デイキャンプの楽しみ方
宿泊をする通常のキャンプと比べると持ち物を半分程度まで減らすこともできるのがデイキャンプの魅力です。自然を感じながらバーベキューをする、自然と触れ合いながら暇な時間を楽しむ、テントでくつろぐなどデイキャンプは宿泊するキャンプより身軽に楽しめます。
しかし、気軽で身軽なキャンプと言うイメージがあるデイキャンプにもいくつかの注意点や守るべきマナーがあります。キャンプ場のルールやマナー、注意点はしっかり守って安全にデイキャンプを楽しみましょう。
デイキャンプで気をつける注意点
注意①:虫
蚊だけではなく、ハチやブヨなど人にとって厄介な害虫はキャンプ場周辺には多々います。虫刺されなどによる怪我などが無いよう、虫除け対策は万全な状態でデイキャンプを楽しめるように虫除けグッズを準備しましょう。アウトドア用の虫除けグッズはスプレーや蚊取り線香のほか超音波で虫除けをするアイテムなどもあります。
注意②:暑さ対策
夏場のデイキャンプは暑さの対策を万全にしましょう。暑い日中に動くことになるデイキャンプは熱中症や日焼けに注意が必要です。水分をしっかりとって、日焼け止めクリームや帽子などで暑さ対策をしましょう。
注意③:キャンプ場の注意点
キャンプ場ごとに違いがありますが、それぞれに細かいルールがあります。デイキャンプをするキャンプ場が決まったらまずはそのルールを調べて、他の方に迷惑をかけないようしっかりルールを守りましょう。
注意④:ゴミはすべて持ち帰る
キャンプで出たゴミを有料で処分してくれるキャンプ場もありますが、基本的には自分で持ち帰るつもりでゴミ袋などの準備は忘れずにしましょう。キャンプ場で処分してくれる場合でもゴミの分別はキャンプ場ごとに違いますので、分別のルールはしっかり守りましょう。
デイキャンプの服装は?
お手軽に感じるデイキャンプですが、キャンプサイトいわゆるキャンプ場などを利用する場合、市街地と同じような服装は市街地より気温が低いことが多いため、あまりおすすめできません。男性女性問わず、動きやすいコーディネートが基本です。
トップス
自然の中で活動するので洋服が汚れることはあります。トップスはTシャツなど動きやすく、色や素材に関しては、汚れが目立ちにくいものがおすすめです。怪我や虫刺され防止のためにも長袖を着るのがおすすめです。
ボトムス
怪我・虫刺され防止のためにも男女ともにボトムスはパンツが基本です。女性もスカートよりパンツスタイルでデイキャンプするのがおすすめです。ボトムスも動きやすく、汚れが目立ちにくいものがいいでしょう。
帽子
帽子は、夏場でしたら熱中症対策、秋冬ではニット帽などで防寒対策にもなりますので着用をおすすめします。
靴
履き慣れた歩きやすい靴、動きやすいスニーカーがデイキャンプにはおすすめです。サンダルを履く場合は、脱げやすいビーチサンダルではなく、しっかりストラップがついているサンダルがおすすめです。
上着・着替え
山のキャンプサイトは市街地より肌寒くなることが多いので羽織れる上着を、夏場でしたら汗もかくので着替えは持っていくようにしましょう。
レインウェア
デイキャンプと言っても必ず天気が晴ればかりではありません。急な天候の変化で雨に遭遇することもあります。アウトドア用のレインウェアは機能性も良く、デザインも豊富にあり、肌寒いときの上着にもなるのでデイキャンプにはおすすめです。
デイキャンプに必要な持ち物:キャンプ用品
デイキャンプと言っても持ち物多いですよね。いざ、現地で楽しむぞ!となったときに「あれ持ってくればよかった・・・」と忘れ物に気づくなんてことありませんか?そんな後悔をすることがないようにデイキャンプに必要なアイテムをまとめてみました。ご自身のキャンプスタイルに合わせてぜひ持ち物を工夫してみてください。
サンシェード・タープ
バーベキューだけだからテントほど本格的じゃなくていいと言う方には、タープやシェードなど簡単に設営できる日よけになるものがおすすめです。他にもワンタッチテントという簡単に設営できるタイプのテントもデイキャンプにはおすすめです。人の視線を遮ることもでき、荷物置き場としても活躍しますのでタープやシェードなどはあると便利です。
ペグ・ペグハンマー
宿泊しないデイキャンプは、手間を掛けずに短時間で準備できるに越したことはありません。テントやタープの設営には欠かせないペグと硬い地面でもペグを打ち込むのが楽になるペグハンマーはキャンプでの設営がスムーズになるので持っていったほうがいいでしょう。
レジャーシート
アウトドアで大活躍のレジャーシートには、色んなデザインがあります。ついついデザインに目が行きがちですが、地面に直に敷くものですから地面からの湿気を防げることができるか、肌触りやクッション性など機能面・素材を確認し、快適に使えるご自身のお好みのものを選びましょう。
アウトドアテーブル・アウトドアチェア
自然の中で自然を感じながらご飯を食べるのがデイキャンプの楽しみ方とは言っても、やっぱりテーブルと椅子はあるといいですよね。アウトドア用のものは、テーブルと椅子がセットになってコンパクトに収納できるものが多いです。使用する人数などを考えてご自身に合ったものを選びましょう。
デイキャンプに必要な持ち物:保冷バッグ
宿泊しないデイキャンプでは、ソフトクーラーと呼ばれる折り畳めるクーラーボックス、保冷バッグがおすすめです。硬いタイプのクーラーボックスより保冷力は劣りますが、使っていない時は折り畳めてコンパクトに収納できるので持ち運びも便利です。
デイキャンプに必要な持ち物:調理器具
バーベキューコンロ
デイキャンプの楽しみの1つはバーベキューですよね。バーベキューを楽しむにはバーベキューコンロが必要です。掃除が楽なタイプや炭が出し入れしやすいスライドタイプなどがありますのでご自身のキャンプスタイルに合うものを選びましょう。
クッカー
クッカーとはキャンプ料理の鍋のことで器としても使用できるキャンプの必須アイテムです。煮るだけでなく、揚げる調理もできますので調理法の幅が広がりますよ。
バーナー
アウトドアに欠かせないアイテムですね。火を使う調理には必ず使いますので準備段階で問題なく使用できるか確認しておきましょう。安定した火力を求めるならガソリンバーナーで、手軽さや簡単さを求めるならガスバーナーがおすすめです。
キッチンツール
調理器具持参の際に必要になるアイテムです。バーベキューで使うトングやターナー、包丁やまな板、野菜を洗うのに使用するボウルなどがあります。セットのもので揃えるとまとめて収納できるよう収納ケースがついているので便利です。
食器セット・カトラリー・マグカップ
食べるときに必要な食器やマグカップ、箸などのカトラリーは、紙皿や紙コップ、割り箸など使い捨てアイテムもありますが、繰り返し使えるアウトドア向けのものがセットでも販売されています。ゴミを減らすという点からも繰り返し使えるアイテムでお気に入りのものを揃えるといいでしょう。
洗剤・たわし・スポンジ
炊事場で使う洗い物の道具は忘れずに持っていきましょう。
デイキャンプに必要な持ち物:その他
虫よけグッズ
自然の中で楽しむデイキャンプでは虫よけ対策は重要です。虫刺されなどの被害に合わないよう蚊取り線香や虫よけスプレーなどを持参してしっかり虫除け対策をしましょう。
ウェットティッシュ
デイキャンプでは洗い物が細々と出やすいです。炊事場とキャンプサイトが遠くて面倒!と感じる方におすすめするのが、ウェットティッシュです。洗剤で洗うほどではない食器や包丁などをさっとひと拭きして汚れをとってしまいましょう。汚れを拭き取るだけならノンアルコールのウェットティッシュがおすすめです。
ゴミ袋・ビニール袋
注意点としても紹介したとおり、ゴミはすべて持ち帰れるようにゴミ袋は持っていくようにしましょう。画像のように袋を引っ掛けておき、そこにゴミをまとめるようにしておくと後片付けの手間も減ります。ゴミの分別はしっかりしてマナーをしっかり守ってデイキャンプを楽しみましょう。