鱒レンジャーのメリットでもありデメリットでもあるのですが、竿が柔らかくとても曲がるため、魚を弾きにくいという点があります。また、魚がルアーをくわえ反転した場合、とても上手く掛かります。反転せずに手前へ泳いできたときには、弾きにくくなるでしょう。
ただし、上級アングラーには鱒レンジャーはとても気に入られています。理由としては、柔らかく曲がるグラスロッドにあります。ロッドがよく曲がるがゆえに、ラインが切れてしますため、多数の魚を釣る・大きな魚を釣るときに技術を要します。この技術を要する点が、上級アングラーの心を揺さぶっています。
初心者が鱒レンジャーで魚を釣るコツ
鱒レンジャーで魚を釣るためには、コツが必要です。初心者であれば、足元で釣ったり穴釣りをすれば、すぐ釣れます。しかし、欲を出して大きな魚を釣ろうとした場合、それなりの技術を要します。まずは、自分の技術を付ける前に、どの竿が自分に適しているのかを見極めるために、さまざまな竿を試してみるとよいでしょう。
初心者の方は、使い勝手ではなく直観で自分好みの商品を選んだり、釣りたい魚によって竿を選ぶとよいです。ただし、最初は足元釣りや穴釣りが多いかと思いますので、SP40などの短い竿がおすすめです。車での持ち運びや現地での持ち運びには短い方が圧倒的に便利です。
鱒レンジャーの釣果
鱒レンジャーを使用した人の評価として、狭い管理場や小さい子ども、女性の場合はSP40を使用し、広い管理場の場合はSP50を使用した方がよいです。ある程度の飛距離が必要な場合は、 SP50がおすすめです。夜釣りだと釣果が出やすいと言われているので、夜釣りで使用されることをおすすめします。
穴釣りには、グレート鱒レンジャー改 CT50がおすすめです。理由としては、両軸リールを使用でき、足元の穴の中にエサをつけた仕掛けを落とすだけですので、ベールを上げる操作や戻す作業が不必要です。両軸リールであるため、手返しが良くなり、簡単に釣りができるのでおすすめです。
鱒レンジャーでの楽しみ方
鱒レンジャーは基本的に管理場で使用されることを想定されて作られたロッドになります。そのため、足元の釣りや穴釣りなどに使用されることが多いのです。バスフィッシングやアジングやメバリングなどのライトゲーム向けと思われています。ただし、多数魚を釣ることも可能ですし、大きな魚を釣ることも可能です。
細いロッドで柔らかすぎるため、重い魚を釣ると竿が折れてしまうこともあります。上級アングラーは、この竿が折れないようにいかにして魚を釣るのか、どのようなリールを使用するのか、リールをどのタイミングで巻くのか試行錯誤しています。竿が折れずに大きい魚が釣れると、釣りをしている人の一つの指標となることから人気が高いのです。
初心者に鱒レンジャーはカスタマイズできる?
鱒レンジャーは自分仕様にカスタマイズすることも可能です。初心者が手を出しやすい竿ですので、カスタマイズすることを考慮して購入する方は少ないです。ただし、釣りや鱒レンジャーにも慣れてきて、竿の使いにくい部分が少なからず発生することがあるので、その場合は自分好みにカスタマイズしましょう。
例えば、KRガイドやガイドリングをカスタマイズできます。特に鱒レンジャーでは、竿の種類によってグリップが大きく握りにくいという不満がでてくることが多いので、滑りにくくするようにテーピングをするなど簡単に自分でカスタマイズすることも可能です。
鱒レンジャーは初心者におすすめ?
鱒レンジャーは上級アングラーの方も使用していますし、低価格で高機能でもあるので、素人が手を出しにくい商品だと思われるかもしれません。ただ、鱒レンジャーは素人でも手を出しやすい商品となっております。どちらかというと、素人の方に積極的に使用してほしい商品です。
あまり大物を狙いたくない、負担をかけずに釣りたいという初心者にはおすすめです。足元の釣りや穴釣りはとても簡単に魚が釣れますし、釣り方も簡単ですので是非鱒レンジャーを使ってみてください。この記事を参考にして、鱒レンジャーを使用する方が増えるととても嬉しいです。