桔梗の花言葉⑥執念
「執念」は桔梗のイメージには意外性を感じる強い言葉です。これも昔、桔梗という女性が戦へ送り出した恋人を生涯待ち続けたという言い伝えから生まれたものです。可憐なイメージの桔梗が持つ芯の強さをあらわしています。
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桔梗の色別花言葉
青色や紫色が一般的ですが、桔梗には白やピンク色もあります。ここでは桔梗が持つ色別の花言葉をそれぞれ紹介します。なかには「薄幸」という後ろ向きな意味の言葉もあるので、桔梗の花を贈るときに参考にすると良いかもしれません。
桔梗の色別花言葉①紫と青は「気品」と「高貴」
青や紫の深い色合いは気品が漂い、紫色を高貴な色とした時代の背景もうかがえます。この花の持つ印象をそのまま花言葉にしたような一体感があります。花の色が濃いほど「気品」と「高貴」の印象も色濃く感じられます。
桔梗の色別花言葉②白は「清楚」と「従順」
とりわけ清々しい美しさの白い桔梗は光に目映く輝く純真な花の印象を受けます。「清楚」は野山に静かに咲く姿がしっくりきます。「従順」は、主に忠実に付き従うというよりは、素直な心を持って協調性を大切にするというイメージで、プラスに考えると良いでしょう。
桔梗の色別花言葉③ピンクは「薄幸」
ピンクの桔梗は儚げで弱々しい美しさを持っています。もともとは山野草でひっそりと咲く希少種、そういった印象もあってか「薄幸」という花言葉を持ちます。憂いのある美しさのイメージです。可愛いピンクの桔梗ですが、贈り物にするには気をつけたほうが良さそうです。
日本と異なる外国の花言葉
桔梗は西洋でも愛されている花で花言葉もいくつかあります。日本と同様に「誠実」を意味するものが多いなか、ひとつだけ日本にはない「友の帰りを願う」があります。
桔梗の英語名「balloon flower 」
桔梗は風船の形に見える蕾から「Balloon flower(バルーンフラワー)」という英語名が付けられています。また、鈴を逆さにしたような形から「Chinese bellflower(チャイニーズ・ベルフラワー)」とも言われます。
学名「Platycodon garandiflorum」 は英語ではなくギリシャ語で「Plati-codon=開いた鐘」「grandi-florum=大きな花」という意味の言葉から付けられた名前です。
桔梗の花言葉はほぼ日本と同じ
西洋での桔梗の花言葉は「honesty」「endless love」「obedience」と日本とほぼ同じです。そして「endless love」には日本と同じように恋人を長い間想い続ける女性の話が伝わっています。