バス釣りのラインには何を使う?
バスフィッシングはルアーフィッシングの中で一番多種多様な釣り方があります。その歴史の中で、タックルもより細分化されてきました。ラインもそのうちの一つです。バス釣りに使用されるラインの種類などを紹介したいと思います。
バス釣りのラインに使うのは主に3種類
現在、ラインの種類は3種類あります。扱いやすいナイロンライン、伸びがほぼないフロロライン、編みこみされているラインのPEラインの3つです。長所と短所があるのでそれぞれの特徴をしっかり押さえて適材適所で使い分けることが大事です。
バス釣りに必要なラインの太さや強度は?
バスフィッシングでは「lb」(ポンド)と「号」(ごう)という表記を使います。「lb」表記で強度を、「号」で太さを表示しています。ナイロン、フロロともに1号で約4lb、約1.8kgの強度があります。PEラインは編みこんでいるため、1号で約20lbの強度を持っています。
通常は1kg前後の重さのブラックバスが釣れるので、単純に計算すれば4lb以上のラインを使用すれば取れるということになります。しかし、バスフィッシングは障害物周りで釣ることや、不意の大物にも対応できることを考えればベイトで20lb、スピニングで8lbが基本の強度です。
バス釣りに適したカラーは?
選ぶ際には、魚から見えにくく釣り人からは見えやすい色が基本になります。ナイロンやPEの場合、どんな水色にも対応できるダークカラー系の色が人気でよく選ばれています。フロロカーボンの場合、ラインの屈折率が水の屈折率と近いため水中でラインが見えにくいといった特性があるのでクリア系のカラーでも大丈夫です。
バス釣りに使うリールに合わせてラインを選ぼう
主にスピニングリールとベイトリールが使用されています。軽いルアーを使い繊細な釣りをするスピニングと、太いラインを使い、パワーフィッシングに使うベイトがあります。それぞれの特性や釣り方に合わせてラインを選んで釣りに行きましょう
「スピニングリール」に合うラインとは?
基本は8lbを基準にして細めのものを使用します。また、糸ヨレがどうしても起こってしまうため、トラブルが少なくしなやかな特徴を持つナイロンが適しています。フロロカーボンは硬く、PEラインは伸び率がないためにトラブルが起きやすくあまり向いていません。
「ベイトリール」に合うラインとは?
キャストの際にスプールが回転してラインが放出されるため、スプールの癖がつきにくいラインが適しています。また、20lb前後のラインを使用するので、太くなっても柔らかさが保てるナイロンラインが一番使いやすいです。また、フロッグなどトップウォータールアーでは水に浮く性質を活かして4号以上の強さのPEラインもよく使われます。
バス釣り初心者におすすめ、ナイロンラインの特徴とは?
このラインはどんな釣りにも使用されています。他の素材に比べてとても扱いやすいことで知られています。適度な伸縮性があり柔らかく、癖が付きにくく結び目の強度も確保できるので、初心者の方はもちろん上級者の方にも好まれています。