フローターフィッシングで釣果アップ!フローターフィッシングまとめとおすすめ!

Array

ここまで価格帯を説明してきましたが、高ければ良いもので、安ければ悪いものと一概に言えるわけではありません。安くても自分に合った良いフローターとの出会いも必ずあるはずです。値段だけに左右されず、自分にあったフローターを選んでください。

フローターの動かし方

いよいよフローターデビューです

準備物を揃えたらいよいよフローターを使ってみましょう。一見簡単そうに見えるフローターの動かし方にも色々コツがあります。スイスイ動かして快適にフローターフィッシングを楽しみましょう。

フィンを使う

フローターの基本はフィンを使ったバタ足での移動になります。このことからわかるように、フローターは前進ではなく後ろに進むのが基本です。後方に障害物が無いかどうか、十分注意して動かしてください。

オール付きの場合

次はオール付きのフローターの場合です。オール付きでも基本は後ろ向きに進む事になります。身体全体を使ってオールを動かすようにしましょう。また、なるべくフィンは水上に出してください。フィンが水の中に入っていると水の抵抗が増え、スピードが出なくなってしまいます。

バス釣り以外に使えるの?

使い方は人それぞれ

最初に作られた目的はバス釣りではありますが、フローターのコンパクトさ、取り回しの良さは応用が効きやすいです。使い方次第では様々な場所での釣りを楽しめるでしょう。

フローターにおススメの釣り場は?

おススメ釣り場所は?

フローターは基本的にはどのような場所でも使うことができますが、どのようなものにもやはり向き不向きはあります。ここでは場所による注意点や動き方をお話ししたいと思います。

小規模な池

直径300m程度の小規模な池の場合です。フローターフィッシングには最も最適なフィールドと言えるでしょう。このくらいの規模であればオール無しでフィンのみの移動でも問題なく動くことができます。

中規模な湖など

直径500m程度の湖などの場合です。このくらいの規模になってくると不可能ではありませんが、フィンのみの移動では厳しくなって来ます。なるべくオール付きのフローターを用意してください。

大規模なダム湖など

直径1kmを超える大規模なダム湖の場合です。フローターフィッシングをするには移動距離が広すぎて厳しいでしょう。端から端まで行った場合元いた場所まで戻るのに相当な時間と体力を使います。ここでのフローターの使用を考えるのであれば場所を限定して行うといいでしょう。

ここはあまりお勧めできません。前途のようにフローターには推進力があまりありません。例え緩やかな川であっても入水した場所と同じ所に戻るのは困難でしょう。川で釣りをしたいのであれば陸釣りがお勧めですね。

フローターは海では使える?

使えないことはない

先程ご紹介したスポットに「海」はありませんでしたね。海でフローターを使うことはできるのでしょうか?結論から言うと使えないことはありません。ただしあまりお勧めすることはできません。その理由はなんでしょうか?

流されてしまう

海を大きな湖と思ってはいけません。湖と比べ風も強く煽られてしまいますし、潮流によって流されてしまいます。ただでさえ推進力の弱いフローターです。離岸流なんかに捕まってしまえば戻ることは非常に困難でしょう。

やはり持ち運びしやすいのがいい

ではなぜこのような項目を作ったのか。元々は小さな池などでバス釣りをするために作られたフローターですが、ボートだと大きすぎて用意できないような人たちからしてみればフローターのコンパクトさと取り回しの良さは魅力的なのです。

どうしても使いたい場合は細心の注意を払って。

どうしても海で使いたい場合はある程度池などで操作性に慣れてから、ライフジャケットや同行者など可能な限り備えをして臨んでください。あくまでもフローターは小規模な範囲で使用される想定で作られたものということを忘れないようにしたくださいね。

季節ごとのフローターフィッシング

基本的にはオールシーズン

さて、場所の次は時期のお話になります。基本いつでも行うことのできるフローターフィッシングですが、季節に応じて注意点なども変わってきます。そんなフローターフィッシングの季節ごとの特徴についてご紹介します。

人も魚も過ごしやすい季節で落ち着いた釣りができるでしょう。水温がまだまばらなため、魚がいる場所もばらけてきます。特に注意することもなく、気軽にフローターフィッシングを楽しめる季節です。

魚も活発になり居場所もわかりやすいため最も釣果が期待できる時期になります。ただし、上からの直射日光と下からの照り返しに挟まれ、真夏の水面は非常に暑くなります。帽子や日焼け対策、水分などの熱中症対策をしっかりしていきましょう。

春同様過ごしやすい季節であり、特に何を気にする事なくフローターフィッシングを楽しめる時期でしょう。魚はバラけてしまうため、夏よりかは釣果があげにくいかもしれませんが、のんびり楽しめます。

冬はあまり釣果は期待できませんが、フローターフィッシングは十分にできます。寒くても活動的な大きな魚を狙うのも楽しいかもしれません。季節的には手やお尻が冷えるのでトイレが近くなったりします。

管理上の注意

メンテナンスもしっかりと。

最初に説明したように、フローターとは浮き輪です。当然しっかりとメンテナスをしないとパンクしたりもします。パンクをしないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?その対策について話しましょう。

空気圧に注意

フローターフィッシングの際に注意しなくてはしなくてはいけないのはフローターの空気圧です。水温や気温の変化による空気圧の変動は想像以上に大きく、パンクの原因の多くを空気圧の調整の失敗が占めています。

釣行中に空気圧を下げる。

空気圧が上がるのを見越して始めから空気を少なめに入れるという方法もありますが、その場合安定感が失われ、1つ1つの動作がスムーズに行かなくなってしまいます。釣行中に空気を抜くなどして空気圧を調整していくことをお勧めします。ただしうっかり空気を抜きすぎてしまうと目も当てられない事態を招くので、小型のハンドポンプを携帯しておくといいでしょう。

釣行後の管理にも注意

釣行後、フローターを乾かすためにそのまま干したりすると水上との温度差で内部の空気圧がどんどん上がってしまいます。直接事故につながるわけではありませんが、せっかくのフローター…大事に使いたいですね。空気は早めに抜いてあげましょう。

フローターフィッシングで釣果をあげよう

いかがでしたか?これから初めてフローターを使おうという人は右も左もわからず、不安な事も多いでしょう。十分に備えをして最高のフローターデビューを飾り、フローターフィッシングで釣果を上げていきましょう!