キスという魚の特徴は
キスは北海道の一部を除き全国に生息してる
キスは北海道の一部を除き全国の砂地にいる魚で、平均的は魚体の大きさは10cm~20cmほどですが、中には30cmを超えるものもいます。身は白身の魚で、姿も美しく、味は淡白な味をしています。冬場を除き、1年のほとんどの時期で釣れる事、初心者でも簡単に釣りを楽しめるため、釣りの入門魚として人気があります。
キスは1シーズンに何度も卵を産む多産卵魚
キスは卵や稚魚の危険を分散させるため、1シーズンに数十回も産卵する多産卵魚です。つまり、同じ年に生まれた稚魚にも、春生まれと秋生まれがあり、当然のことですが体長には大きな差が出てきます。また冬場になると水深30m以上の深いところまで移動してほとんど餌を食べません。
キスの旬は産卵前の晩春から初夏、夏にかけて
キスの旬というと、晩春から初夏そして夏にかけての産卵する前が一番おいしい時期です。産卵を終えた後は味が途端に落ちてしまいます。ただ、秋になるとその味は回復しておいしくなり、寒くなるとまた味が落ちて行ってしまいます。
キスは水深は90mより浅い砂浜の底で生息する魚
キスは砂地を好んで生息する魚ですが、あまり深い場所ではなく、せいぜいが水深が90m未満の浅い場所にいます。キスの習性として海水温の変化に伴い岸辺近くへと住む場所を変えてきます。特に水温が20度近くになる春先から付近の砂浜で釣果が聞こえるようになります。
キスの習性
キスは海底のでこぼこ部分にいる
キスは一般的に砂地の底にいる魚ですが、平らな砂の底ではなく、でこぼこした砂の駆け上がり部分に棲んでいることが多い魚です。そのために、キス釣り場としては海水浴場のような、遠浅の砂浜が最も適した釣り場だと言えるでしょう。ここなら投げ釣りのような長い竿を使って遠投する場合でも周りが気になりません。