小さくてかわいいアカテガニの飼育方法や生態を解説!実は食べても美味しい?

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湿気を好み、海岸や川辺の岩に生息しています。また、石垣や土手、森林などにも生息していて、カニの中では乾燥に適した種類で、春から秋にかけては、人の家や木に登る姿も見られることもあります。

アカテガニが出没する時間帯は?

アカテガニは夜行性で昼間は岩陰や巣穴に隠れていることが多いですが、天候が悪い日や、曇りの時などは昼間でも外に出て活動をします。

アカテガニの産卵は大潮や満月の夜!

アカテガニは春から夏にかけて交尾をします。交尾の終わったアカテガニのメスは産卵を行い、孵化するまでおなかに卵を抱えます。さらに7月~8月の大潮、または満月の夜、アカテガニのメスは海辺に集まります。満潮に合わせてメスは海に体を半分ほどつけ、体を小刻みに揺らします。同時に卵の殻が破れ、ゾエア幼生が飛び出します。そして引き潮に合わせて飛び出したゾエア幼生たちを海へ送り出していきます。まだ詳細は分かっていませんがアカテガニのメスたちは、月の光で体内時間を調整し、大潮を予想すると言われています。

どこで売ってるの?アカテガニの販売価格は?

アカテガニは川辺や海辺で釣ることができますが、ペットショップや専門店、ネットでも購入することができます。価格は500円~1,000円ほどですが、ネットオークションの中には6,000円ほどするアカテガニもいるとも言われています。しかし、野生でよくいるので、お子様と一緒に川辺や海辺に釣りに行くのも楽しいのでおすすめですよ。

アカテガニの飼育方法は?

アカテガニを飼育する大事なのは、水槽の中に水と陸を用意することが大事です。また、アカテガニは恥ずかしがり屋なので、水槽の中にはアカテガニが隠れられる隠れ家が必要となります。さらに、重要なのは水槽の蓋です。アカテガニはどこでもよじ登ることができるため、脱走をしてしまいます。飼育する際は気を付けましょう。

水槽中はどんな準備が必要なの?

水はアカテガニが脚を広げられるほどの十分な大きさ、さらにアカテガニは水中で脱皮をするため全身が浸かる程度の深さを用意します。水中に長くいるとおぼれて死んでしまうので、陸地の用意を必ず用意します。また、ポンプを使用すると水を変える頻度が減るのおすすめです。また、隠れ家は植木鉢でも岩を積み上げたものでもどんなものでも問題はありません。

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