ツインパワーXD4000XGの魅力!性能やおすすめの使い方を紹介!

シマノのツインパワXDシリーズの傑作、XD4000XGはもう手に入れましたか?その性能と使い心地は手にしてより実感できる素晴らしいリールです。今回はまだツインパワーXD4000XGを手に入れていない人へその魅力と可能性を余すとこなく紹介します。

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夏はキャンプ、釣りはオールシーズン楽しんでいます!釣れる魚はなんでも好きです。食べるのも含め。
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ツインパワーXD4000XGとは

シマノ最高峰リールのステラに次ぐ機種としてツインパワーシリーズがあります。ツインパワーシリーズは耐久性も高く、巻きの滑らかさも相まって、とても人気の高いリールです。そのシリーズに2017年、追加モデルが発表されました。それがこのツインパワーXDシリーズです。

特徴

このリールの特徴は、XD=extreme durability(究極の耐久性)という名前の通り、異常なまでの耐久性、タフさが挙げられます。ギアの強度やドラグの耐久性、防水性能を通常よりも高めています。海水にさらされやすく、タフな状況で使用される磯やウェーディングのシーバスやライトショアジギングなどの釣りに向いています。

性能

自重290gで少し重たいですが、その分頑丈に作られています。ギア比は6.2のエクストラハイギアで最大巻き上げは99cm、4000番スプールでPE2号を210m巻けるラインキャパシティがあります。実用ドラグ力も6.0kgと大物狙いにも最高です。新しいマグナムライトローターを採用していて、軽さと強度を両立しています。

HAGANEボディ

シマノオリジナル技術でもあり、高い剛性を持つ金属製のボディを使用しています。負荷がかかってもボディがたわむことがないのでギアのかみ合わせがずれずに高い巻き上げパワーをロスせずに、滑らかな巻き心地を半永久的に維持します。

ツインパワー4000XGと比較

同じ番手が元となったツインパワーにも存在します。元々このリールは耐久性の高さやボディの頑丈さに定評があるシリーズです。XDシリーズはさらに耐久性に特化させた作りになっています。元となったリールとの性能や価格での比較をしていきたいと思います。

性能

ラインキャパシティやドラグ力など、スペック上は変わりありませんが、自重がツインパワーが295gに対し、XDは290gと5g軽くなっています。また、XDの方がハンドル長が57mmと少しだけロングハンドル化されているため、楽に巻き上げることができます。

XDシリーズは耐久性をさらにアップさせていますが、強度を高めつつ、ローターの軽量化もされています。そのためシマノの中ではクイックレスポンスシリーズに分類されており、巻きのパワーと巻きだしの軽さを両立しています。また、Xプロテクトというステラにも採用されている防水構造を採用しています。

価格

ノーマルの4000XGは定価43,300円、それに対してXDの4000XGは定価49,500円と6,000円ほどXDの方が高くなっています。ステラと同等の防水性能、ラウンド型ハンドル、ギアの強度アップなどを考えるとそのくらいの価格アップで済んでいるので非常にお買い得なのではないでしょうか。

巻き心地

ノーマルのツインパワーでも巻き心地はとても滑らかでステラに次ぐリールというのがはっきりわかると思います。XDシリーズは巻きの軽さを売りにしているヴァンキッシュと同じく新しいマグナムライトローターを採用しているので、巻出しの軽さに優れています。

ツインパワーXD4000XGが性能を発揮できる釣り

非常にタフさを売りにしていて、防水性能が飛躍的にアップしたリールなので、タフな状況での釣りに向いています。海水を浴びてしまうような場所であったり、強引なやりとりをしなければならない場所だったり、そういった場所でのルアーフィッシング向けに開発されました。その中でも特に向いている釣りを紹介します。

ライトショアジギング

磯や堤防でブリやカンパチなどの青物を主に狙う際に非常に向いています。40~80グラム程度のジグを扱える10フィートクラスのロッドに装着するとリールの重さも気にならないほどベストマッチします。ハンドル長も長く、ラウンド型のノブが標準装備されているので、力が入りやすいです。

マグナムライトローター搭載によって巻出しの軽さがあり、エクストラハイギアとも相まって、素早く糸ふけを取ることができます。連続でアクションさせるショアジギングでは糸ふけのメンテナンスが重要になってくるので楽に釣りをすることができます。

シーバス釣り

磯で狙う場合や、ウェーディングで狙う場合は波をかぶりやすく、リールにとってダメージが大きいです。その点、このリールは防水性能が高いのでリールのダメージを気にせずに釣りをすることができます。特に磯の場合、少し波があった方が釣れるので、そういったタフな状況でリールの真価が発揮できます。

また、巻きが滑らかで軽く、巻き取りスピードが速いので、リーリングの変化に気づきやすい点もあります。ルアーの動きや潮の流れなど、変化をつかみ取りやすいため、釣果に結びつきます。流れの変化や磯でできるサラシにシーバスは潜んでいるので、狙いやすくなります。

ライトショアジギング入門編はこちら

ツインパワーXD4000XGに合わせるおすすめロッド

耐久性を重視した作りになっていて、糸巻量も多く、タフな使用に耐えられる設計をされたリールなので、ライトすぎるロッドには向きません。4000番サイズとシーバスを含めてルアーフィッシングで飛距離が必要な釣りに向いているので、その点も踏まえて、おすすめのロッドを紹介したいと思います。

どんなロッドを選ぶべきか

4000番というサイズで290gとそれなりに大きいリールなので、最低でも9フィート以上の物を選んだ方がいいでしょう。サーフや磯で使用するのがメインになると思いますので、10フィートから11フィートクラスで40g前後を軽くフルキャストできるミディアムクラスの硬さだと使い勝手がいいと思います。

コルトスナイパーS1000MH

シマノ スピニングロッド コルトスナイパー MHパワー ショアジギング S1000MH 10フィート

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シマノのショアジギング用ロッドです。80グラムまでのジグをキャストできるMHパワーの10フィートのロッドです。ジグやプラグどちらでも扱いやすいロッドです。スパイラルX搭載でロッドの強さもあるので日本全国どこの磯でも対応できるショア青物ロッドです。

ディアルーナS106MH

シマノ(SHIMANO) シーバス ロッド 18 ディアルーナ S106MH

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シマノのシーバス用ロッドです。コストパフォーマンスに優れているロッドで、10フィート6インチ、56gまでキャストできるロッドです。磯ももちろんですが、サーフで使用する際に適しています。シーバスだけでなく、青物、ヒラメなどショアからルアーで様々な魚を狙うことができます。

ほかにもオススメロッドにを詳しく知りたい方はこちら

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