今まで冷水で砂抜きをしていた方!手順1であさりの表面上の汚れをよく洗い終えたら、まずはお湯を準備します。砂を短時間で効率よく抜き、身をふっくらさせるために欠かせないアイテムになります。
お湯を用意する
通常の砂抜きには塩水を作っていました。今回の時短テクの重要なカギとなるのはずばり「お湯」。ただ水を沸騰させて熱々のお湯を用意するのではなく、温度がポイントになります。砂を強制的に排出させる、その温度は50度!
必ず50度のお湯を用意する
先ほども述べたように、温度を50度にする事がカギになります。43度前後ですと、菌が繁殖しやすい温度の為、食べる際に影響します。
60度前後ですと、完全にボイルされてしまいます。温度計があれば理想です!温度計が無い場合は、沸騰したお湯と同量の水を注ぐと50度になるので、沸騰させる水の分量を覚えておきます。
あさりの砂抜きをお湯で時短:手順③
砂抜きに適した温度のお湯が準備出来たら、いよいよお湯へ投入します!あさりの気持ちになると急に熱湯に入れられてかわいそう、と思ってしまう方もいらっしゃるかと思いますが、しっかり砂を吐き出してもらわなければいけないので、貝殻がやや開くのを確認しましょう。
あさりを入れる
ボウルに手順1で洗ったあさりを入れて、手順2で50度に温度調整したお湯を全体につかるように投入し、反応するまで待ちます。手順4ではその反応についてのメカニズムを説明します。
重なっていてもOK
この後、こすり洗いをするので、その際に身に入った砂を一気に吐き出すことになる為、ボウルに入れる際には、重なっていても気にする必要はありません。お湯をしっかりあさりにひたる様に入れてあげます。
あさりの砂抜きをお湯で時短:手順④
お湯に入れることで、あさりはヒートショックという原理により殻がやや開き、身を押し出して来ます。反応する様子をしっかり確認しておきます。かたくなに閉じていて反応しない場合は死んでいる可能性もあるので取り出しておきます。