シーバスルアーおすすめ14選&選び方のポイント!人と同じルアーじゃだめ?

皆さんはシーバスと呼ばれる魚をご存知ですか?また、シーバス釣りに興味はおありでしょうか?興味はあっても釣り方やルアー選びでお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はそのような方々のために、シーバスの特徴や生態、釣り方から最新のルアー選びまで様々な情報をご紹介します。

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シーバスの特徴・生態

シーバスという名前の由来

シーバスとは和名でスズキのことを指します。しかし、実はシーバスとは正式な名称ではありません。「シー」は海、「バス」はブラックバスに代表されるバス類の魚という意味で、釣り人が「海にいるバス類の魚」であるスズキを「シーバス」と呼ぶようになったことに由来しています。

シーバスの特徴

スズキ目スズキ亜目スズキ科スズキ属に属する魚です。出世魚で30㎝以下をセイゴ、60㎝までをフッコ、それ以上のものをスズキとそれぞれ呼び、それらの総称がシーバスとなります。1m以上に成長する魚で、中には120㎝を超える大物も確認されています。

スリムな体型で背は黒く、腹部は銀色に光っています。小魚を丸呑みしやすいように受け口で大きな顎を持っています。歯は細かくやすり状で、ルアーを飲み込んだ際、ラインが歯で擦り切れてしまうことがあります。また、エラブタの縁が鋭くなっていたり、背びれに硬いとげが生えていたりと、けがをしやすいので触るときは十分に気を付けましょう。

シーバスの生態

北海道南部から九州まで、全国各地の沿岸域に、海外では朝鮮半島などに生息しています。日本ではマルスズキ、タイリクスズキ、ヒラスズキが有名です。マルスズキとタイリクスズキは淡水の耐性が強いため、大きな河川が流れ込む内湾や河川内で姿を見ることができます。対してヒラスズキは海水傾向が強く、磯やサーフに生息しています。

食性は肉食で、小魚や甲殻類などを捕食します。良く動くものを餌と認識し、食いつくと言われています。また、小型のうちは甲殻類や肉食魚が天敵とされていますが、成長し大型になると天敵はほぼいなくなります。

シーバスルアーの種類

ここからはシーバスルアーについてご紹介します。ルアーと言っても様々な種類がありますが、シーバス釣りにおいては、大きく分けて6種類存在します。どれを使用するかは魚のいるレンジや天候など、状況ごとに判断しましょう。

トップウォーター

水面もしくは水面近くを泳ぐタイプで、代表的なものとしてペンシルベイトとポッパーがあります。ペンシルベイトは名前の通り鉛筆のような形をした’ルアーで、流れに身を任せるように泳ぎます。ポッパーは特殊な形状の口をしており、水に入れると「コポッコポッ」とポップ音を立てることが特徴です。

シンキングペンシル

ペンシルベイトの中でさらに小さく種類別されたものです。水面より少し下をトレースし、止めていると沈みます。対照的なルアーとして、止めていると浮くタイプのフローティングペンシルも存在します。

フローティングミノー

シャローレンジ(浅場)で使用するタイプで水面数十㎝~1m程度をトレースします。引くことで一定の水面を泳ぎ、止めると浮く仕様になっています。リップが付いているものとないものがあり、付いているほうが深く沈みます。

シンキングミノー

中層(水面に近いレンジ)からボトム(底)までをトレースします。こちらもシンキングペンシル同様、止めていると沈みます。カウントダウン(着水後秒数を数えてルアーの水中での深度を測ること)を行うことで、ボトムを探ることが可能です。

バイブレーション

主に水面1m程度(中層近くのレンジ)~ボトムをトレースする、全層で使用することのできるルアーです。ミノーに比べて遠くに飛ばすことが容易で、向かい風の時に効果を発揮します。ボトムまで探ることが可能ですが、海底の引っ掛かりには要注意です。

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