キャンプ用テントおすすめ20選!その種類から選び方まで大公開!

キャンプにはテントは絶対欠かせないアイテムです。ではキャンプ経験者の方はテントをどのように選びましたか?もちろん何となくではないですよね。テント選びにはやはりいくつかポイントがあるのです。テントについて経験者の方もビギナーの方も改めて見なおしていきましょう。

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テントを買う前に

テント選びは慎重に

ひとくちにテントと言ってもさまざまな種類があります。いざテントを購入する際も、使用人数や目的などよって適したテントは異なりますし、テントそのものの形もバラエティに富んでいます。それではテントの形や構造の違いといった種類から、選び方のポイントまで順に見ていきましょう。

テントの種類①ドーム型・吊り下げ型

テントの定番のドーム型

ビギナーからベテランまで、テントと言えばとりあえずコレと言えるほどの定番が、このドーム型です。テント本体のスリーブ(筒状の部分)に交差した複数のポールを差し込んで骨組みにする構造です。文章で書くとちょっと複雑なようにも感じますが、実は設営は慣れればとても簡単で、収納サイズも小さいため初心者や女性でも安心して使えます。

ソロタイプから複数人用まで、多くのバリエーションで各メーカーが商品展開しているので選択肢も多く、設営場所の条件もあまり気にしなくてすむというようにメリットが多いのですが、構造上テント内の居住空間はあまり広く取れず、夏場は内部が蒸れて暑くなる場合もあるので、通気孔やネットで換気ができるタイプを選ぶとよいでしょう。

楽々設営の吊り下げ型

外側に組み立てたポールの骨組みに、テント本体をフックで吊り下げるようにして設営するテントです。メリット・デメリットはそれぞれドーム型とさほど変わりませんが、ドーム型のようにポールをスリーブに差し込む手間がいらないので、設営はドーム型よりもさらに簡単、かつ一人でも素早く設営できるというのが最大の特徴で、ソロキャンパーや山岳キャンプでは根強い人気があります。

テントの種類②ツールーム型・ロッジ型

快適キャンプのツールーム型

ドーム型テントを大きくして、完全に仕切られたいわゆる寝室部分だけでなく、広いスペースを一体化させて設けてあるタイプのテントです。この居住性の高いいわゆるリビングスペースがあることで、急な雨などの天候の変化にも対応しやすく、またそこで料理やティータイムを楽しむこともできます。

ただし構造上、テントのシート部分が大きく、骨組みのポールの数も多いので、収納時のサイズが大きく、重くなってしまうのと、初心者は事前に設営練習は必須と言われるほど、設営が少し複雑で時間もかかるため、ビギナーはベテランを含んだ複数人でのファミリーキャンプやグループキャンプで設置になれるようにしましょう。

広々家のような安心感のロッジ型

ロッジの名の通り一つの小屋のような形状をしたテントです。大人でもテントスペース内を立ったまま移動できるくらいの空間と広い居住スペースが確保できる、他人数のキャンプ向きのテントです。構造的に大きい分、設営にはある程度の慣れは必要ですが、ツールーム型ほど難しくありません。

収納時のサイズがツールーム型よりさらに大きく、重くなり、価格もかなり高めものが多いので、ここ数年は敬遠されがちでしたが、近年のグランピングブームの影響もあって再び注目を集め始めています。(グランピング:グラマラスとキャンピングを合わせた造語。贅沢、優雅にアウトドアを楽しむキャンプのこと)

グランピングについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

テントの種類③ワンポール型・ワンタッチ型・特殊型

お洒落で個性的なワンポール型

中央に建てた一本のポールでテントを支えるタイプのテントです。ティピーと呼ばれる、ネイティブアメリカンが移動住居として使っていたテントを模しているのでティピー型とも言われます。安定性があり、設営も比較的簡単ですが地面にペグ(杭)を打ちこんでテントを固定しなくてはいけない手間があります。

三角形の可愛らしい見た目に加え、テント生地にカラフルなデザインが施されたお洒落なものもあって人気も高く、小型のものから多人数用の比較的大型のものまでありますが、構造上、内部の居住性は若干劣ります。

設営手間いらずのワンタッチ型

ポールを組み立てたりスリーブに通したりという手間が一切いらず、収納袋から取り出して広げるだけでワンタッチ設営できるとても便利なテントです。夏場の日よけ目的だけでなく、テント泊にも十分使えるモデルもたくさん登場しています。

価格も比較的安価なものも多く、設営に手間をかけたくない場合やビギナーにはありがたいテントですが、ワンタッチで展開できるシステムが組み込まれている構造上、内部のフレームをいじりにくいため、ポール破損など故障した際のメンテナンスキットによる個人での修復が難しい場合もあります。

テントの選び方①人数・大きさで選ぶ

最も重要な使用人数

市販のテントには何人用なのかの目安がスペックとして表記されていますが、あくまでそれは最大収容人数だと考えましょう。荷物スペースなども入れると、最大人数での使用はかなり窮屈になる場合もあるので、余裕をもってテント泊を楽しむには最大人数マイナス一人での使用がおすすめです。5~6人用とある場合は5人で使用するのがよいですね。

ソロキャンプならドーム型を

多人数で、移動に自動車やバイクなどを使うキャンプではテントの収納サイズや重さにまではあまりこだわる必要はないですが、ソロトレッキングや登山を伴うキャンプでは、収納サイズが小さく軽量で持ち運びが容易なドーム型や吊り下げ型のテントを選びましょう。

テントの選び方②設置のしやすさで選ぶ

最初は設営カンタンなものを

テントの設営難易度は、テントの種類の所でもお話したように、種類によってかなり差があります。ビギナーの方はドーム型などの持ち運びや設営が簡単で、設置場所の条件にもあまりこだわらなくてすむテントを選ぶようにしましょう。

ツールーム型など設置にコツがいるようなテントはできるだけ最初は避けて、キャンプに慣れてきたら、改めてそういった設営にちょっとコツがいるテントに挑戦してさらに快適なキャンプができるようになるとよいですね。

非自立式か自立式か

自立式と非自立式という分類について少し説明しておきます。非自立式は大き目のテントなどでポールにつなげたロープを地面にペグで打ち込んで固定しないとテントが立たないものです。自立式はドーム型やワンタッチ型のようにテント本体に通った湾曲したポールのテンションだけでテントを立体的にするものでテントを立てること自体にペグを打つ必要がありません。

つまりドーム型やワンタッチ型は場合によってはコンクリート地面などでもテントを張ることができるので場所を選びません。それでも風が強い場合はロープやペグでテント本体を地面に固定しないと飛ばされてしまうこともありますが、通常はペグ打ちにこだわる必要はないので、そういった点でもドーム型テントはとても設営しやすいテントと言えます。

テントの選び方③予算で選ぶ

メーカーによる価格の違い

テントの価格はもちろんその性能やサイズによって変わりますが、メーカーによっても展開している価格帯に違いがあります。

一般キャンプ向けメーカー(比較的お手頃価格)

  • ロゴス
  • キャプテンスタッグ
  • キャンパーズコレクション
  • ノースイーグル など

高スペック専門メーカー(比較的高価格)

  • モンベル
  • スノーピーク
  • ダンロップ
  • ogawaテント など

予算とあとはお好みで

一般キャンプ向けメーカーのテントも、低価格とはいえ通常のキャンプ使用においては十分な性能を持っていますし、高スペック専門メーカーは、登山や冬などの厳しい条件でのキャンプも想定した性能で商品展開をしているので価格も高くなりますが、もちろん一般キャンプでビギナーが使えないわけではありません。

最初から必要以上に高性能・高価なテントを選ぶ必要はありませんが、高スペックなメーカーのテントには機能美という点でデザイン性にも優れたモデルがたくさんありますので、そういった点にもこだわりたい人はお財布の中身と相談してテント選びをしてもよいですね。

テントの選び方④お洒落さ・デザインで選ぶ

キャンプをするなら、自分のお気に入りのお洒落なテントを使いたいですね。近年はテントの種類の所で紹介したティピー型テントなど一目でかわいらしい個性を発揮できる形のものや、ドーム型でも単色ではなく迷彩柄のものなどデザインに凝ったものも展開されています。

キャンパーの中にはドーム型テントの湾曲したポールの重なりによって作られた滑らかな曲面形状と幾何学模様がたまらなく好き、というもはやマニアのような人もいるようですが、自分が想定する基本的な使用条件をクリアしたものの中から、自分なりのお洒落のこだわりでテント選びをするのもキャンプの楽しみ方の一つです。

テントのスペック表は耐水圧にも注目

耐水圧とは

耐水圧とはその素材がどのくらいの水の圧力に耐えられるかということを数値化したもので単位は㎜で表されます。もっと簡単に言うと、どのくらいまでなら水が裏側までしみこんでこないかということを表したもので、実際の雨の例で言うと、普通の傘の耐水圧は300~500㎜といわれています。目安としては小雨なら500㎜、普通の雨なら1000㎜、強い雨なら1500㎜の耐水圧があれば通常はしのげると言われています。

野外で使用するテントにおいても、この耐水圧のスペックは非常に重要です。テントの耐水圧はメーカーやモデルによってもちろん異なりますがだいたい1000〜3000mmといったものが多いので、たいていの雨ならしのげる作りになってはいますが、実際にテントを購入する際は、そのテントがそのくらいの耐水圧性能を持っているのかということはしっかり把握しておきましょう。

おすすめテント20選①ドーム型

コールマン ツーリングドームST [1~2人用]

【耐水圧:約1,500mm(フロア:約1,500mm)】【使用時サイズ:約210×120×100(h)cm】【収納時サイズ:約半径23×54cm】【重量:約4.4kg】

入口が広い作りで、入り口前の前室も高い作りになっているので、出入りも楽々、開放感ににあふれています。収納もとてもコンパクトで、もちろん設営も非常にしやすいドームテントです。(メーカー価格:¥17,064(税込)2018/10/16現在)

今年からソロキャンプを初めようと、購入しビックリ!まず収納した状態がコンパクト!そして設営も1人で簡単楽々にできました。(引用:Coleman Online Shop

ノースイーグル ミニドーム200[2~3人用]

出典:Amazon

【耐水圧:フライシート約1,000mm・フロア約1,500mm】【使用時サイズ:約200×200×130(h)cm】【収納時サイズ:約17×17×53cm】【重量:約3.4kg】

2本のポールで組み立てるとてもシンプルな構造で収納もコンパクト。フライシートは耐水圧1500㎜に加え、紫外線を約90%カットするUVカット素材を使用し、夏の日差しや雨の日も安心して使用できます。。(メーカー価格:オープン価格2018/10/16現在)

夏キャンプで使用しました。 フライとインナーがきちんと分かれており、通風孔も防水を考えられた作りで、通気性も抜群でした。 雨の日のキャンプで使用しましたが、フライの防水もしっかりしており、雨漏りはしませんでした。 作りが簡単で、すぐに組み立てられるのもいいところでした。引用:Amazon

コールマン  タフワイドドームⅣ/300[4~6人用]

出典:Amazon

【耐水圧:約2,000mm】【使用時サイズ:約300×300×180(h)cm】【収納時サイズ:約25×75cm】【重量:約10.6kg】

インナーテント上下部に設けられたメッシュからの換気で、蒸し暑い夏でも快適に過ごせる構造です。テントの上部がフレームで押し上げられていて、床面積の広さだけでなく大人が立って移動できるだけの高さも十分確保しており、ゆったり過ごすことができます。(メーカー価格:¥39,744(税込)2018/10/16現在)

スノーピーク アメニティドームM[5人用]

出典:Amazon

【耐水圧:フライシート約1,800mm・フロア約1,800mm】【使用時サイズ:約265×265×150(h)cm】【収納時サイズ:約74×22×25cm】【重量:約8kg】

防水性、耐久性、快適性にこだわった高スペックでありながら、その扱いやすさとお手頃価格で、ベテランキャンパーだけでなく、ビギナーの入門用テントとしても最適な、スノーピークのベストセラーテントです。(メーカー価格:¥32,800 (税別)2018/10/16現在)

今回初めてテントを使用しました。1人でテントを建てるにあたり簡単に出来た作業性が良い事、購入したテントは、5人用ですが、大人4人と荷物を入れても余裕があり、大人5人も十分かと思う広さでした。満足するものでした。引用:Amazon

ogawaテント ピスタ5 [5人用]

出典:Amazon

【耐水圧:フライシート約1,500mm・フロア約1,500mm】【使用時サイズ:約270×270×175(h)cm】【収納時サイズ:約80×23×23cm】【重量:幕体/約5.5kg・ポール/約2.5kg

設営と撤収が簡単かつスピーディーに行えるシンプルなクロスフレーム構造のベーシックなモデルです。防水性、快適性など基本性能も十分で、グループやファミリーキャンプにとても適しています。(メーカー価格:¥62,640 (税込)2018/10/16現在)

雨にもまマケズ キャンプに出かけ使用しましたが、安心して使用できます。 現地でいきなり組み立てましたが 簡単に立ちます、帰って乾かす為もう一度立てましたが簡単に立つのであまり苦になりませんでした 引用:Amazon

おすすめテント20選②吊り下げ型

モンベル ムーンライト1型[1~2人用]

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