コウモリは19.9時間の睡眠時間です。ほとんどが夜行性です。小さな体で飛び回るのでエネルギーの消費は多いでしょう。餌のとれる量と代謝のバランスを保つための長い睡眠時間だと推察されます。
睡眠時間の長い動物④オオアルマジロ:18.1時間
亀の甲羅のような鎧に覆われた背中を持ち、長い爪とどこかひょうきんな顔をしているオオアルマジロの睡眠時間は18.1時間です。シロアリなどを主食にしているため省エネで暮らすための長い睡眠時間かもしれません。
睡眠時間の長い動物⑤オポッサム:18時間
カンガルーやコアラと同じように赤ちゃんを育てるためにおなかに袋を持っています。ネズミに似た見た目からフクロネズミとも呼ばれているオポッサムの睡眠時間は18時間です。
人でもたっぷり寝ないとつらい人もいますね。ロングスリーパーに関する記事はこちら
これも野生の知恵!ユニークな眠り方をする動物をご紹介
動物たちのバラエティーに富んだ睡眠スタイルのご紹介はまだまだ続きます。続いては到底私たち人間にはできないユニークな眠り方をする動物たちです。
半分眠って半分活動するバンドウイルカ
バンドウイルカは海で暮らす哺乳類・イルカの一種です。なんと体の半分ずつを休めます。左脳が眠っているときは右の眼が閉じ、右脳が眠っているときは左の眼が閉じます。息継ぎを忘れて溺れてしまわないためにも大切な眠り方です。
飛びながら眠るグンカンドリ
喉にある膨らむ大きな赤い袋が印象的なグンカンドリはなんと1週間も陸に降りることなく飛び続けることがあります。いったいいつ眠っているのかと思いきや、なんと飛びながらわずかに眠るときがあるというのです。飛びながら眠るなんて実に驚きです。
身体に昆布を巻きつけて眠るラッコ
ラッコは私たちと同じようにぐっすりと海の上で眠ります。眠っている間に潮に流されて仲間からはぐれしまわないようになんと眠る前に海藻や昆布を体に巻き付けてから眠るんです。手をつないで眠る姿も水族館などで見ることができます。
キリンの睡眠時間は驚くほど短かった!
キリンが一日に立った20分しか眠らいないとは驚きでしたね。ブルゾンちえみさんによってネタにされるほど特徴的な睡眠スタイルを持つキリンをはじめ、様々な動物たちの睡眠についてご紹介しました。食べ物や生きている場所によって睡眠方法を編み出してきた彼らを見ていると野生の厳しさを感じます。
動物たちの睡眠の不思議が明らかになるにつれ、私たちの睡眠ライフもいつか面白いスタイルにバージョンアップしているかもしれません。
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