キス釣りとは
シロギスは投げ釣りの対象として人気のターゲットの魚です。砂地に生息し底近辺を群れで回遊しています。キス釣りは投げ釣りの定番ともされますが、砂浜や堤防からちょっと投げるだけで誰にでも簡単に釣れると人気の魚種です。
キス釣りのルアーの種類とは
柔らかいプラスチック素材で小魚や虫などに似せて作られたものでワームとも呼ばれるソフトルアーを使います。ワームを用いたルアーの仕掛けをリグといいますが、フックやシンカーを組み合わせた仕掛けは多種多様にあります。
キス釣りのルアーの選び方①
釣りをする人にとっては夏の投げ釣りと言えば思い浮かべるのはキス釣り、そんな人気のターゲットです。初心者からファミリーまで簡単に釣れますが、奥が深く極めようと思うと趣味としては長く続けることのできる釣りの一つとなっています。
擬似エサのワームは生エサが苦手な方に好評です。最近のワームは生分解性であとで自然にかえる素材を使っているものがほとんどです。長期の保存も可能で残ったものは再度使用できます。魚の好むにおいと味が添加されています。マルキュー製品のエコギアのブランド名はルアーゲームでも実績を積んでいます。
キス釣りルアーの選び方②
キス狙い用のワームはまだ数が少ないです。多く流通しているメバル用のワームが流用できます。ストレートワームメバル用を半分にカットしてつけるとキス釣りにちょうど良い大きさとなるので重宝します。付け替えて何種類か試してみるのもいいでしょう。
釣果を多くあげるにはポイントに適したリグ(仕掛け)が必要になってきます。キス釣りの場合はちょい投げでや投げ釣りでは天びん仕掛けを使用します。また竿は投げ釣りなら少し長めのルアーロッドで硬めの竿を用意します。堤防などからのちょい投げだと2メートル程度の竿でかまいません。
キス釣りルアーの選び方③
生き餌の苦手な女性や子供でも、ルアー(疑似餌)なら手軽に楽しむことができます。最近は本物に近いルアーも数多く出ています。1年の四季を通して楽しめるキス釣りは、アタリもわかりやすいレジャーフィッシングとしてカップルや家族にも人気です。仕掛けとルアー選びの準備も皆で楽しめる時間です。
他にはワームと生エサとの中間的な製品もでています。生エサをフリーズドライを使って乾燥させたエサになります。海水に浸かることで生エサに近い状態にもどってあたりを誘います。ヴァガボンド ボンドベイト ソフトイソメです。
キス釣りの仕掛けの種類
天秤仕掛けとは
針金を使った天秤というものに仕掛けを取り付けるものです。このおかげで投げた時に絡まりづらい仕掛けとなり釣りがしやすくなります。釣り人に親しまれた仕掛けの1つにジェット天秤があります。ちょい投げや投げ釣りで使用され、海藻や岩などの障害物を避ける性能に優れています。
スプリット仕掛けは初心者向き
オモリのことをスプリットと呼びます。つぶし玉というオモリをラインに直接つなぎ、あとはシンプルに針とエサを先にという仕掛けです。エサは金属質なジグと呼ばれるルアーで、ラインの長さをつぶし玉まで調節することでエサを動かすようにしアタリが狙えます。
キャロライナリグとは
根がかりしにくいオモリだけの仕掛けなので、海の底形を探るように釣るのに適しているのがキャロライナリグです。仕掛けの手順でいうと、竿にリールをセットした後ラインを伸ばし、オモリを中通しに付けその先に針とエサを付けるという順番です。
中通しのオモリの扱い方が分からない時には、仕掛けの商品としては直接付けられるのもあって便利です。キス釣り用ではない針でも十分使えますが、キス釣り用の針に変えるとアタリ率が上昇します。キャロライナリグについてはこちらの記事でも紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。
キスの投げ釣りについて
本格的にキスの投げ釣りをするなら飛距離を考えて、かなり硬くて長い竿を用意する必要が出てきます。基本的には砂浜で行いますがあたりの確率が上がるため遠投になるので、オモリは重いほど遠くへ投げれます。
砂地が沖の方まで続いているような砂浜はキス釣りの絶好のポイントです。海底にオモリが着いたら底の地形を読み取りながら引っ張ります。高低差が海底で急激になってる場所は、キスの溜まり場なっていることが多いので要注意です。また砂浜からの釣りは「サーフ」と言います。
遠くへ投げたい時はキャロライナ
キャロライナとは中通しの重りをパイプに通した仕掛けです。元々バスフィッシング用の仕掛けで、最近では海釣りでも使われています。海の底形を探るような釣りや遠投が必要な釣りに向いている仕掛けです。ただラインが絡まりやすいので注意が必要です。
キス釣りは引き釣り
必ず底に仕掛けが接しているように引きずってくる釣り方を引き釣りといいます。キスがついてこれる程度のスピードで竿を動かしていきます。限界まで竿を引いたらリールを巻き元の場所へ竿先を戻します。竿を戻して糸がたるんだ分をリールで巻くのがポイントです。