クスサンの成虫は9~10月に発生する
クスサンの成虫は年に一度、秋に入った頃に発生します。羽化すると灯りを求めて集まってきます。しかし、その幼虫が葉を食い尽くす害虫という悪いイメ-ジが強いため、成虫になってから灯りに寄ってきて家の中に入り込み、巨大な身体で飛び回わる姿も又、嫌われてきました。
クスサンの成虫は餌を食べない?
クスサンは成虫になると、口が退化してほぼ無くなってしまい、食物は摂取しません。幼虫時に蓄えた栄養分で繁殖のため活動し、オスは交尾の後に、又メスは産卵後に数日で死んでしまいます。
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クスサンが大量発生する原因とは?
よく昆虫や動物界では、環境諸因子のバランス関係が崩れると大量発生を繰り返すと言われています。クスサンの場合もそうなのでしょうか? そのあたりを探っていきたいと思います。
気候など環境の変化が原因で大量発生している?
研究者談によれば、人為的な要因に加え、その時の気候の変化によっても、クスサンの卵内に寄生したハチの幼虫が生息しにくい、あるいは、秋の産卵時にクスサンの成虫が集まりやすいなど、様々な環境の変化により、クスサンの大量発生が引き起こされるようです。
絶滅しないように大量発生している可能性も?
更に、クスサンは種存続のための知恵あるいはメカニズムが備わっており、絶滅することのないよう、予め計算されたかのように大量発生を繰り返し、移動するといった方法を採っているのではないかと考えられています。
クスサンの幼虫の駆除方法とは?
クスサンの幼虫は主に栗の木で目立ちますが、大量発生してしまうと食いつくされて、栗の木は丸裸になり、美味しい栗の実がつかなくなってしまいます。成虫に育つ前に、見つけた時点で即座に駆除することが肝要です。