合成樹脂やラバーでできた柔らかいタイプのルアーです。ソフトベイトとも呼ばれています。バイブレーション同様全層でのトレースが可能で、他のハードルアーでは反応がないときなどに使用すると役立ちます。
シーバスルアーのカラー選び
シーバスルアーは1つのルアーに対してカラーが豊富にあり、最初のうちはどれを選べばよいかわからない、という方が多いかと思います。また、釣れるかどうかにカラーは関係しないという意見もありますが、実際のところはどうでしょうか。
一説によると、シーバスは色盲で色を認識できないと言われています。しかし、カラーによって見えるシルエットの大きさがが異なり、食いつき具合が変わるという意見があります。また、水の透明度によって見えやすさが変わるともいわれています。そのため、アピール色の強いものや餌に似たものなど、複数のカラーを用意しておくとよいでしょう。
シーバスルアーの選び方のポイント
種類とカラーは理解したけれど、他に選ぶ際のポイントはないの?という方のためにご紹介します。シーバスは時間帯によって泳ぐレンジ(深度)が変わります。具体的には、昼は深場に、夜は水面近くにレンジを変える傾向があります。そのため、日中は水中に深く沈むタイプのものを、夜間は水面に浮くタイプのものを使用するとよいでしょう。
また、マッチ・ザ・ベイトを意識してみましょう。マッチ・ザ・ベイトとは、捕食対象となる餌と同じような色、大きさ、形をしたルアー使うことです。シーバスの捕食対象はイワシや小アジなどで、それらに似たルアーを選ぶとよいかと思われます。ただし、場所や天候、時期によって捕食対象が変わるため、その都度適したルアーを用意しましょう。
初心者におすすめ!シーバスルアーメーカー⑦選
ここからはルアーのご紹介になります。まずはメーカーを知っておきましょう。シーバスルアーを開発しているメーカーは数多く存在しますが、今回はその中でも人気の高いブランドを7つご紹介します。
①:アイマ(ima)アムズデザイン
数多くのラインナップをそろえる有名ブランド。サスケシリーズやコモモシリーズが有名です。少々値段はしますが性能は折り紙付きで、初心者の方はとりあえずこのメーカーを選んでおけば間違いなしと言われています。
②:ダイワ
シーバスルアーの黎明期から手掛けている大手メーカーです。また、大野ゆうき氏や高橋慶朗氏などの有名プロが監修したルアーを続々と世に送り出しています。ショアラインシャイナーシリーズが主力商品です。
③:タックルハウス
主にソルトルアー(海で使用するルアー)の製造販売を行っています。リップレスミノーを初めて開発したメーカーで、世界で初めて重心移動ウェイトシステムを開発した革新的なメーカーでもあります。TKLMシリーズが有名です。タックルハウスのルアーについてはこちらの記事でも紹介しておりますので、タックルハウスに興味のある方はぜひ読んでみてください。
④:ラッキークラフト
アメリカ産の海外ブランドです。ブラックバス釣りにおいてかなりの有名どころで、淡水用のバスルアーを主力としています。その中のいくつかがシーバス用に流用され、ワンダーシリーズなどがヒットしました。
⑤:DUO
90年代後半からルアー製造を続けているメーカーです。高いクオリティーとカラーリング技術で国内外共に高い評価を得ています。ヒラメ釣り用のルアーが人気ですが、シーバスルアーではマニックシリーズが有名です。