キャンプでだってデザートを楽しみたい!
キャンプごはんをお腹いっぱい楽しんだ後に、恋しくなるのがデザートです。いつもと違う環境でも、せっかくなら美味しいデザートを堪能したいものです。自然の中でいただくデザートは、簡単なものでもきっと格別な味がします。
デザート作りは難しくない
楽しいキャンプですが、火起こしやテントの設営など、スタートするまでの準備が沢山あります。また、具材の買い出しや下ごしらえなど、お料理の準備に精一杯、デザートまではとても手が回らないと諦めていませんか?実は、少しの工夫や材料の組み合わせで、アウトドアでも簡単にデザートを手作りできます。難しく考えず、まずはチャレンジしてみましょう。
男のデザートで株を上げる
アウトドアは、男性陣の腕の見せどころ。普段は台所をママにお任せしているパパや、なかなか料理をする機会のない男性でも、意外と簡単に作れるレシピが沢山あります。まずは焼くだけ、挟むだけなどのお手軽なレシピから始めてみましょう。美味しいキャンプごはんの後に、さり気なく手作りデザートを用意すれば、お子さんや女性陣からの株が急上昇しそうです。
キャンプデザートはBBQ用品で作れる
デザートのレシピを見ると、様々な道具や材料を揃えるよう指示があります。すべての道具や材料を持っていくとなると、手作りデザートは難しく感じるかもしれません。しかし、アウトドアでの手作りデザートに特別な道具は必要ありません。炭火やコンロ、いつも使っている網や鉄板など、おなじみの道具に焼く・煮る工程はお任せです。アルミ皿があれば、さらにレパートリーが広がりますし、後片付けも楽になります。
炭火
キャンプごはんを作った後、そのままデザート作りを始められます。火加減を調整しなくても、材料を入れて放おっておくだけの簡単レシピもあります。
コンロ
取り扱いが簡単なコンロなら、自宅と変わらない感覚で様々なレシピにチャレンジできます。
網・鉄板
アルミ皿を使えば、いつもの網や鉄板でも簡単にデザート作りが楽しめます。片付けも楽になるので、いいことづくめです。
定番のキャンプデザートおすすめ3選
まずは、定番のキャンプデザートをご紹介します。どれも焼いたり、挟んだりするだけと、初心者さんにぴったりのレシピです。失敗も少ないので、気負わずチャレンジできます。材料もシンプルなので、買い出しの手間もかかりません。
お手軽!焼きマシュマロ
とにかく簡単、そしてキャンプデザートの定番レシピです。作り方は、割り箸に刺してこんがり焼くだけとお手軽です。必要な道具や材料が少ないので、初心者さんでも気軽に楽しめます。
マシュマロさえ持っていけば準備が出来るのも、嬉しいポイントです。みんなで火を囲みながら、それぞれの好きな焼き加減でデザートを楽しみましょう。焦がしたり、割り箸から溶けて落ちないよう少しだけ注意して見守ってください。
キャンプデザートの王道、スモア
上記「焼きマシュマロ」のアレンジレシピで、こちらもキャンプデザートの王道レシピです。スモアという名前の由来は、美味しさのあまり「Give me some more」、もう1つちょうだい!とついリクエストしてしまうから、と言われています。
そんな美味しいデザートですが、作り方は簡単です。焼き上がったマシュマロを割り箸から外し、チョコレートと一緒にグラハムクラッカーで挟めばすぐに完成です。チョコレートの香りと、グラハムクラッカーの食感が楽しいデザートです。
熱々のマシュマロを割り箸からはずす時に、火傷をしないよう注意してください。定番のミルクチョコレート以外にも、ホワイトチョコレートや、いちご味のチョコレートもおすすめです。
とろっとおいしい、焼きバナナ
そのままいただくことの多いバナナですが、じっくり火にかけて焼きバナナにすると、また違ったおいしさを味わえます。作り方は、バナナを皮付きのまま、網の上で真っ黒になるまで焼きましょう。
甘い香りがして、バナナから水分が染み出してきたら、火から下ろします。皮を外して、食べやすい大きさに切り分けます。お好みでバターやシナモンシュガーをかけます。バナナが熱いうちに、板チョコレートを適量乗せてチョコバナナにアレンジしても美味しいです。
また、焼きあがった後にシュガーをかけてもう1度軽く焼くと、シュガーが溶けてパリパリとした香ばしい食感を味わえます。
簡単に作れるキャンプデザートおすすめ3選
次に、お子様とも一緒に作れるレシピをご紹介します。火を使わない、後片付けの手間が少ない、準備をしたら置いておくだけ、など準備にかかりきりならなくても、おいしいデザートが簡単に作れます。
重ねるだけ!トライフル
透明なプラスチックカップに、カステラなどのスポンジ生地、お好みのフルーツジャム、生クリームを層になるように交互に重ねていきます。層の1番最後に生クリームをトッピングして、完成です。簡単に出来て火や包丁を使わないので、子供と一緒に作るときも安心です。
ジャムの味を変えてカラフルな層にしたり、生クリームの上にカットしたフルーツやミントの葉を乗せたり、アレンジ次第で豪華なデザートにも変身します。生クリームは、あらかじめホイップしてあるものや、缶に入ったスプレータイプのものが便利です。お好みでウイスキーやブランデーを少しスポンジに染み込ませると、大人向けのデザートに早変わりします。
片付けも楽ちん、チョコレートフォンデュ
何かと忙しいキャンプ中、洗い物を減らすためにひと工夫です。お鍋や耐熱皿ではなく、アルミ皿でチョコレートフォンデュを作りましょう。いちごやバナナなど好みのフルーツや、バゲットを一口サイズにカットしておきます。
クッキーやマシュマロなど、お好みで市販のお菓子も用意します。アルミ皿に板チョコレートを細かく割って入れ、少し牛乳を加えます。網の上で温めながら、様子を見て少しずつ牛乳を注ぎ入れ、のばします。好みの硬さになれば完成です。