ブラックナイト衛星は実在するのか？そして、その正体とは一体？

超科学を操っていた？

現代のような機械がないはずなのに、なぜこんなものを作ることができたのか、描くことができたのか、など謎が多い古代文明。超科学を操っていたからできたのではないか、その中にブラックナイト衛星も含まれるのではないかとする説が存在するのも頷けます。

ブラックナイト衛星の本当の正体は？

未知なる存在である宇宙人や古代文明が打ち上げたとする説などあるものの、憶測の域をなかなか出ないブラックナイト衛星。その正体に近づく出来事が20世紀後半に遂に起こります。果たしてブラックナイト衛星とはなんだったのでしょうか？

ブラックナイト衛星の撮影に成功？

1993年、アメリカのスペースシャトル　エンデバーの搭乗員が宇宙ステーションの建設ミッション中に撮影した映像になんとブラックナイト衛星と思われる物体が映っていたのです。遂に謎が解明される！と思いきや・・・・。

宇宙ゴミの可能性が高い

しかしながら、撮影されたと思われたブラックナイト衛星は、取り付けに失敗した断熱ブランケットの一部だったことが判明したのです。結局、ブラックナイト衛星の存在は謎のままとなってしまいました。

宇宙ゴミの存在

遂に撮影に成功したと思われたブラックナイト衛星の映像の正体は、残念ながら宇宙ゴミでした。ここでふと気になってくるのが、宇宙ゴミの存在。今一体どれくらいあるのでしょうか？そして宇宙ゴミを出す人工衛星は今どれくらいあるのでしょうか？

人工衛星の数

JAXA によると2017年2月時点で7,600機打ち上げられ、落下、回収したものを除いても地球の軌道上には約4,400機以上の衛星があるそうです。ちなみにそのうち、アメリカ、ロシアでそれぞれ1,000機以上保有しています。（参考：CeresTrak）

宇宙ゴミの数

2010年時点の情報ですが、JAXAによると「10cm以上のものが約20,000個、10cm未満1cm以上のものは約50万個」あるそうです。20世紀にブラックナイト衛星と見間違った宇宙ゴミですが、21世紀の今は、未知なる存在も宇宙ゴミだろうと憶測される時代なのかもしれません。

今ある謎

人工衛星の数4,400機と聞くと、宇宙についてはかなり解明されているのではないかと思えます。しかし、ブラックナイト衛星のように、宇宙には人類が解明できていない謎がたくさんあります。どのような謎があるのか一部をご紹介します。

宇宙からの謎の電波

「高速電波バースト」という宇宙のある方向から突発的に電波が放射される現象が観測されています。この電波は遠い宇宙から来ることはわかっているものの、発生のメカニズムやどの銀河からきたのかなどはまだわかっていません。（参考：Astro Arts）

月ってなに？

私たちが日頃目にしているもので、実は謎の存在なのが夜空に輝くあの「月」。アメリカのアポロ計画によって、月の石を地球へ持ち帰り成分分析もしていますが、未だ月がどのようにしてできたのかはわかっていません。

まだまだ宇宙には謎がたくさん！

ブラックナイト衛星と思われた映像の正体は、残念ながら宇宙ゴミでしたが、身近な「月」はもちろん、謎の電波まで、まだまだ解明されていないことがたくさんあります。空を見上げながら、謎に満ちた宇宙に想いを馳せつつ、これからも注目していきたいですね。

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