しかし、推奨とされているよりも糸巻量を少なくすることで、思わぬトラブルの回避や、スプールの重量が軽くなることでのキャストのコントロールや遠投性能などメリットは多くなります。糸巻量を少なくするなど自分で調整する場合、ベイトリールの扱いやすさにおいてのメリットをしっかり理解しておく必要があります。
大物狙いなら糸巻量を多くしておくのがベスト
大型の魚を狙う場合、糸巻量は多い方がいいでしょう。ラインを引き出されても余裕がある分、魚とのファイトにも心の余裕が生まれてきます。安心してファイトできるため、バラシも少なくなります。ラインを太くするのも忘れてはいけません。
ベイトリールへの正しい糸巻方法は?
それぞれの使い方や考え方で、糸巻量の考察をしてきました。では、ベイトリールを使用するうえでスプールへの正しい糸巻方法はどういった方法があるのでしょうか。この章では正しい糸巻方法を動画を交えて紹介いたします。
基本の巻き方
こちらは基本的なリールへの糸巻方法です。動画内では道具を使って巻いていますが、ない場合は誰かに手伝ってもらうか、一人の場合は足で挟んで巻く方法もあります。いずれもテンションを掛けて巻いてきます。動画でも言及していますが、結びコブのところにシールを張るのはスプールのバランスが崩れるので絶対にやらないほうがいいです。
PEラインの巻き方
こちらは最近ソルトゲームなどでPEラインを使用するときの巻き方の動画です。PEラインは滑りやすいので、スプールにラインを結ぶ際に注意が必要です。また、下巻きにナイロンを巻くのも有効です。巻いてくるのは先ほどと同様に、テンションを掛けて巻きましょう。ナイロンに比べてきつめに掛けた方がトラブルが少なくなります。
初心者におすすめするベイトリール
ここでは、初心者の方におすすめするベイトリールを紹介します。もちろん、上級機種は扱いやすく飛距離も出しやすいのですが、値段が高く、初めて買う場合は躊躇してしまいます。最近ではコストパフォーマンスに優れているリールが多数発売されているので、おすすめのリールを紹介したいと思います。