ダイアナ研究所の周りは雑木林に囲まれていて、手入れの全くされていない生い茂った木々のせいで日中でも日が当たりにくく、じめじめとしています。辺りは昼間でも薄暗く、不気味な印象を受けます。
ダイアナ研究所は2階建て
建物は白を基調とした二階建ての造りになっていて、大学という正式名称の割には狭い建物になっています。建物にある窓殆どにベニヤ板が張られていて、外から建物内を覗きみようとすることは難しいです。
1階には受付がある
正面入り口から入って、まず最初にある受付では窓ガラスが粉々に飛び散っていて不気味な雰囲気が漂っています。他には主に書類や本などの紙類が乱雑に散らばっていて、足の踏み場もないほどです。
資料が散らばった応接室がある
受付と比べると比較的、綺麗に原型を留めている応接室。会議等で使われたであろう資料が大量に放置されていて、更にはソファーやテーブルは壊れてしまっていて、今はその本来の目的を果たせそうにありません。
狭い廊下が続いている
人がすれ違う事が出来るかどうか、という程の狭くて長い廊下。床には多量のガラス片や雑貨が散乱していて、歩くだけで「ジャリジャリ」と音が鳴り響き、自分以外にも人が居るのではないかと思わせます。
広い食堂がある
廊下を奥まで進むと食堂があります。椅子やテーブルが部屋の端に積まれていて、冷蔵庫や食器も残っています。他の部屋と比べると物が少なく、どちらかというと片付いていると言ってもいいです。
浴槽・トイレがある
風呂場は昔よくみられた石畳の床で造られていて、浴槽内には小さいタイルが張られています。物は少なく、他に特徴はありません。トイレは洋式で、思いのほか綺麗な形で残っています。が、もちろん使える訳もありません。
和室がある
和室にも物がごった返していています。畳は剥がれ、押入れや引き出しは壊れていてその役目を為していません。大量の布団や座布団が乱雑に積まれていてたくさんの人を泊められるようにしていたことが伺えます。
急な階段がある
2階へ行くには非常に急な階段を上らなければなりません。右手側に丈夫そうな手すりがついているので、これを頼りに出来るのが心の救いです。上る度に「ミシミシ」と音が鳴り響き、怖さを増長させます。