみましょう。様子によっては水を入れ替えてください。

冷暗所で保存する

バットは安定した冷暗所において保存しましょう。冷蔵庫でもかまいませんが、冷えすぎる場所に置いておくと砂を吐くのに時間がかかる場合もあるため注意してください。よほど気温が高くない限り、ふきんや新聞紙を蓋代わりに軽くかけてそのままおいておくだけでも十分だと思います。

塩水が飛ぶので注意

管からぴゅっ!と水が吐きだされている様子は見ていて面白いですが、しかしそのままで置いておくとバットの周りが濡れてしまいます。バットを覆う蓋代わりの新聞紙は、吐いた水の飛び散りを防ぐためにも役立っています。

あさりの砂抜き:ポイントと注意点

動画もぜひ参考にしてみてください。最初からあさりが死んでいるというわけでなければ、これで手順の紹介は終了です。失敗を減らすためにもここではあさりの砂抜きの手順についてのポイントや注意点を、いくつかご紹介していきたいと思います。

寒すぎるとうまく砂をはかないので注意

冷蔵庫の冷えすぎる場所におくといけないのは、寒すぎると動きが鈍く、砂を十分に吐いてくれない場合があるためです。よほど気温が高くない涼しい春先は暗くしてあげるだけで、冷蔵庫には入れなくても大丈夫です。しかし、暑すぎるとさすがに悪くなってしまうのでそのときは冷蔵庫においてあげましょう。

放置のし過ぎに注意

紹介した動画はあさりが空気に触れられるようにしてありますが、あまり長時間塩水につけてそのまま放置すると死んでしまうことがあります。その原因は酸欠です。

数時間あれば基本できることなので、あさりを弱らせないよう気をつけましょう。潮干狩りでとったばかりのものは念入りにしてもいいと思います。

死んでいるかも?その特徴

そもそも死んでいるあさりは砂抜きをできません。死んでいると思われる特徴をお教えしたいと思います。とは言え、砂抜きの時点では確認できないことも多いです。火を通しても開かないもの、あるいは火を通す前から開ききって全く反応のないものは死んでいると考えていいでしょう。

死んでいなくてもあさりに元気がなく砂抜きができていなさそうに見える場合は、塩水の塩分濃度が濃いか薄いか、あるいは寒すぎるかです。触れたり揺らしたりして反応があれば生きているのでまずはそれを確認してみましょう。また、スーパーで売られているものはある程度砂抜き済みのものもあるためそもそも砂がない場合も。

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