ゴアテックスハットとはどんな帽子?
ゴアテックスハットとはゴアテックス素材を使用した帽子のこと
ゴアテックス素材とは防水性、透湿性、防風性に優れた素材のことです。透湿性などはあまり耳にしないかもしれませんが、アウトドアなどには欠かせない性質です。以下に、ゴアテックスハットの特徴でもある防水性、透湿性、防風性を簡単にご説明します。
ゴアテックスハットの特徴1:防水性
防水性とは水の通過を防ぐ性質のことです。
ゴアテックスハットは防水性に優れ、雨や雪などの気候の中でも使用することができます。登山中などに急に雨が降ってきても雨から守り急な体温低下などを防いでくれます。(防水性は内部に水が浸透するのを防ぐので、水をはじく撥水性とは異なります)
ゴアテックスハットの特徴2:透湿性
透湿性とは汗などの水蒸気を通過させる性質のことです。
ゴアテックスハットは透湿性に優れ、頭が汗で蒸れにくくなっています。ゴアテックス素材は無数の細かな穴が空いており水は通さないですが、とても細かい水蒸気は通してくれるようになっています。なので、汗による不快感を感じにくく快適に過ごしていただけます。
ゴアテックスハットの特徴3:防風性
防風性とは吹き付ける風を通過させない性質のことです。
ゴアテックスハットは防風性に優れ、風を通しにくいので急な体温低下をしにくくなっています。水蒸気は通すのに風は通さないの?と思うかもしれませんが、風はひとつの塊となって当たってくると考えればわかりやすいかもしれません。ゴアテックス素材はすごく細かな水蒸気は通しますが、塊となった風は細かな穴を通過しにくくなっています。
ゴアテックスハットのメリット
防水透湿性、防風性に優れており、最近では種類も豊富
雨が降ってきた際に手がふさがって傘を使用できない場合でも、防水性が強いため安心して過ごすことができます。また、雪にも強く急な天候変化にも安心して過ごせます。透湿性、防風性も持ち合わせているので、風は通しにくいが蒸れにくく汗での不快感や汗、風による体温低下をしにくくしてくれています。最近ではいろんなタイプの帽子にゴアテックス素材が使われているのでおしゃれも楽しめちゃいます。
ゴアテックスハットのデメリット
通気性はポリエステル、木綿に劣る?!
ゴアテックスハットは透湿性に優れているので汗などの水蒸気は通過させ蒸れにくくなっていますが、ポリエステル、木綿に比べると通気性は劣っています。また、ポリエステルは速乾性に優れているので生地が濡れてもすぐに乾きますが、ゴアテックス素材は完全に水没してしまうと水の膜ができてしまうため、水蒸気を通過させにくくなり蒸れてしまう場合もあります。
アウトドアに最適ゴアテックスハット:登山
ゴアテックスハットは登山にピッタリ!
登山では急に雨が降っても傘を使用することは困難なので、大抵の人が帽子を持っていくのではないでしょうか?登山に行くとき帽子に求めることは「雨や落石などからの頭の保護」「日よけ」「汗止め」です。