キャンプ道具を一式そろえるといくらくらいかかる?アイテムごとにご紹介

最近はシーズン問わず人気のキャンプ。皆さんの周りでもキャンプを楽しんでいる方々も多いのではないでしょうか。キャンプしてみたいけど、なんか準備が大変そうだなというイメージがありますよね。今回は、初めてキャンプ道具をそろえたい方に向けて、どんな道具を選んだらいいのか、また価格はどのくらいなのかをアイテムごとにまとめてみました。

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そろえたい道具リスト

さあキャンプに行こう!と意気込んでも、なにを用意したらいいのか戸惑いますよね。ひとまず、最低限必要な物を用意しましょう。

  • テント
  • マット類
  • 寝袋
  • ランタン
  • テーブル&チェア
  • バーベキューコンロ(焚き火台)
  • クーラーボックス
  • 食器類

あげればキリがありませんが、ひとまずここまでそろえたらキャンプは実行できます。

キャンプ道具選びのポイント

使ったことのないものを選ぶのですから、周りにキャンプに行く人がいるのであれば聞くのが一番です。お店の人にたずねるのもいいでしょう。決め手に欠けるのであれば、デザインで選んでしまうのも一つの方法です。自分の気に入ったものを選んでしまってもいいですね。

キャンプ道具・テントはどう選ぶ?

耐水圧とは

テント選びは、キャンプの準備の第一歩です。キャンプでのテントの中は最もくつろぐ場所となります。形状にも様々なタイプがあり、設営のしやすさや背の高さも色々あります。大事なポイントは、そのテントの『耐水圧』です。耐水圧とは、生地に染み入ろうとする水の力を抑える力のことで、単位はmm(ミリメートル)です。つまり、どのくらいの防水ができるのか数値でみることができます。ちなみに一般的なナイロンの雨傘の耐水圧は250ミリ程度で、強い雨に耐えられる耐水圧は1,500ミリ程度です。そのため、テントでも耐水圧1,500ミリ以上のものを選ぶことがおすすめです。

使用人数や形状で変わってくる

何人でキャンプするかによって、テントの大きさが変わってきます。1~2人用のコンパクトなタイプもあれば、7人以上で使用できる大型のタイプもあります。形状としては、一般的なドーム型のものや、テント前面にタープ部分が一体化したツールームテント、インディアンテントとも呼ばれるワンポールテント(ティピーテントとも呼ばれます)、小屋の形をしたロッジ型テントなどがあります。どのタイプも、使用人数によって大きさも色々あります。

テント選びのコツ

最初にテントを選ぶ際は「とりあえず」安いものを選びがちです。価格というのは買い物をする上でとても重要ですが、テントにおいては性能を重視していただきたいですね。保障はどうなっているかなどもポイントの一つになります。使用人数、耐水圧も考慮して、素敵なテントを選んでください。次の項目でおすすめテントをいくつか紹介します。

テントの詳しい選び方については、こちらの記事でも紹介しています。参考にしてみてくださいね。

キャンプ道具・テント コールマン

キャンプ初心者でも聞いたことのあるメーカーだと思います。キャンプメーカーの大手コールマンのテントをおすすめします。初心者からベテランまで広く支持されているコールマン。コールマンのテントの特徴は、キャンプ初心者でも手を出しやすい価格帯のものも、ベテラン向けの高性能モデルも、非常に幅広く揃っている点です。またデザインも豊富で、ベーシックな色味のものもあればポップな配色のものもあります。さらにコールマンは、テントの設営方法などのレクチャーをしてくれます。定期的にイベントを開催し、キャンプのノウハウや楽しさを伝えてくれています。耐水圧においても、入門レベルのテントでも1,500ミリの耐水圧があり、最上級モデルでは3,000ミリの耐水圧を誇ります。コストパフォーマンスのいいテントだといえます。

コールマンのテントのおすすめポイント

コールマンのテントのおすすめポイントを紹介します。種類が豊富すぎてすべては紹介できないので、今回は一般的なドーム型テント『タフドーム』のおすすめポイントの紹介です。まず出入り口が広く、かがまずに出入りが可能です。テント内の天井も高く、広く室内を使えます。風が通り抜ける構造で、空気の流れを作り出しています。アシストグリップで一人でも設営が可能です。耐水圧が高いのは上述の通りですが、風速20メートルにも耐えられる構造となっており、雨にも風にも強いテントといえます。

コールマンのテントの価格帯(2018年10月現在)

この扱いやすいドーム型テント『タフドーム』の価格帯を紹介します。コールマンのオンラインショップでの価格です。
・タフドーム/240(2~3人用) 26,784円(税込)
・タフドーム/3025(4~5人用) 34,344円(税込)
・タフワイドドーム4/300(4~6人用) 39,744円(税込)
オンラインショップの他にも楽天やAmazonでも取り扱いがあり、価格はセールなどでも変動があります。また一般のスポーツ用品店・アウトドア専門店でも取り扱っているので、実物を見ながら検討してみて下さい。

キャンプ道具・テント スノーピーク

アウトドアメーカーの中でも高い品質と人気を誇る国内メーカーです。

テントは一日遊んで疲れた身体を休息させる快適なベッドルームでなければならない

引用:スノーピーク公式HP

テントを構成するパーツ一つひとつを徹底的に検証し、生地やその厚み、織り方まで決定しています。キャンプ初心者から上級者まで、各人のレベルで選ぶことのできるように『エントリー』『スタンダード』『プロ』と3タイプのモデルを用意しています。分かりやすいですね。これからキャンプに挑戦する場合は『エントリー』のモデルを選べばいいわけです。エントリーモデルだからといってスペックに妥協があるわけではないのでご安心下さいね。

スノーピークのテントのおすすめポイント

スノーピークの品質へのこだわりは、手を抜くことを知りません。そのこだわりこそが快適なキャンプへと導いてくれるのです。スノーピークの製品は『永久保証』が付いています。購入後に不具合があれば、製造上の欠陥が原因の場合は無償で対応してもらえます。さらに使用後に濡れてしまったテントを完全に乾燥し、たたんで送ってくれるサービスもあります。気になる耐水圧は『○○mmミニマム』という表示をされています。これは『どこを測っても最低これくらいの耐水圧がありますよ』という意味です。品質にこだわるスノーピークらしい表示です。テントの骨となるポールも、軽さと強さが自慢のジュラルミンでできています。風で折れる心配も低いですよね。テントの高さが低めなのは風の抵抗を受けにくくするためで、強風対策もばっちりです。

スノーピークのテントの価格帯(2018年10月現在)

スノーピークのテントも多種多様です。その中で今回は、エントリーモデルの『アメニティドーム』のスノードームのオンラインショップでの価格を紹介します。
・アメニティドームS(2人用) 27,600円(税抜)
・アメニティドームM(5人用) 32,800円(税抜)
・アメニティドームL(6人用) 44,800円(税抜)
スノードームのテントは比較的高額なものが並ぶ中でも、エントリーモデルのアメニティドームは手の出しやすい価格設定となっています。もちろん品質が劣っているわけではありません。こちらも、各ネットショッピングサイトやスポーツ用品店での取り扱いがあります。

キャンプ道具・テント ホールアース

ホールアースとは、2017年に立ち上げられた割と新しいアウトドア用品ブランドです。色味がナチュラルで主張しすぎない商品が多く、落ち着いた雰囲気が好きな方にもおすすめのブランドです。みんなでアウトドアを自由に楽しもうというスタイルを提案しているホールアース。お手頃価格ですが機能性が抜群でセンスも抜きん出ています。

ホールアースのテントのおすすめポイント

ホールアースのテントの代表格のひとつである『EARTH DOME(アースドーム)』についてのおすすめポイントを紹介します。エントリーモデルと銘打っておりますが、かなりの高スペックです。まず2018年モデルより、火の粉が降ってかかっても燃え広がりにくい難燃焼性生地が採用されています。また何といっても耐水圧の高さが特徴で、外側に被せるフライシートの耐水圧は3,000ミリを誇ります。通気性も抜群で、前後の出入り口2カ所、左右のサイドに2カ所、上部に2カ所とかなりの通気性の良さを実現しています。EARTH DOME 270Ⅱは2017年モデルでEARTH DOME 270Ⅲは2018年モデルですが、Ⅲはポールがジュラルミン製となっており、およそ4kgの軽量化と強度のアップを行っています。(EARTH DOME 300Ⅱは2017年リリースですがポールはジュラルミン製です。)

ホールアースのテントの価格帯(2018年10月現在)

・EARTH DOME 270Ⅲ(4~5人用) 36,000円(税別)
・EARTH DOME 300Ⅱ(4~6人用) 41,000円(税別)

ホールアースはオンラインショップがなく、ネットショップでも取り扱いが少ないです。実店舗では、スポーツ用品店のゼビオグループで取り扱いがあります。

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