人気ノイジーのブルタンク!大物狙いならブルタンクがいい?インプレ紹介!

このページではバス釣りを経験した人ならば一度は耳にしたことがあるかもしれないトップウォーターの一種、ブルタンクの特徴、オススメの使い方、総合的なインプレまでをご紹介いたします。この記事を読めばきっとブルタンクで大物バスを釣りたくなるでしょう。

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ブルタンクって聞いたことはあるけれど……。

ブルタンクってそもそも何なの?

ブルタンクとは、RAID JAPANが制作している、バス釣り用のトップウォータールアーの一つです。一般的に出回るルアーとは明確に異なる点が多く、多くのバス釣りを魅了している商品です。では、その特徴から紐解いて参りましょう。

ブルタンクの特徴、ズバリ解説!

主な特徴は3つ!

先述の通り、ブルタンクはバス釣りの為に考案されたルアーの名称で、RAID JAPANがこだわり抜いた思わず食い付かずにはいられないような構造が詰め込まれています。そんなブルタンクには、まず大きく分けて3つの特徴があります。

1、とにかく重い

ブルタンクは一般的に販売されている他のルアーに比べると重く、1つの重さが全長約104ミリメートルに対して約38.5グラムなのです。数値だけではピンとこない方もいるかもしれませんが、これは1オンス=28グラムよりも重く、ルアーの中でもかなり重たい方に分類されます。

2、目立つ二つのメタルパーツ

トップ部分のアルミ製メタルパーツは水中でのダイナミックなアクションを可能にします。また、このメタルパーツが水面に触れ、勢いよく進む際に水面を泡立たせることで、周囲にその圧倒的な存在感を知らしめます。

そしてもう一つは尾びれの部分に取り付けられたテールパーツです。通常、ノイジーと呼ばれる音を発するルアーに分類されるブルタンクはこのテールパーツを使い、水中で大きな音を立ててバスを呼び寄せ、食らい付かせます。

3、最大の特徴、サウンド

メタルカップだけではなく、テールパーツではブロンズ(青銅)が使用されており、それらがそれぞれ水とぶつかり合う音や、金属的サウンドを周囲に響かせます。またボディの中では大玉のラトルが内部に沿うように設計された真鍮製のプレートの上を縦横無尽に駆け抜け、その音は後方の音響空間で増幅され、水中に響き渡ります。

ブルタンクは何故そこまで音にこだわるの?

音を立てることに意味はある?

魚を食らい付かせるならば、エサに見せる為にも静かな、大人しいルアーの方がいいのではないかとまず初心者は考えます。しかし、バスの習性を熟知しているからこそ、この音と水面の騒がしさが大物バスを食い付かせることをRAID JAPANは知っています。

バスは習性的に、とても縄張り意識の強い魚であると言えます。縄張り意識が強いという事は「その自分の大切な縄張りに何か余計なものが入ってきた」と気付かせることがとても重要なことなのです。

気付かせるための加工がたくさん

トップ部分にあるアルミパーツは障害物をかき分けるだけでなく、水の抵抗を受けて左右に大きく頭を振ります。それと同時に現れるたくさんの泡、そして極めつけはヘッド、テール、ボディの3か所から響く3パターンにも及ぶサウンドです。

こんなにも騒々しいものが自分の縄張りに入ってきたとあれば、その厄介者を縄張りから追い出さんとばかりにアタックしてくることは容易に想像が出来るでしょう。そうして大物バスがブルタンクにアタックをした瞬間、突然水柱が上がるほどの激しいファイトの始まりです。

ブルタンクを使う時に気を付けたい事は?

音が大きいからこそ気を付けたい事

先述の通り、ブルタンクの最大の魅力であり、武器となるのはその大きな音です。ヘッドからはポコポコした音を、テールからは独特の金属的サウンドを、そしてボディからも大きな音が水中に響き渡ります。

この音は、ルアーを捕らえやすいエサと勘違いさせるのではなく、まさに縄張り荒らしにケンカを売るように食いついてくるのを狙って作られています。つまり、あまり水自体の透明感のある場所などで使用するとその大きな音が仇となってしまう可能性も有りますので注意が必要になります。

ブルタンクの効率いい使い方って?

ならば音を活かした使い方を

ブルタンクを使用して大物バスを狙う際には、もちろんその釣り具が持つ特性を活かして使用する事が必要になります。そこで初めてブルタンクを使用する方にオススメするのが次の3つの使い方です。

1、ただ巻き

まず一つ目はただ巻き。言葉通り「ただ巻いているだけ」ですが、ブルタンクの装備であれば十分水面がざわつきますから、バスが水面に意識を持って行っていれば、きっとすぐにその音と動きに食らいつく事でしょう。ただし、あまりに単調な動きが故、ラインが水面に触れすぎないように注意する事も必要となります。

2、ストップ&ゴー

ただ巻きでもなかなか反応がない時はストップ&ゴーに挑戦です。読んで字の如く、リーリングとストップを意識して連続して行う事を差します。ただ巻きよりも静と動と意識しつつ行いましょう。そのメリハリが強い食い付きにつながるでしょう。

3、トゥイッチ

そして3つ目の使い方がトゥイッチです。別名「ドックウォーク」とも呼ばれるこのひょこひょことした動きがバスの興味をそそります。通常のルアーでも気になる動きであると言えるのに、更に使用しているのはブルタンクですから、その動きと音はきっと大物バスの興味を惹きつけずにはいられないでしょう。

ブルタンクを使う時にオススメのタックルは?

ブルタンクの重量に耐えられるタックルを用意しよう

最初に記載した通り、ブルタンクの特徴はその重さでもあります。一体1オンスを超えるその重量感のあるブルタンクを使用する場合は、普段使うようなタックルではなく、パワーのあるロッドが必要となります。

具体的に言うとロッドはMH(ミディアムヘビー)~H(ヘビー)アクション辺りのロッドを使用するとちょうど良く、またリールもベイトリールのギア比が低いものが良いとされるでしょう。数値としてはPEの3号以上だと水中にラインが沈みにくくて良いとされています。

ブルタンクの製品ラインナップ紹介!

ブルタンクは全部で何種類?

さて、百聞は一見にしかずという事で、ここでRAID JAPANから発売されているブルタンクの製品ラインナップを確認してみましょう。2018年10月現在、RAID JAPAN公式サイトにて確認が出来るブルタンクの製品ラインナップは5種類のようです。

ブルタンクを作成しているRAID JAPANの公式解説ページはこちら。

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