そこからこの花に死のイメージが付き纏う事になったのです。
特性
基本的には球根で育つのですが、花が咲く大きさの球根に育つまでにも数年間が必要です。冬の終わりから春先にかけて花を咲かせる為に春を告げる花として知られています。
稀にマツユキソウ(待雪草)という和名で呼ばれる事もあります。
死が関係する花言葉③無視したら死ぬ!「ガマズミ」
無視したら私は死にますという怖い花言葉を有するのがガマズミです。
この花は赤い実が特徴なのですが、その赤い実がまるで注目を促しているような印象を与える事からこの花言葉を有すると言われます。
特性
山地や丘陵地の明るい林や草原に生える樹高2~3mの落葉低木です。花期は5~6月で白い小さい花を咲かせます。
晩夏から秋にかけては5㎜程度の果実が生るのですが、それは食用として重宝されます。さらに晩秋の頃には果実は赤く熟して一番美味と言われます。
死が関係する花言葉④明日死ぬ?「キスツス」
私は明日死ぬだろうという怖い花言葉を有しているのがキスツスです。この花は午後の数時間だけ咲いて、直ぐにしおれてしまう一日花と呼ばれる品種です。
明日には枯れてしまうという悲しい運命がこの怖い花言葉を有している理由です。
特性
ヨーロッパ南西部とアフリカ北部に分布する花で、高さは1~2m程になります。園芸品種としての扱いも多く、花色も豊富です。一日花の為に、和名ではゴジアオイ(午時葵)とも呼ばれます。
死が関係する花言葉⑤一緒に死のう「桑」
共に死のうという怖い花言葉を有するのが桑です。この花言葉はギリシャ神話に登場する恋人たちが基となっています。
由来となったギリシャ神話の伝説
ピュラモスとティスベという若いカップルがいたのですが、両親から交際を反対されていた為に夜に人目を忍んで桑の木の下で待ち合わせをしていました。
先着したティスベの前に血塗れのライオンが現れ、彼女は必死で逃げ切ったのですがベールを落としてしまいます。後で着いたピュラモスはベールと血塗れのライオンからティスベが殺されたと勘違いしてしまいました。
そして悲しみの中ピュラモスは自害してしまいます。戻ってきたティスベも自害した恋人を発見し、後を追って命を絶ちました。桑の実が白から赤へ変わるのはこの二人の血が入ったからだと言い伝えられています。
特性
蚕の餌として古来より重要な作物である、果樹としても利用されています。落葉性の高木で大きいものは15mにもなりますが、普段見かけるのは数m程度のものが多いです。葉の形はハート形になっているのが特徴です。
死が関係する花言葉⑥死んでもいい!「ドクニンジン」
死をも厭わないという怖い花言葉を有するのがドクニンジンです。この花はその名の通り毒のある花で、毒性も強く鎮痛剤としても利用される一方で取り扱いを誤ると実際に死ぬ可能性もあります。
見た目はパセリに似ていますが、すり潰す事で臭い匂いがする為にそこで見分ける事が出来ます。
特性
セリ科の有毒植物の一つですが、薬草として利用される事もあります。多年草で葉の見た目から毒パセリと呼ばれる事もあります。
日本には自生していなかったのですが、近年北海道で不法に持ち込まれたものが植生していて、誤認による死亡例も報告されています。
死が関係する花言葉⑦死ぬまで恨む!「黒いバラ」
死ぬまで恨むという怖い復讐の花言葉を有するのが黒いバラです。これは一般的には愛の象徴なのですが、実は色によって全く違う花言葉になるので注意する必要があります。
何も知らずに黒をプレゼントしてしまうと全く違う意味になりますので、プレゼントには定番の赤を選びましょう。
特性
灌木、低木、もしくは木本性のツル植物で、葉や茎にトゲを有するものが多いのが特徴です。北半球の温帯域に広く自生していますが、南半球での自生は確認されていません。
死が関係する花言葉⑧死の前兆を報せる?「パセリ」
死の前兆という怖い花言葉を有するのがパセリです。この花言葉もギリシャ神話が基になっています。
由来となったギリシャ神話の伝説
ヒュプシピュレーという女性が、ある日神からオペルテースという子供を育てるように言い渡されました。また、オペルテースが歩けるようになるまでは地面に寝かさないように指示されました。
しかし彼女はオペルテースをパセリの上に寝かせてその場を離れてしまった為に、オペルテースは大蛇に食べられてしまったという話が基と言われます。
特性
セリ科の二年草で野菜として食用にされています。和名でオランダゼリ(和蘭芹)と呼ばれる事もあります。
日本では主に葉を料理の付け合わせや飾りとして利用します。他にもそのまま食用にしたり匂い消しに利用する事もあります。
怖い花言葉③嫉妬を表す花
花言葉には嫉妬を表すものを有する植物も数多くあります。その様な植物を幾つか紹介していきます。
嫉妬を表わす花言葉①見捨てられた苦しみ「アネモネ」
見放されたという怖い花言葉を有するのがアネモネです。この花言葉もギリシャ神話が由来になっています。
由来となったギリシャ神話の伝説
春の訪れを知らせる西風の神ゼフュルスは、花の女神フローラの侍女であったアネモネという名前のニンフを愛していました。その為、ゼフュルスはアネモネに会う為に頻繁にフローラの元へ通っていました。
しかし、フローラは自分に会いに来ていると勘違いしていたのです。事実を知ってしまったフローラはアネモネを自分の元から追い出してしまいました。
そして、フローラとの関係が悪化する事を恐れたゼフュルスは、なんと自分の立場を守る為にアネモネを花の姿に変えてしまったのです。この事から見放されたという怖い花言葉が生まれました。
特性
和名としてボタンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華)、ベニバナオキナグサ(紅花翁草)と呼ばれる事がある多年草です。
一般的に春先に花が咲くのですが、一重のものから八重咲きのものや様々な花色等、様々な園芸品種が栽培されています。また、アルメニアの国花としても使われています。
嫉妬を表わす花言葉②うつむく姿が由来?「カタクリ」
嫉妬・寂しさに耐えるという怖い花言葉を有するのがカタクリです。うつむくように咲く姿が会えない寂しさに耐えている様や、嫉妬を燃やしている様に見える事からこの花言葉が生まれました。
特性
ユリ科カタクリ属に属する多年草で、春先に10cm程の花茎を伸ばして薄紫から桃色の花を先端に一つ下向きに咲かせるのが特徴です。開花期間は2週間程で非常に短い為に春の妖精と呼ばれる事もあります。
嫉妬を表わす花言葉③好きすぎる?「赤いヒヤシンス」
嫉妬の怖い花言葉を有するのが赤いヒヤシンスです。ヒヤシンスには赤の他に紫・青・白等の豊富な色がありますが、赤は嫉妬という怖い花言葉を有しています。これにもギリシャ神話が関係しています。
由来となったギリシャ神話の伝説
ある街にヒアキントスというスポーツが得意な美少年がいました。彼は太陽神であるアポロンと西風の神であるゼヒュルスの二人から愛されていたのです。実際のところ、彼はアポロンの方が好きでした。
ある日、ヒアキントスとアポロンが楽しそうに円盤投げをしているところを目撃したゼヒュルスは嫉妬に狂い、強い西風で円盤の軌道を変えた結果、円盤はヒアキントスの額を直撃し彼は命を落としました。
赤のヒヤシンスの花言葉はこのゼヒュルスの嫉妬が由来となっていると言われています。
特性
風信子や飛信子と表記される事もある、球根性多年草の植物です。耐寒性の秋植え球根として扱われて、鉢植えや水耕栽培などで鑑賞される事が多いのが特徴です。春先に香りの良い花を咲かせます。
嫉妬を表わす花言葉④裏切りや絶望「黄色いマリーゴールド」
絶望・悲哀・嫉妬という怖い花言葉を有するのがマリーゴールドです。西洋に於いて黄という色は裏切りや嫉妬を表す色と言われていて、それが基でネガティブな花言葉になったという説があります。
そもそも黄色がそのようなイメージになった背景として、イエスキリストを裏切ったユダの服の色からだと言われています。
特性
キク科コウオウソウ属(マンジュギク属)のうち、草花として栽培される植物の総称を指します。一年草が多いですが、一部多年草の種類もあります。茎は30〜120cmの高さまで成長します。
嫉妬を表わす花言葉⑤愛情の薄らぎ「黄色いバラ」
愛情の薄らぎ・嫉妬という怖い花言葉を持ちます。様々な色がありますが、黄色にはこのようなネガティブな意味があるのでプレゼントには不向きです。
この花はプレゼントとして定番ですが、黄色のプレゼントは控える方が良いでしょう。