「試し腹」は朝鮮半島の悪しき風習?本当に実在したのか検証!ソースも!

「試し腹」とは、朝鮮半島で過去に行われていたと言われる近親相姦的因習です。結婚前の娘がきちんと妊娠できるかどうか証明するという目的があったとはいえ、許される行為ではありません。ここでは、試し腹の実態や遺伝学的問題点にも迫り、本当にあったのかどうか検証します。

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試し腹とは

過去、半島内で行われていたとされるこの風土的な慣習ですが、あまり聞きなれない方の方が多いのではないかと思います。ここではこの事について、一体どんなものなのかその詳細を見ていきたいと思います。

結婚前に妊娠できる体か証明するための朝鮮半島の風習

この慣習は近親者同士で行っていたとされるもので、なんと実子に対して子供を成すことが出来るかどうかを確かめるために当人同士で性行為を行い、そして本当に子供を作るといったとんでもないものでした。そして確認が終了次第そのまま嫁に出したのだそうです。

現代の考え方では決して許されることのないことなのですが、ではなぜこれがまかり通ってしまっていたのでしょうか。それはこの地域での関係性にあるのだとされており、民族的な慣習について知っておくべきことがあります。

どうやらこれが行われていた場所では男の方が権威といった面で非常に優遇されており、性別が違うというだけで差別的な扱いを受けていた時代でした。こういった一面から、このような異常ともいえる行為が行われてしまっていたのです。

試し腹をするのは娘の親族

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このような異常な行為について、簡単にですが説明させていただきました。ではここからは、この行為についての内容について、誰と誰が行うのか、そしてこれはなぜ普通に起こったのかについて見ていきます。

親族による強姦

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この行為の最も異常ともいえる部分は、親子間でこの行為が行われるといった点です。ただし必ずしも親がこれを行うという訳ではなく、場合によっては親類も一緒になってこの行為を行っていたこともあったようです。いずれにせよ、同じ血の通った者同士で行われていた事は事実です。

また、彼ら以外にも種男と呼ばれるこの行為の為だけに呼ばれた男が行うこともあったとの説も存在し、さも当たり前のように行えるというのは、普通の考えからすれば非常に恐ろしいです。ではなぜこういった行為が誰にも反対されることなく続けられてきたのか、それはこの地域の宗教的な考え方にあるのではないかと言われています。

娘は父親に絶対服従

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この行為が行われていた半島の宗教は儒教の考えに基づいての、家族、そして祖先を敬うことを第一とした考え方でした。そしてこういった考えから、家族の柱として機能する父を何よりも一番に考えるといった事が根底にあるのです。

こういった事もあり絶対に服従しなければならないという非常にワンマンな家族形態であったというのも、この行為がまかり通っていた原因だったのではないかと考えられます。娘の人間としての権威といった尊厳すべき部分は、ないがしろにされすべていいなりといった関係がこの時代では当たり前だったのです。

試し腹で生まれた子供はどうなる?

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このようにあまりにも常軌を逸した事が行われてきたことが分かったかと思いますが、ではこれによって生まれた子供についてですが、ここではその子供達についてどうなっていくのか見ていきたいと思います。

奴隷身分となる

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この行為の後、嫁いだ先で子供が一体どのように生きていくのかについてですが、残念ながら非常に過酷に生きていったようです。あまりにも過酷な人生の為、そのほとんどが若くして亡くなっていくのです。

また、もし仮に健康に生きていったのだとしても、人としてではなく、嫁いだ先の家にあくまでも道具のようにされてしまいます。母親同様身分としては非常に低い位置にあり、その後も過酷な労働を強いられることになります。

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