キャンプ初心者向け道具の選び方
キャンプ用品は星の数ほど存在します。その中から良いものを選別するには一定の基準を持つことが大事です。ここでは初心者の方のために道具選びのポイントについてご説明します。
ポイントその1:キャンプスタイルを決める
キャンプと一口に言ってもスタイルは様々です。ロースタイルでゆったりと過ごすのか、はたまたハイスタイルで食事をとことん楽しむのか。最近は椅子を使わず地べたに座るお座敷というスタイルもあります。また、人数もソロで行くか多人数で行くかで必要な道具が変わってきます。道具を選ぶ前に、まずは自分が理想とするキャンプスタイルを考え、方向性を決めましょう。
ポイントその2:何が必要か確認する
キャンプスタイルが決まったら、次はスタイルごとに必要なものは何か確認しましょう。例えばハイスタイルであれば、調理用に足の長いチェアやテーブルが適しています。逆にロースタイルであれば、くつろぐために足の低いものを用意するとよいでしょう。自分の目指すキャンプスタイルさえ決まっていれば、何が必要かおのずと見えてくるはずです。
ポイントその3:目で確認する
必要な道具に目星を付けたら、今度はその道具の機能を確認しましょう。ブログやSNSなどで使用している人のコメントを見る、動画サイトで使っている様子を確認する、実際に店舗に行って実物に触れてみる、などの方法で自分の目で判断するとよいでしょう。
ポイントその4:比較する
似たような道具を比較して判断することも重要です。値段や見た目だけで選ばず、機能性や耐久性も考慮に入れましょう。また、口コミやレビューも参考にして、より良いものを取捨選択していきましょう。
ポイントその5:あやしいものは避ける
中には値段が極端に安いものや、聞いたこともない無名メーカーの商品があります。安さや物珍しさから興味本位で購入し、後から無駄なものを買ってしまった…と後悔するケースも多々あります。少しでもあやしいと感じた商品は、なるべく避けるようにするのが無難でしょう。
初心者向けのキャンプ場の選び方
道具選びも大事ですが、キャンプ場選びも同じくらい重要です。初めてのキャンプを楽しい思い出にするためにも、どこでキャンプを行うかしっかりと考えましょう。それではキャンプ場を選ぶ上でのポイントをご紹介します。
ポイントその1:距離で選ぶ
通常、キャンプ場への移動は車で向かいます。そのため、移動時間がかかるだけでなく、最悪渋滞に巻き込まれてしまう恐れもあります。帰りの移動時間や交通状況なども視野に入れて、まずは近場をキャンプ地とする方が無難です。
ポイントその2:設備や施設で選ぶ
キャンプ場で利用できる施設にどのようなものがあるか抑えておくことも重要です。水場や炊事場の有無、トイレは水洗式か、シャワールームや入浴施設は使えるか、など必要な設備を事前に確認しておきましょう。
ポイントその3:人数で選ぶ
一緒に行く人数も考慮に入れましょう。例えば、家族で行く場合は子供が安心して過ごせる高規格キャンプ場がおすすめです。グループで行く場合は大人数向けの区画が用意されたキャンプ場がよいでしょう。また、ソロで行く場合は自分好みの場所をを選択できるのが魅力です。
ポイントその4:予約可能か確認する
キャンプ場はいきなり行けるわけではなく、事前予約が必要です。特に行楽シーズンになると、どこも満員で予約が取れない…となる恐れもあります。そうならないために、早めにサイトをチェックして空きがあるかどうか調べておきましょう。
初心者向けキャンプに必要な道具①:テント
ここからは必要なキャンプ用品をご紹介します。まずはマストアイテムのテントから。野宿で寝泊まりする際、雨風から身を守る家の役目を果たします。種類も様々で、ドーム型やワンタッチで広がるもの、長期滞在向けのロッジ型やシンプルな構造のワンポール型などがあります。いずれもサイズや組み立て方などが異なるので、店頭やキャンプ場のレンタルなどで一度試してみるのもよいでしょう。
テントについてはこちらの記事でも詳しく紹介しております。ぜひ参考にしてみてください。
初心者向けキャンプに必要な道具②:マット
寝心地をよくするためテントの中に敷きます。また、地面からの冷気を遮断する役目もあり、冬場は特に重要なアイテムです。種類は大きく分けて3つあり、断熱素材を使ったウレタンマット、空気を入れて膨らませるエアーマット、自動で膨らむインフレータブルマットがあります。
選び方としては、やはり一度横になって確かめてみることが一番でしょう。どれだけ高性能であっても、寝心地が悪ければ使い物になりません。また、夏以外のシーズンでの利用を考えるなら断熱性能も考慮に入れておくことをおすすめします。
初心者向けキャンプに必要な道具③:ペグ&ハンマー
テントやタープを固定するために必要です。通常、メーカーのエントリーモデルのテントを買うと、ペグとハンマーが付属品としてついてくることがあります。しかし、付属品のペグはプラスチック製で使い勝手が悪く、地面に打ち込むのが大変です。そのため、丈夫な材質で繰り返し使えるものを別途購入しておくとよいでしょう。