キングノットの結び方講座|手順やコツ・おすすめラインもご紹介

キングノットは村田基さんが考案したビニミツイストとリーダーを結ぶ結び方です。誰でも簡単にでき、強度もあるので覚えていて損はないです。この記事ではそんなキングノットの結び方やコツ、キングノットにおすすめなラインをわかりやすく紹介します。

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夏はキャンプ、釣りはオールシーズン楽しんでいます!釣れる魚はなんでも好きです。食べるのも含め。

キングノットとは

釣りに使うラインの結び方はたくさんあります。その中でもややこしいのが、メインラインとリーダーを結束するノットです。ルアーに直接結ぶよりもリーダーを介した方が根ズレにも強く、タックルの強度を上げることができます。PEラインがルアーキャスティングに使用されるとともにたくさんのノットが紹介されてきました。

キングノットはビニミツイストとリーダーを結ぶ方法

たくさんあるリーダーの結束方法のなかには、単純にライン同士を結束する方法やダブルラインを介する方法、リーダーを編みこんで作る方法があります。後者は結び目を作らない摩擦系ノットといわれるものがメインになりますが、このノットはメインラインをビニミツイストを介してリーダーと繋げます。

キングノットは村田基さんが考案した結び方

TeroVesalainen / Pixabay

この方法は「ミラクル・ジム」こと村田基さんが考案しました。王様と呼ばれることから、このノットはキングノットと名付けられました。最初に発表されてから研鑚され、手順も簡単で素早く結べるように進化してきました。強度もあり、実戦的なリーダーとの結び方です。

村田基さんとは

世界を股にかける、自称「世界一忙しい釣具屋のおやじ」です。茨城県にある潮来釣り具センターの代表、また、ルアーメーカー「Water Land」の代表でもあります。バスフィッシングブームや管釣りブームをけん引し、様々な釣り具、釣り方を世界から日本に紹介してきました。釣り業界で知らない人はいないほどのレジェンドです。

キングノットの強度

摩擦系ノットの代表であるFGノットは完璧に作れると強度は直線強度の90%を超える数値が出せると言われています。ですが、完璧に作るのに経験も必要ですし、手間もかかります。対してこのノットは構造上すっぽ抜けの心配は100%ありませんし、シーバスから、マグロやセイルフィッシュなど大型の魚にも対応できます。

ビニミツイストについて

ダブルラインをつくる方法としていくつか挙げられますが、その中でもラインの強度を落とさずに作ることができるやり方です。バハマにあるビニミ諸島で生まれたと言われています。リーダーと結ぶ他にも雷魚などのフロッグゲームではアイに直接結ぶ輪を作るための方法としても用いられます。

ビニミツイストとは

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