大麻の効能とは?医療用として活躍?副作用や他の違法薬物との違い

近年では「医療大麻」の合法化するための動きも

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近年のアメリカやカナダなど各国が合法化する波を受けて、日本では医療用大麻として法を変えようという動きが起きました。

また、日本では二人に一人が発病すると言われる癌の治療にも有効という点で関心は高まり、大麻を必要としている人がいる、大麻は必要な物だと謳われ認識を変えようとする動きが見受けられます。

大麻には効能があるも現状は規制の方針は変わらず?

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日本では法律によって、大麻から製造された医薬品の施用は出来ないのが現在の状況です。しかし、他国では大麻の効能は裏付けられ医療用や嗜好品としての使用が許可されているのです。

大麻の合法化により犯罪抑止や、他のハードドラッグの使用を緩和した例もあります。

一部地域では大麻に対する法規制緩和の動きが

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ヨーロッパでは、ヘロインなどのハードドラッグによる中毒者が増えていました。その問題を解決するために身体への害が少ない大麻を規制緩和することで中毒者を減らしたと言う話があります。

カナダでは国が大麻を管理することで、若者と薬物の繋がりを断つことや、犯罪組織などのブラックマネーを取り上げることができると言う理由で認められました。

日本やWHOは規制緩和には賛成ではない

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日本では、なぜ使用が認められないのか?それは法律でNOと決まっているからです。また、国内の法律だけではなく国連が定める「麻薬単一条約」で規制され多くの国連加盟国が批准しています。

さらに、WHO(世界保健機関)も「常習性の薬物は何であれ、人の健康に良くないと考えている」として、嗜好用の大麻の合法化を奨励していません。

大麻は世界でどういった認識なのか

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日本では違法として厳しく取り締まられている大麻ですが、世界ではどういった認識なのでしょうか?日本人と他国の人ではどういった認識の違いがあるのかを紹介します。

アメリカでの大麻

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アメリカでは近年、合法化する州が増えてきています。日本では麻薬や違法薬物としてのイメージが強いのが現状ですが、アメリカでは大麻を「タバコみたいな気軽な存在」と語る人少なくありません。

大麻の効能を楽しむ人が多く、その意見は個人によって差はあるものの比較的、寛容なことがわかります。

カナダでの大麻

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2001年より医療用大麻が合法だったカナダでは、2018年6月に嗜好品の大麻の所持と使用を許可する法案が可決しました。大麻の効能ではなく、犯罪抑止のために合法化へ踏み切ったのです。

カナダ人の中には「タバコは吸わないけど、大麻は吸うよ」と言う人もいるのだから驚きです。大麻から得られる効能を遊びとして楽しむ人も多く、有益な効能も広く認知されているのが特徴です。

世界で開かれる大麻フェスティバル

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大麻は隠語で420(フォートゥウェンティ)と呼ばれます。カリフォルニア州の学生が放課後の午後4時20分に大麻を吸う目的でルイ・パスツールの銅像の前に集まった時間が由来です。

そのフォートゥウェンティにちなんで、4月20日に世界各国で「420(フォートゥウェンティ)」と呼ばれるフェスティバルが開催されています。

NEXT カナダでの参加者はなんと一万人超