そもそも、ワームとは?
ワームはルアーの一種です。ルアーはハードとソフトに分けられ、その中でもワームはソフトルアーに分類されます。バスフィッシング、シーバス、ロックフィッシュ、ライトゲームなどの様々な釣りに用いられ、ターゲットによって大きさや形が異なってきます。
におい付きのものや味付きのもの、ラメの練りこまれたもの、光るものなど多種多様で集魚効果の高いワームが多く、また、特徴的な形状で魅力的なアクションをしてくれる点、餌感覚で扱いやすい点など、初心者の方から玄人の方まで幅広い人気を誇っています。ワームに関連する記事はこちらからご覧いただけます。
ワームケースの選び方
それでは早速、ワームケースの選び方をご紹介していきたいと思います。基本的に平たく、蓋を開くと縦横に仕切られているものが扱いやすいでしょう。仕切りで作った区画ごとに形状や色、メーカー、サイズで分けて収納することをおすすめします。
ワームケースの選び方①素材
素材はポリプロピレン製が多いと思います。おすすめはワームプルーフ加工の施されたワームケースです。ワームは接触する素材によって、ときにどろどろに溶けてワーム同士くっついてしまうこともあります。ワームプルーフ加工はこれを防ぐ役割を持っています。
ワームケースの選び方②大きさ
バッグの中に入れるということもあり、高さはさほど必要ではありません。あとは釣りによって使用するワームのサイズも異なってくるため一概には言えませんが、ライトゲームなら手のひら程度のサイズのものから、A4程度のサイズのものまで多種多様です。頻繁に使用するものと予備とで、二種類のケースを用意してもいいでしょう。
ワームケースの選び方③価格
価格はサイズや仕様に比例して変化していきますが、基本およそ1000円程度で購入できます。そうそう買い替えるものでもないので、長期間使うことを見越して価格よりも扱いやすさ・収納力・スペックなどに注目して選ぶことをおすすめいたします。
ワームをわけて収納する必要性
ワームを種類別にわけて収納する理由は、単純に見やすさ、使用する際の便利さなどがあげられますが、実は違うメーカーのものを混ぜてほうっておくと、溶けてしまうことがあります。これはワームに調合されている可塑剤による効果。これを避けるためにも仕切りで分けて収納するのは大切です。
念を入れてケースごとにメーカーを分けるのもいいかもしれません。また、同じ色で微妙にサイズや形の違うものを買うことも、ワームを利用する釣りでは多々あることだと思います。これが混ざってしまうとなかなか見分けがつかず大変です。サイズ感の差、形や色の差が釣果に結びつくからこそ、きちんと仕分けて快適に釣りを楽しみましょう!
ワームケースといえばメイホウ
メイホウはケース類をはじめタックルボックスなどを多数製作している、釣り人なら知らない人はいないというような有名メーカーです。多様なサイズ展開を誇るVSシリーズなど、すでに商品を持ちの方も多いのではないでしょうか?ここではメイホウのなかでもおすすめ商品をご紹介したいと思います。
おすすめ①ランガンケース 1010W-1
その名の通りランガンに向いたワームケースです。コンパクトで持ち運びやすくありながら、収納力ももちろん満足の一品。ワームの長さに合わせて仕切板を自由に組み合わせ、きれいに仕分けることができます。両面設計で片面はジグヘッドを刺せるマットが敷かれています。
スペック
サイズは175×105×38mm、本体はポリプロピレン製でワームプルーフ加工が施されています。ポイントは蓋の内側のワームスリップ加工です。これによりワームが蓋に張り付くことなく、快適に使用することができます。メーカー価格は税込み1080円です。
おすすめ②フリーケース 1200ND
ケースとしての汎用性が高く、すでに釣りで小道具入れに使用しているという方も多いかもしれません。透明のボディで中身が一目でわかりやすいところも優れモノだと思います。様々な場面で活躍すること間違いなしの優等生です!
スペック
255×190×40mm、ポリプロピレン製でワームプルーフ仕様です。特徴は深型である点。太いワームもごろごろ入る収納力は魅力的です。ワーム以外の小物も一緒に収納できてしまう万能タイプのケースです。メーカー価格で税込1188円。
おすすめ③SFCワームケース
非常にコンパクトでポケットに入るサイズ感で身軽に釣りを楽しめます。よく使うものを選別して、磯場など足もとの悪い場所への持ち運びに使用するにはもってこいだと思います。アジメバなどライトゲームでワームを少し携帯したいというときに活躍しそうです。
スペック
外寸186×103×34mm(内寸179×89×29mm)、ポリプロピレン製。こちらはSFCワームケースLのサイズです。着目したいポイントは豊富なサイズ展開です。S、M、L、LL、Fとお好みのものを選ぶことができます。価格は約300円でお求めできます。
シーバス向けワームケース
ここでは特にシーバス用ワームの収納を想定したおすすめワームケースをご紹介していきたいと思います。4インチ前後のものが数種類収納できるサイズ感のものを選びましょう。テールの形状によっては仕切りをしても飛び出してうっかり破損しかねないので、余裕をもたせましょう。
おすすめ①メイホウ SFC ワームケース LL
まずはコンパクトなものからご紹介します。こちらは前述したSFCワームケースのLLサイズです。釣り場への持ち運びに便利で、特にピンテールならすんなりと分けることができます。移動に楽なワームケースです。
スペック
外寸214×118×45mm(内寸206×104×41mm)、ポリプロピレン製。さきほどのSFCワームケースLのサイズより一回り大きいです。こちらも約300円でお求めできてリーズナブルなのが特徴。可変仕切でお好みのワームケースを作ることができます。
おすすめ②メイホウ フリーケース 1200ND
こちらも先ほどご紹介したメイホウのフリーケース1200NDです。深型で容量が大きいため、シーバスワームにはありがたい設計です。かなり細かく仕切れるため小物も一緒に入れられます。自由自在に仕切板を組み替えて収納しましょう。
スペック
255×190×40mm、ポリプロピレン製でワームプルーフ仕様です。特徴は深型である点。メーカー価格で税込1188円。基本八分割、テールのかたちによってかさばるなら六分割にするなどして収納できそうです。
おすすめ③バーサス VS-L430 リキッドパック
こちらはガルプ液など使う方向けのケースです。ガルプ液はかなり強烈な刺激臭のする溶液です。ガルプのワームはもちろん、その他のワームを漬けて使用します。液漏れをきっちり防止してくれる優れものです。
スペック
サイズ110×110×44mm。素材はポリプロピレンです。これまでにご紹介したワームケースとは大きく異なる形状が特徴的です。リキッドパックという名の通り、液体を入れて保存することを想定したワームケースです。4インチのワームも入ります。