フィッシュグリップとは?
釣り上げた魚の口を挟んで、針を外したり持ち上げたりする道具が”フィッシュグリップ”です。魚に直接触らないので、危険が避けられる上に簡単に持つことができて便利です。最近では釣りには欠かせないアイテムとなっています。
釣った魚を持つために使う道具
釣り上げた魚を素手で持つことは、危険もあり安全面でも推奨されません。そこで釣った魚を持つために使う道具が必要となります。その道具が”フィッシュグリップ”で、簡単かつ安全に魚を持つことができます。
なぜフィッシュグリップが人気なの?
一番の要因は針を安全に外したり、危険な鋭い歯をもつ魚や毒をもつ魚を安全に持てることです。また掴んだ魚への”ダメージ”が少ないので、リリースをする魚へは良い影響を与えます。さらに写真撮影時の見栄えが良いということも上げられます。”フィッシュグリップ”の人気の要因はこのような点です。
針を安全に外すことができる
釣り上げた魚が暴れたりすると、フックが手や体に刺さる可能性があります。抜きあげが基本となる魚も瞬時に掴むことができ、針を安全に外すことができます。危険を出来るだけ避ける意味でも”フィッシュグリップ”を使いたいところです。
鋭い歯をもつ魚や毒をもつ魚を安全に持てる
大きい魚は暴れるとかなりの力になりますし、鋭い歯やヒレなどで手を切る恐れもあります。フィッシュグリップがあると、鋭い歯をもつ魚や毒をもつ魚を安全に持つことができます。予め危険を避けるためにもフィッシュグリップを使いましょう。
写真撮影時の見栄えが良い
フィッシュグリップがあると、写真撮影時の見栄えが良いというのがあります。撮影する際に”フィッシュグリップ”があれば、手が写らないので魚を大きく見せることが出来ます。比較対象になる手が近接していないので、遠近感により大きく見えます。
魚へのダメージが少ない
人間の体温は魚にとって大変高いものであり、素手で触るとダメージを与えてしまいます。リリースを前提として釣る魚の場合は、魚へのダメージを抑えるという意味で”フィッシュグリップ”を使うのが重要です。手が臭くなったり、汚れたりもしないので一石二鳥です。
フィッシュグリップの選び方
選び方といっても魚の口を挟み持ち上げるのが目的の道具ですので、フィッシュグリップを考える上で一番大切になるのはグリップ力になります。次に大きさの問題や取り扱いの問題と、耐久性になってきます。順に見ていきましょう。
頑丈なものを選ぶ
作りが弱いものだと、使用している間に摘まむ部分に隙間ができます。こうなると針を外す際に、挟んでいた魚が暴れて外れたりして危険です。”フィッシュグリップ”は長期間使用できる頑丈なものを選ぶのが基本です。
釣る魚の大きさに合わせる
大事な問題のフィッシュグリップの大きさですが、大型用のものとライトゲーム用のものがあります。大きなフィッシュグリップでは、小魚の口に対して掴む部分が入りません。また大きな魚相手に小型の”フィッシュグリップ”を使うのは危険です。釣る魚の大きさに合わせるのが基準になります。
持ちやすさも大事
魚を釣った際に、すぐに取り出せ使えるような持ちやすさも大事になってきます。持ち易いといざという時の対応が早くできます。また中程度の魚までなら使いやすい”コンパクトフィッシュグリップ”が重宝します。ベルト通しなどに装着でき邪魔になりません。
便利な機能がついているかどうか
フィッシュグリップの中には長さや重さやを測れる機能が付いたものがあります。また折りたたみが出来るものもあり、折り畳んだまま使用でき重宝します。こういう便利な機能がついているかどうかも選ぶ際のポイントになります。
フィッシュグリップの正しい使い方
間違ったフィッシュグリップの使い方をしてしまうと、魚の下顎を貫通したりと悲惨なことになります。魚にダメージを与えない為にも、”フィッシュグリップ”は正しい使い方をすることが大事です。正しく使うことで寿命も伸ばすことができます。
針を外すだけなら持ち上げない
何度も魚を持ち上げていると、フィッシュグリップは緩んだり微調整が必要になったりします。その場で針を外すだけなら持ち上げないようにすることも大事です。いちいち持ち上げないことで、魚への負担も減らせます。
持ち上げる場合は尾も持つ
フィッシュグリップへの重量負担が一点にかかるのを防ぐため、持ち上げる場合は尾も持つのが基本になります。こうすることでフィッシュグリップへの負担が減らせると同時に、魚への負担も減らせ一石二鳥となります。
フィッシュグリップの種類
様々な形状やサイズのものが販売されています。釣る魚の大きさに合わせるのも大事ですが、自分自身の装備に照らすのも注意します。ルアータイプのフローティングベストには大型のフィッシュグリップを付けることができますが、そうでない場合は小型のものを準備します。種類についても見ていきましょう。
親指型
親指で開いて使うタイプのものになります。主に魚との距離が近い状況で使用することになります。やや注意が必要ですが、微調整もできて使用するのに便利なものとなっています。結構頻繁に使われているタイプです。
指二本型
指二本で挟んで使うタイプのものになります。人によって好みが分かれるのがこの形状となっています。力が入れるのが難しいと感じる方も多くいますが、実際にはパワーがあるのがこのタイプです。重さを量れるものもあります。
トリガー型
魚と距離がある状況で使用するタイプのものになります。引き金を引く要領で使用し手の延長ともなるので、非常に使いやすいタイプです。一瞬で釣り上げなければいけない時には、魚へ瞬時に伸ばせるので便利です。
おすすめのフィッシュグリップ10選
①Umibozu(ウミボウズ) フィッシュグリップ
スペック詳細
- サイズ:280mm
- 最大開き幅:28mm
- 耐荷重:20kg
- 重量:195g
評価と魅力
箱には丁寧に手紙まで入っていて、感動したという声も多いフィッシュグリップです。しっかりとした作りで一流メーカーと比べても遜色がない逸品です。値段も手頃なので、コストパフォーマンス的にも最高と言う声も上がっています。
②タカミヤ REALMETHOD エキスパート
スペック詳細
- カラー:ガンメタル×ブラック
- サイズ:16.7×4.5cm(コード、カラビナ含まず)
- 自重:116g
- 素材:アルミ、ステンレス
- 付属品:スパイラルコード、アルミカラビナ
評価と魅力
カラビナ付きで脱着も簡単なフィッシュグリップとなっています。アームまでアルミで出来ているので、とても軽くなっています。普段フィッシュグリップをぶら下げている方からは、軽さの違いが判るという声まで出ています。良品です。
③Philonext フィッシュグリップ
スペック詳細
- サイズ:171mm、幅:47mm
- 最大開き幅:30mm
- 重量:150g
評価と魅力
一通りセットになっていて値段も安いと好評のフィッシュグリップです。低価格でも機能に不便さはなく、多用途に使えると人気です。口の小さい小魚よりも、中くらい以上のバスにはちょうど良いとの声があります。
④Zitrades フィッシュグリップ
スペック詳細
- 材質:アルミニウム合金
- 長さ:29cm
- 重量:207g
評価と魅力
ダメになったらもう一度買うと言うくらい低価格のフィッシュグリップとなっています。低価格でも機能的に問題はないので高評価となっています。適度な固さのレバーの動きも良く、お値段以上という声の多い1本です。
⑤WQQW フィッシュグリップ
スペック詳細
- 1 x フィッシュグリップ
- 1 x フィッシングプライヤー
- 2 x ケース
- 2 x 失手縄ランヤード