ハッカ油の虫除けスプレーの作り方!使用上の注意や効果と活用法を紹介!

ハッカ油は虫除けの効果があり、天然由来の成分で作ることができるので体に害がなく安全に使用できるのが魅力の1つです!この記事では、ハッカ油で作る虫除けの作り方や使用上の注意点、効果が無いという声の真相の検証と虫除け以外の活用法を紹介していきます。

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ハッカ油虫除けスプレーの効果や作り方を紹介!

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これからの暑い季節になると特に自然豊かな場所へアウトドアやレジャーを嗜む機会が多くなります。そこで人によっては欠かすことができないのが『虫除け』です。

また夜、家を出てみると街灯、照明に集まってくる様々な虫たちに出くわして、視覚的に嫌な気分になったり様々な虫に刺されたりと悪影響を及ぼしかねません。

こんな日常的なシーンでもあったら便利な『虫除け』今回は市販のモノではなく、『ハッカ油』という材料を用いた虫除けアイテムをご紹介して、『作り方』から『使い方』まで徹底的に解説していきます。

そもそもハッカ油とは?

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そもそもその材料・原料がどういった物かご存じですか?われわれ日本人だけではなく世界中で様々な用途で使われていて、『万能薬』であり日本でも昔から『よろづの事』に使われているのです。

香り・匂いを嗅ぐとツーンとしたり爽やかでクールな気分になる『メントール』煙草、歯磨き粉、ガム、食料、飲料など、ここでは書ききれないほど色々なアイテムにメントールが含まれています。

実はその作用を生み出すのが今回のキーアイテムである『ハッカ油』なのです。そしてその材料・原料は世界中で採れる総称すれば『ミント』という植物から採集できるのです。

ハッカ油が虫除けになる理由を紹介!どんな虫に効果がある?

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ではそんな便利な万能薬、よろづの事に使われている優秀な『ハッカ油』が何故、これからの季節、アウトドア・レジャーのシーンで活躍する『虫除け』に転身するのでしょうか?

一番の特徴、特性が虫たちにとって『こうかばつぐん』なのです。皆さんもそれが何かもうお分かりでしょう。

ハッカ油に含まれるメントールに虫除け効果がある

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そうなんです実は、ツーンとき爽快、爽やかで清涼感を及ぼす『メントール』が虫たちに取って効果抜群であり『虫除け』の作用を及ぼしてくれるのです。

虫にとってメントール独特の香りは悪臭!

嫌な匂いのする『カメムシ』刺されたら痒い『蚊』見ると気分を害する『ゴキブリ』噛まれたら痛い『蟻』など・・・。

害虫になりえるような様々な虫たちにとって『ツーン』としてクールで爽快、爽やかな香りは嗅ぎたくない『悪臭』なのです。そのため本能的に近寄らず、そこから離れていき『虫除け』の作用が働くのです。

ハッカ油虫除けは安価で作れる!必要な材料とは?

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なんとなく『ハッカ油』の作用、つまりは『メントール』について、またそれがこれからの季節、アウトドアのシーンで欠かす事の出来ない『虫除け』に転身を遂げる仕組みについても理解していただけたはずです。

とはいってもキーアイテムである原料だけを使用しても、しっかりと機能するわけではなく、他のアイテムを揃えて誰でも簡単にできる『工作』をしてもらって、はじめて『虫除け』として機能するのです。

ここでは必要となるアイテムをご紹介しながら、作り方をレクチャーしていきます!簡単な作り方なのでこの夏をより快適に過ごしてみてはいかがでしょうか?また夏休みの自由研究に良いかもしれません!

ハッカ油の虫除けに必要な材料①ハッカ油

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当然ながら今回の工作で、今回の記事で主役でありキーアイテムである『ハッカ油』は絶対に欠かす事の出来ないアイテムです。

内容量については少々で全然問題ありません。代用品について下記に詳しくまとめますのでそちらも目を通してみてください。

ハッカ「脳」を使うのもアリ!

【日本製】 ハッカ脳 100g (ハッカ油のSUUU) 【 ハッカ 結晶 メントール クリスタル 】

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脳と聞いて皆さんは何を想像しましたか?ご存じない方であれば、ほとんどの方が人間だけではなく動物の臓器の1つ、生命機関を維持するため、思考精神を司るコアである脳をイメージなさるはずです。

しかし『ハッカ油』の『脳』となれば全くの別物であり、いわば液体か『個体』の違いでしかありません。つまりこの場合の脳とはクリスタル状にまとまった個体の事を指します。

高純度であり匂いも強烈で異なりますが、アルコールの一種である薬品の『エタノール』を用いて液体に溶かし込めば、ほぼ同じ作用で『虫除け』アイテムとして、工作時にも代用することができます。

ハッカ油ではなくミント油ではダメ?

多くの方が良く勘違いされるのですが、『ハッカ油』という原料・材料と『ミント油』その2つは異なります。そして後者を今回の工作で用いる事はあまりお勧めできません。

それは何故かというと『虫除け』の作用、仕組みを生み出す大事な『メントール』という主流成分があまり入っておらず、圧倒的に効き目が弱くなってしまうのです。

ヒバ油を加えると最強の虫除けスプレーに?!

青森県産 天然ひば油 100ml 中栓付き 天然製油ヒバオイル

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日本の本州の最北端に位置して、東北地方に属す、林檎やねぶた祭りで有名な『青森県』

その青森県では、昔から『ヒバ』とう植物から採集できる『ヒバ油』を今回のキーアイテムである『ハッカ油』と同じように様々な用途、よろづの事に使われおり『虫除け』の作用も抜群だったのです。

つまりこの2つの『万能薬』を組み合わせれば、理論上、虫の種族に対して4倍の『こうかばつぐん』を生み出すほど強力な『虫除け』作用を生み出すのではないかと考えられます。是非お試しください。

ハッカ油の虫除けに必要な材料②無水エタノール

無水エタノールP 500ml(掃除)

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少年時代、学生時代には理科・化学の実験などでお馴染みのこのアイテム。アルコールが入っている事から消毒の用途で用いられたり、お酒にするためのアイテムでもあるため『酒精』と呼ばれます。

この液体のアイテムと先ほどご紹介した、今回の主役でありキーアイテムである『ハッカ油』を組み合わせるというのが『作り方』の1つになります。

アマゾンなどでも簡単にお安くお買い求めできるので是非この機会に入手してみてください。他の用途でも色々と使えて便利なのです。

ハッカ油の虫除けに必要な材料③精製水

化粧用 精製水 HG 500ml

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実は混ぜる液体は上記の2つのアイテムだけではありません。基本的な作り方に準ずるのであれば、こちらの液体アイテムも欠かせないのです。

一般家庭から汲み取れる水道、市販のミネラルウォーターなどでも問題ありませんが、最大限に『虫除け』の作用を及ぼしたいと考えている方はこちらの商品を用意してください。

ハッカ油の虫除けに必要な材料④保存する容器

スプレーボトル容器 ガラス瓶 50mL 遮光性グリーン ガラスアトマイザー 空容器gr50g

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今回の工作で必要になってくるアイテムの中で一番セレクトに気を使わないといけないのが、こちらのアイテムになります。

当然『虫除け』ということで、発射・噴射ができるようなスプレータイプのものが絶対条件なのですが、さらにその容器の製品材料にも注意しないといけません。

プラスチックはプラスチックでもプラモデルによく用いられているような『ポリスチレン』だと『ハッカ油』でとけてしまうので、他の物質の容器を使用するようにしましょう。

ハッカ油の虫除けに必要な材料⑤計量器

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どの自宅にも大体置いてあるようなごく普通の『調理用』のアイテムで問題ないです。今回使用する3つの液体全て万が一口にしても、健康上に問題はありません。

もし使い分けたいという方でしたら安価で買える一般的なタイプで何ら問題ありません。選ぶのに困るっている方は上記のAmazon商品をお買い求めになってもよいかもしれません。

ハッカ油虫除けスプレーの制作手順!

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先ほどは『ハッカ油』というよろづの事に使われていた万能薬で作る、オリジナルの『虫除け』に必要となってくる『アイテム』をそれぞれご紹介していきました。

ご用意してもらったらいよいよ実際に工作していきましょう。『作り方』も非常に簡単であり誰でも工作できてしまいます。(※小さなお子様が作る際には大人と一緒に工作しましょう)

ハッカ油虫除けの制作手順①無水エタノールにハッカ油を入れていく

まずは『アルコール』が含まれている液体、『メントール』が含まれている『ハッカ油』2つの液体を組み合わせます。

前者の液体をごく普通の計量器に90ミリリットル注いてでください。そのあとにそこ今回のキーアイテムである『ハッカ油』を5回ほど垂らしていきます。

そして調理や食事に使用する『棒状』のアイテムを用いて静かに組み合わせていきます。

ハッカ油はどれくらいがBest?

多ければ多いほどやはり比例して『虫除け』の作用を強めて、より『こうかばつぐん』になります。

ですが皮膚が弱い方、子供でしたら上記の基本分量である5回を、大人や皮膚が強い方でしたら10回程度を基準にしてください。

ハッカ油虫除けの制作手順②精製水や水を加えてよく混ぜる

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次に3つ目の液体である、何も含まれていないような『精製水』あるいは家庭の『水道水』をエタノールと同じ容量分を計量器に注いで、もう一度棒状のアイテムでよく組み合わせていきます。

実はこの時点で『虫除け』作用のある、特製薬品が出来上がっております。

ハッカ油虫除けの制作手順③用意した容器の中に詰める

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3つの液体を組み合わせてできた『特製薬品』を最後に、予め用意しておいた噴射ノズルがあるスプレー容器(PS以外のもの)に入れてオリジナル『虫除け』が完成します。

誰にでも工作できるほど作り方は非常に簡単であり、手間も時間もかかりません!

『虫除け』としての作用が正常に働くのは大体7日前後ですので、その日までに使い切り、無くなったらこちらの『作り方』を参考にして再び工作しましょう。Let’s try againです!

ハッカ油の虫除けは効果ない?!真相は?

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ここまでの記事の内容は嘘だったのか。何だったのか・・・。と全てがひっくり返るような『噂』がハッカ油を用いたオリジナル虫除け使用者の一部から囁かれています。

実際に『虫除け効果なし』『虫除け意味がなかった』という辛辣な声が上がっているそうなのですが、その噂の真相は果たして一体何なのでしょうか?

こちらではその気になる真相について迫っていきます。

ハッカ油の虫除けスプレーが効く虫と効かない虫がいる

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この記事の冒頭部分でも前提として様々な虫たちに『虫除け』の作用が働き『こうかばつぐん』と解説させていただきました。

あくまでも『様々な』『色々な』虫たちというのは一部の主要な、有名な『害虫』たちを指しており、特定の虫やマイナーな虫には意味がない場合もあるのです。

とはいえ『五感』で気分を害する主な虫、蚊や蜂など刺されたら痛み・痒みを及ぼす主な虫に対してはこうかばつぐんですので、やはり『ハッカ油』はとても優秀な万能薬であります。

ハッカ油には殺虫効果はない

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しかしこの匂い・香りが苦手で嫌いと感じる虫たちは寄り付かず、近寄らなかったり、離れていく作用はありますが、虫に取って毒素的成分は一切入っていないので絶命させる作用はありません。

したがって『殺虫』『駆除』などの使い方では用いる事はできないので注意が必要です。

ゴキブリなどを見つけて噴射して特製薬品を振りかけても、逃げていくだけですので、予めその使い方、用途をよく理解して把握しておきましょう。

該当しない虫には市販の虫除けスプレーを使おう!

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前述したとおり『虫除け』として作用しない、つまりは『メントール』の香り・匂いに対して苦手意識がなく問題ないという虫たちを対象とする場合は、お近くの薬局などで市販の製品をお買い求めください。

「スズメバチはむしろ寄ってくる」はガセ?

一部の人たちからTwitterなどのSNSなどで、あの獰猛で人命を脅かすほど危険な昆虫の王者である『スズメバチ』は、寧ろ寄ってくるという『噂』が囁かれました。

もし本当にその噂が真実であれば、まさにポケモンの様に強力でレベルが高い『モンスター』のみを引きつけてしまうことになります。

しかしながら、その噂は全くの出まかせであり、先ほども申し上げた通りミツバチを始めとする蜂全般にも『ハッカ油』という万能薬は『虫除け』として『こうかばつぐん』なのです。

ブヨには市販のスプレーより効果あり?!アウトドアに!

ハエの一種であり、刺されてしまったらその日はひたすら強い痒みに襲われたり、人によっては慢性的なアレルギー症状に見舞われたりする、関東ではブユ、関西ではブヨと呼ばれている『害虫』

なんとそのブヨ・ブユという『害虫』に対しては、市販で販売されている製品よりも『こうかばつぐん』なのです。更に植物から採集した純正な原料を使用しているので、自然にも優しいのです。

この季節になると成虫となり活発に行動しますので、ぜひこの機会に『ハッカ油』を用いたオリジナル虫除けの『作り方』『使い方』を抑えて、工作してみてはいかがでしょうか?

ハッカ油の虫除けスプレーの濃度が薄いと効かない場合がある

日本でも昔からよろづの事に使われている、世界の万能薬と言われている『ハッカ油』を用いたオリジナル虫除けの作り方でもレクチャーさせていただきました。

その中でも解説した通り、市販で売られている『ハッカ油』の内容量は非常に少ないですが、必ず『5回』以上は注いでください。それ以下ですと満足に『虫除け』の作用が働きません。

もったいぶって少なくしてしまいがちですが、すぐになくなるわけではないのできちんと『5回』以上を注ぐようにしましょう。

ハッカ油の持続時間は短い

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こちらも前述で解説した通りですが、キーアイテムである『ハッカ油』を始めとする、3つの液体を混ぜ合わせて、工作してから約7日前後で『虫除け』の作用が無くなってしまいます。

つまり実際に噴射して皮膚や衣類に振りかけてからも、きちんと効果が発揮されるのは、市販の製品よりも短いため、その都度使用するなどしなくてはなりません。

だいたい1時間に1回振りかけるというのが基本的な『使い方』になると思ってくだっさい。

ハッカ油は生もの!時間が経つと効果が薄れる

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『ハッカ油』というのは植物から取れる原料・材料を一切加工していないので『生もの』になり、自然的に時間が経つにつれて『虫除け』の作用が弱まっていきます。

始めはツーンとして清涼感のある独特の『メントール』の香り・匂いが漂ってきますが、段々とその香り・匂いが確認できなくなってきたら、再度使い方に準じて振りかけるのがよいでしょう。

ハッカ油の虫除けを使うメリットを紹介!刺されたあとも使える?!

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ここまでだいぶ『ハッカ油』という様々な用途で用いられる植物の原料・材料が『虫除け』としても利用することができて、非常に機能性が高い『優れモノ』であることが良く知っていただけたはずです。

使い方や作り方など理解が深まっているはずですが、更にこちらで具体的な良いところ、つまり『メリット』についてまとめて挙げていきます。その良さは再認識してみてください!

ハッカ油の虫除けを使うメリット①コスパが良い

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さきほど『ハッカ油』を用いたオリジナル虫除けを工作する際に必要となってくるアイテムを1から揃えたとしても、1000円掛かるか掛からないくらいであります。

更に一度揃えてしまえば、それぞれの3つの液体を少量ずつ使っていくので何度も繰り返し作る事ができるので、非常に『コストパフォーマンス』に優れているのです。

自作、手作りと言っても『作り方』を参照していただければ一目瞭然ですが、その手順は少なく誰にでも工作できるほど簡単で短時間で済むのです。お手軽で安価というのは一番決め手となる『メリット』になります。

ハッカ油の虫除けを使うメリット②市販の虫除けよりも安全

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薬局などで販売されている市販の『虫除け』の多くには、色々な化合物が含まれており、またあたりまえのように加工されているので、自然にもそれほど優しいとは言えません。

また使い人によってはアレルギー反応が出てしまったり、飼っているペット・赤ちゃんに対しても気軽に使いづらいのです。

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