なぜアウトドアでローテーブルが流行っている?
キャンプを何度も経験したことがある方であっても、今まで使ってきたものが通常のテーブルで今回ご紹介するアイテムを使ったことのない方はどんなアイテムなのか、そしてなぜ最近流行りになっているのかまだ知らないかと思われます。そこで、まずはなぜ今ローテーブルが流行っているのかを見ていきましょう。
ローチェアとの相性が抜群
今回取り上げているアイテムは、その名の通り通常のテーブルよりも背が低くなっているのが一番の特徴でありかつ魅力です。同じく背の低いアイテムにローチェアがありますが、これと掛け合わせて使用することでリビングのアイテムの背を低くし、そして視点を地面に近い状態にすることが可能となります。
焚き火のサイドテーブルとしても活躍
キャンプの醍醐味といえばバーベキューであったり夜空を眺めたりと人それぞれでしょうが、焚き火をするというのも定番でしょう。専用、もしくはコンロとしても使用できるアイテムというのは大抵背が低いですが、ここにこのアイテムを活用することでサイトテーブルとして活躍させるといった使い方もあります。
空間が広く感じられる
前述しました通り、ローチェアと今回ご紹介しているアイテムを掛け合わせて使用するスタイルがロースタイルキャンプとして現在若者を中心に人気を集め流行り始めています。このスタイルでは視線が地面に近くなるために、キャンプサイトの空間を広く感じられ見えてくる消し器もまた違ったものになるのです。
ローテーブルの種類は
このようにチェアと一緒に使用する、もしくは焚き火などでも魅力的な空間を演出してくれるために近ごろはやっているというのがお分かりいただけたかと思われます。では、そんなアイテムにはどんな素材が使用されているモデルがあるのか、具体的な高さはどれくらいになっているのでしょうか。
テーブル高は?
ではまずはローテーブルがどれくらいの高さなのかを見ていきましょう。大抵実際のキャンプで使用するモデルとして使いやすい高さというのは30センチから40センチくらいのものになります。もしチェアと一緒に使わないのであれば30センチのもの、併用するのであれば40センチのものが良いでしょう。
形状は?
良く出回っているのは四角いタイプのモデルです。天板が長方形で下部に小物を収納しておくことができるスペースがあるモデルだったり、スチールの脚で頑丈なモデルなどがあります。もう1つが丸くなっているもので、材質が木で出来ているとまるで小型のちゃぶ台のような見た目になります。
材質は?
続いて材質ですが、主に木製のものと金属製の2タイプがあります。木製の方は湿気などに気をつけなければいけませんが自然の中で行うキャンプでは非常におしゃれであるというメリットが、金属製のモデルの方は素材が頑丈なので耐えられる重量も比較的重くなり本体の重量も木製よりかなり軽いです。
アウトドアでのローテーブルの選び方
用途に合ったものを選ぼう!
前の見出しのとおり材質や高さなどはそれぞれ異なっています。また折りたたみをすることができるのか、高さを変えることができるようになっているモデルなどもありますので、どんなモデルを使いたいのかを事前に考えてみましょう。
使用人数も考えて
どんな特徴を持っているのかだけでなく、それをどんなスタイルで使用するのかも重要です。家族で使用するのであれば比較的大きめのものを、ソロでのキャンプならばそれほど大きいものを使用する必要はないので小型、かつ軽量のものを選ぶことを推奨します。
ファミリーで使えるローテーブル第3位!クイックキャンプ 折りたたみアルミロールテーブル
ここまではご紹介しているアイテムがどんなアイテムでどんな魅力を持っているのか、使われている素材や具体的な高さなどの種類についてを簡単にではありますがご紹介しました。ここからは、スタイルごとにおすすめしたいローテーブルのモデルを合計15ご紹介していきましょう。
軽量なファミリー向けモデル
まずは4人程度で使用することが想定されるファミリーキャンプでおすすめしたいモデルで、第3位はクイックキャンプの「折りたたみアルミローテーブル」です。テーブルの高さを足を脱着することで40センチのロータイプから70センチのハイタイプへと自在に変えることが可能です。用途に合わせて高さを変えて使用できます。
スペック
- 展開サイズ:約123cm×70cm×70/40cm
- 収納サイズ:約70cm×22cm×15cm
- 重量: 約4.8kg
- 耐荷重:50kg
- 素材:アルミ
- 付属:キャリーバッグ付き
ファミリーで使えるローテーブル第2位!スノーピーク ワンアクションローテーブル竹
ソロなどでは使用人数が少ないために必然的に使用する面積も少なくなりコンパクトなモデルが使用されがちですが、今紹介しているファミリー向けのモデルはそれなりの人数に使用されるのが想定されるためそこそこの広さと高さの調節ができるモデルが多いです。
天板に竹を使った自然にやさしいモデル
2点目はスノーピーク製の「ワンアクションローテーブル竹」です。製品名にある通り天板には竹が使用されており、木製などと比較しても自然にやさしいモデルといえます。横の長さが30センチとかなり長いため、4人から6人程度まで使用することができるまさにファミリー向けのモデルです。
スペック
- テーブルサイズ:720×910×660mm
- ケース:370×910×93mm
- 天板材質:竹集成材
- スタンド:アルミアルマイト加工
- ケース:ポリエステル
- 重量:10.0kg
- 価格:32184円
ファミリーで使えるローテーブル第1位!ユニフレーム ZATAKU II
ローテーブルといっても物を置くことになる天板と足を折りたたんでコンパクトに収納しておくことができるものと、折りたたみができないものがあります。折りたたみができた方が当然持ち運びに関しては便利ですので、どちらかといえばそちらの方がおすすめです。
焚き火にもジャストフィット
家族でのキャンプにおすすめしたいモデルの栄えある第1位はユニフレームの「ZATAKUⅡ」です。こちらのモデルは天板を折りたたむことができ、高さが37センチとちょうど良いところになっています。同社製の焚き火等に使えるマルチグリルと合わせて使えばピッタリ合うテーブルとして重宝することでしょう。
スペック
- サイズ : 使用時:約73×55×37cm
- 収納時:約36.5×55×9.5cm
- 材質 : 天板:シナベニヤ合板12mm、脚:アルミニウム
- 重量 : 約4.8kg
- 分散耐荷重 : 約30kg
- 付属品 : 収納ケース
収納が簡単な軽量ローテーブル第3位!Moon Lence アルミロールテーブル
家族でのキャンプで使ってほしいおすすめのモデルを3点ご紹介しました。続いては、軽量さと持ち運びやすさを重視したおすすめのモデルです。アウトドアアイテムのギア選びにおいて軽いかどうかというのは重要なポイントとなりますので、どんな場面でも活躍してくれるでしょう。
アルミ製天板で丈夫
第3位はmoon lanceの「アルミロールテーブル」です。重量は1.6キロと木製のモデルと比べてみればその軽量さが顕著、天板はブラックのつや消し塗装がされておりシックな印象を与えてくれます。またフレームは伸縮性のあるゴムでの連結をするため一か所を紛失してしまうような心配もありません。
スペック
- 使用サイズ:長さ56*幅40*高さ36cm
- 収納サイズ:45*12cm
- 重量:1.6kg
- 材質:A6063ジュラルミン
- 耐荷重:30kg
収納が簡単な軽量ローテーブル第2位!DOD ライダーズテーブル
軽量なモデルというのはいろんなところで有効に活用できると前述しましたが、特にそれが表れるのがソロのキャンプやバイクでのキャンプでしょう。あまり荷物も重くしたくはないでしょうしコンパクトなもので十分にスペースはありますから、必然的にこういったモデルを使用数することになるのではないかと思われます。
ツーリングサイズのライダー向けモデル
第2位はDODより「ライダーステーブル」です。重量はたったの920グラムと1キロを切っており、基本ソロで行うツーリングでのキャンプでジャストサイズといえるモデルでしょう。サイドには飲み物用のカップなどをひっかけておけるリボンも搭載しているなど実用性は折り紙付き。同じDODのライダーステントとの併用をおすすめします。
スペック
- サイズ:(約)W460×D365×H330mm
- 収納サイズ:約)直径80×高さ500mm
- 重量(付属品含む):(約)920g
- 材質:フレーム:アルミニウム
- 生地材質:1680Dオックスフォードポリエステル
- 付属品:キャリーバッグ
収納が簡単な軽量ローテーブル第1位!ヘノリックス タクティカルテーブル
ご紹介したDODとmoon lanceのモデルはコンパクトでありながら両方とも天板の下に小物を収納しておくことができるネットが付属しています。モデルのサイズがサイズなのであまり多くは入れておけませんが、料理やくつろいでいる時間などにはどんな形であっても有効に使うことができるでしょう。
最高レベルの軽量さ
そして軽量なモデルでの栄えある第1位に輝いたのはヘリノックスの「タクティカルテーブル」というモデルです。重さは使用時800グラムとご紹介したDODのモデルを超える最高レベルの軽さで、サイズが幅57×奥行40×高さ38cmとコンパクトでありながら50キロまでの重さに耐えることのできる頑丈さも持ち合わせています。
スペック
- 使用時サイズ:幅57×奥行40×高さ38cm
- 収納時サイズ:幅43×奥行11×高さ13cm
- 重さ:約800g
- フレーム:アルミニウム合金、樹脂、ヒンジ
- 耐荷重約50kg
- 付属品:収納ケース
焚き火の側で活躍する金属ローテーブル第3位!山善 BBQタフライトテーブル
木製や竹製のものは自然に合うデザインなので魅力的ですが、これを焚き火と一緒に使用するとなると飛び火で燃焼してしまう可能性がありますので危険です。そんな時に使ってほしいのが天板もフレームも金属製のモデルです。ここからは金属製のモデルでおすすめの3選を紹介しましょう。