普段あまり栄養価を意識せず食べているというかたも、ぜひこの機会に考えてみるのもよいかもしれません。健康や食事について考えてみるのは身体にとって願ってもないことです。おいしい焼きそばを楽しむためにも、以下のランキングをひとつずつ確認していきましょう。
カップ焼きそばカロリーランキング第5位「東洋水産 でかまるチーズタッカルビ風焼そば」
太いめんとオイリーなソースが特徴の本製品の熱量は730キロカロリーです。大盛シリーズなのでめんの量も多く、チーズタッカルビ好きにはオススメな味として高評価でもあります。おいしさに負けるか誘惑に打ち勝つか、たいへん悩ましい商品です。
カップ焼きそばカロリーランキング第4位「明星 一平ちゃん夜店の焼きそば大盛」
マヨビームでおなじみの一平ちゃんは、商品の特徴といえるマヨネーズもあいまって、779キロカロリーです。「何も気にせずソース焼きそばをがっつり食べたい」かたにはオススメできる製品ですが、ダイエットしているかたやカロリーを気にするかたは間違っても手に取ることのないようにしましょう。
カップ焼きそばカロリーランキング第3位「明星 汁なし担々麺」
『汁なしの王道 汁なし担々麺 麺や金時』が正式名称で、熱量は818キロカロリーと、とうとう800を超えました。『中華三昧』シリーズの汁なし担々麺とは違いますので注意です。こってりとした味付けが好きなかたには高評価ですが、なかなかに賛否両論の製品となっています。
カップ焼きそばカロリーランキング第2位「まるか食品 ペヤング超大盛りやきそば」
さて、ここから一気に数値が跳ね上がります。堂々の1081キロカロリーです。これを食べるだけで成人男性が1日に必要な熱量の半分を摂取できてしまいます。食べるにしても誰かとシェアするか、話題作りとしてなど、少なくとも頻繁に食べることは想定されていないのが明らかです。
カップ焼きそばカロリーランキング第1位「マルちゃん 北海道限定でっかいやきそば弁当」
北海道限定と謳いつつ、日本国内どこに住んでいてもネットで買えてしまうこちらの商品の熱量は1155キロカロリーです。中華スープも付いていますので、めんの量が200グラムということもあいまって食後の満足感たるや他の追随を許しません。
カップ焼きそばはなぜカロリーが高い?
ここからは、インスタントの焼きそばが高カロリーな理由を説明していきます。作る際にはお湯を入れてから一度湯切りを行うため、めんの油分は少なそうに思えますが、実のところ焼きそばの方が平均してカップラーメンより高い熱量を叩き出しているのは何故でしょうか。
カップ焼きそばのカロリーが高い理由①内容量が多い
まずは単純に、カップラーメンよりめんの量が多いからです。スープがない分、満足感や満腹感を得るため必然的にめんの量が多くなるわけです。カロリーを抑えるためにスープに手をつけないようにするといったことができないのは、カロリーを気にして食べるには少々苦しいところです。
カップ焼きそばのカロリーが高い理由②ソースに油分が入っている
焼きそばのソースには多くの油分が含まれています。これは、お湯でめんを戻してソースを混ぜただけでは焼きそばの風味を出すことが難しいからです。普通の焼きそばのように油で炒めた味を再現するため、めんに絡めるソースを油っこくしているのです。
カップ焼きそばのカロリーは実は低い??気になるカロリー表示の真相!
これまでの項では、いかにカップ焼きそばの熱量が高いかというところに焦点を当ててきました。ですが、パッケージに書いてある数値は、調理においていったいどのタイミングでの表示なのでしょうか。この項では栄養表示について細かく解説していきます。
カップ焼きそばカロリーQ.「カロリー表示は湯切り前?調理終了後?」
実のところ、製品紹介における熱量の表示は湯切り前のものなのでしょうか、それともソースを混ぜたあとなのでしょうか。一般的に考えてみると、お湯を通すことでめんの油分が少し抜けて、熱量もその分減るように思えますし、たいへん気になります。
カップ焼きそばカロリー A.「湯切り前!」
ずばり、パッケージに記載があるのは湯切り前のめん+ソースや具材、の数値です。一説によると、湯切りをしたあとでは60キロカロリー近くの油分が流れ出るとの話もあります。とにかく、示されているのが調理前の熱量だとすれば、それを利用して熱量を抑えることもできます。
カップ焼きそばを食べても太らないコツ
食べると太りやすいのは分かっていても、どうしても食べたい!という時には、我慢しすぎるとストレスになってしまいます。そんなかたがたのために、カップ焼きそばを食べるにあたってできるだけカロリー摂取を控える方法を考えました。参考にしていただければ幸いです。
ここでご紹介するのは、あくまでカロリーを抑える方法ですので、過信はせず、本格的にダイエットを考えているかたはなおさら健康的な食事を心がけることも大切です。一食ですべて食べきるのではなく、何度かに分けて食べるのも方法の一つになります。