もちろん、どんな薬にも副作用やリスクはあります。この薬は副作用の少ない薬としても好評ですが、少なかれの副作用は存在します。メリットだけでなくデメリットも把握しておくことが重要です。
ここでは7つの副作用についてご説明していきます。
オエストロジェルの副作用①頭痛や吐き気に見舞われやすくなる
女性ホルモン剤を使う際の副作用として免れることができないのが、頭痛や吐き気といった副作用です。これはこの薬でも同じことで、誰でもなり得るわけではないのですが、あらわれやすいです。
つわりのような食欲不振だったり、吐き気、性欲低下などもあります。女性ホルモンが変化すると頭痛が起きやすくなるので、めまいなどの症状もあらわれやすくなるのだと考えられます。
服用してからすぐは、身体がびっくりしたり追いつかなかったりするので、こういった副作用が起きる可能性があることを頭に入れておいたほうが良いです。
身体が慣れてくる頃合いの2~3カ月経てば、軽めの副作用であれば治まると言われています。
オエストロジェルの副作用②血栓症になるリスクもある
こちらは重めの副作用です。女性ホルモンが増加すると、血栓症のリスクが高まります。
女性ホルモンは血液を固める成分が作るのを促進しますが、ジェルで女性ホルモンを増やしてしまうとその働きがより強固なものになってしまいます。
固まった血液でできたもの(血栓)が、血流を塞いで血液の流れを悪くします。ジェルを使用してからむくみが出るようになったら、すぐに使用を中止し病院での診察を受けたほうが良いです。
この薬は、ホルモン剤の中で最もリスクが抑えられている薬だと言われていますが、むくみのほかにも下記の症状がでたら医師に相談してみてください。
- 突然の息切れ
- 急な視力の低下
- 胸の痛み
- 激しめの頭痛
- めまい
- 手足・ふくらはぎの痛みや痺れ
オエストロジェルの副作用③体が火照りやすくなる
ごく少数ですが、更年期障害のような「火照り」「動悸」「疲労感」などの症状が感じられる人がいます。
個人差があるので一概には言えませんが、更年期障害を改善するために服用しても更年期障害のような症状が出てしまう可能性もあります。
合う合わないがあるので、症状が出てから中止する必要があるかもしれません。
オエストロジェルの副作用④寒くないのに体が震える
暑いのに身体が震えてしまう、汗の量が増えた、という口コミがありました。こちらも個人差はありますが、可能性を考えて身構えておいた方が良いかもしれません。
オエストロジェルの副作用⑤まれに乳がんや子宮がんになることも
ごくまれなケースですが、重篤な副作用の中の乳がんや子宮がんの可能性があります。どちらも女性がかかりやすい病であり、女性ホルモンが関係するものです。
原因の中に、「ホルモンを利用した避妊法」があります。この薬は避妊法でないにしろ、ホルモンを利用した薬であるので少なくとも注意は必要かもしれません。
ですが、ここで朗報です。黄体ホルモンのプロゲステロン製剤をオエストロジェルと併用することで、癌のリスクはむしろ下がることが分かっています。
心配な方は、プロゲステロン製剤と一緒に購入することをおすすめします。
オエストロジェルの副作用⑥精神が不安定になりやすい
女性化を目指して使用した方の変化として、精神的に疲れやすくなったとありました。また、その他の方の感想によると使用から4カ月ほどで、精神面が不安定になったということです。
それがきっかけとなり、使用の中止を決断したと報告しています。やはり女性ホルモンバランスが関係してくるので、女性の生理前の状態に近いものがあるのでしょうか。
別の方の感想では、投与を開始してから1年ほどは精神が不安定になり、涙もろくなったという変化を感じられたそうです。
オエストロジェルの副作用⑦男性は生殖器に影響が出る
男性が使用を続けると、生殖器は小さくなっていきます。また、精液はでなくなっていくので不妊になります。
女性化を望んで使用しているわけでなければ、使い過ぎには注意する必要があります。
Contents
オエストロジェルの評判は?
ここまで望ましい効能を持つ薬ですが、実際に使った方の評判はどういったものなのでしょうか?皆さんのそれぞれの効果に対する反応を、お伝えしていきます。
良い評判と悪い評判をともにご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
更年期に対する効果の評判「更年期の症状がなくなった」など
まずは、良い評判からです。オオサカ堂HPの口コミからの引用になります。
更年期症状が出ていたのがなくなりました。
首筋あたりから手首に塗っての使用が効果があるように感じます。 (引用:オオサカ堂HP)
上記は女性の方の感想です。星が4つと、かなり高評価なので同意見の方が多くいらっしゃることが伺えます。
更年期障害に欠かせません。これとプロゲステロンのクリームと併用しています。いつまでも女性らしくいたい人の必需品だと思います。 (引用:オオサカ堂HP)
上記も女性の方です。プロゲステロンとは子宮内膜を整える働きがあります。
女性らしさをつくる特徴を持つ卵胞ホルモン(エストロゲン)に比べ、黄体ホルモン(プロゲステロン)は妊娠に関わるホルモンです。
女性特有の身体のリズムを生み出しているのが、この2つの女性ホルモンなので併用して摂取することで、より女性らしさを保てるというわけですね。
更年期対策で購入しました。鎖骨付近に指に3センチほどとって塗っています。数日塗っていなかったらちょっと不正出血したので、吸収されているんだなと感じました。
ホットフラッシュが軽減されました。 (引用:オオサカ堂HP)
ホットフラッシュとは、更年期症状の代表的なもので主に「のぼせ」「火照り」「発汗」です。
次に、悪い評判になります。こちらも口コミからの引用です。
更年期障害に良いかなと思い購入してみましたが、毎日1センチくらいの少量でも体重が劇的に増えてしまうので使用を断念しました。 (引用:オオサカ堂HP)
上記は男性の方です。体重増加は口コミからはあまり見受けられませんでしたので、やはり個人差があるということですね。
更年期対策に買ったものの、私には効果が無かった。量を増やしても同じだった。合う合わないはあると思います。 (引用:オオサカ堂HP)
割合的には、圧倒的に良い評価の方が高かったです。更年期障害対策として購入され、症状の緩和を実感した方のレビューが多く目立ちました。
美肌効果に関する評判「塗った翌日にお肌ツルツルになった」など
まずは良い評判からです。お次はTwitterからの引用になります。
皆さん男性の方ですが、肌についての効果を実感している様子です。
次に悪い評判です。iDrugStore(アイドラッグストアー)HPの口コミからの引用です。
女性に最適でした。 しかし、アルコールいりなのか、 妻はヒリヒリかんが、にがてでした。 (引用:アイドラッグストアーHP)
アルコールが含まれているのか、塗る箇所によっては刺激が強いかもしれません。 (引用:アイドラッグストアーHP)
若干アルコール臭がする、注射前の消毒のようなヒリヒリ感がある、という点が苦手という方が多少見受けられました。
オエストロジェルはどこで入手できる?
簡単に女性化が期待できるこの薬ですが、様々な場所で購入ができます。お手軽に手に入れることができるのが、魅力でもあります。自分に合った入手方法を見つけてみてください。
オエストロジェルは病院で入手可能!
更年期障害の治療として、この薬が処方される場合もあります。婦人科・更年期の専門外来で入手することができます。
病院で入手する際のメリットとしては、「医師と相談しながら使用できる」「一人での治療は不安なので、安心できる」という点です。
逆にデメリットとして、「受診する度に診察料がかかる」「行く時間がない」「知られたくない」などがあります。
他にもネットなどでもオエストロジェルの購入は可能
ネット通販での購入も可能です。ですが、日本では販売していない海外商品なので、大手の通販サイトであるAmazonや楽天では取り扱っていません。
ですので、次に紹介する個人輸入代行サイトでの購入をおすすめします。代行業者が代わりに注文してくれるサイトです。使い方は、一般的な通販サイトと変わりありません。
この薬を取り扱うサイトは多くありますが、中には悪質なものも存在します。安心できるとして多く利用されているサイトを2つご紹介します。
個人輸入代行サイトで安く手に入る
個人輸入代行サイトの「オオサカ堂」が多く利用されています。今年で22年の実績が、安心ポイントの一つです。
オオサカ堂は全国一律で送料無料に加え、注文は365日24時間年中無休です。梱包・外箱・クレジット明細書に商品名やサイト名は記載されないので、プライバシー保護も完璧です。
かなり安心安全な通販サイトなのではないのでしょか。
ほかにも、iDrugStore(アイドラッグストアー)という通販サイトがあります。こちらも「オオサカ堂」と金額はほとんど変わらないので、こちらもおすすめなサイトです。
オエストロジェルのおすすめができない人
最悪のケースに至る場合があるため、中にはこの薬を使用することを禁止しなくてはいけない人もいます。
また、医師と要相談で使用した方がいい人もいます。使用の際の確認事項について、ご紹介していきます。
オエストロジェルの使用をしてはいけないタイプ
もし使用してしまうと、持病の悪化や身体への悪影響を及ぼす人がいます。下記に紹介する項目に当てはまらないか、しっかり確認してみて下さい。もし当てはまる場合の使用は厳禁です。
心筋梗塞・血栓症・動脈硬化の病歴がある人
心筋梗塞は、心臓の血管が血の塊で詰まってしまうことで起きる病気です。血栓症とは、血の塊が血管内で詰まってしまう病気です。
動脈硬化は動脈が硬くなり、血管の壁がはがれて詰まらせてしまうことがあります。
女性ホルモンは血液を固まらせる働きがあるため、一度これらの病気にかかった方は、再発しやすくなるというリスクがあります。ですので、オエストロジェルの使用は厳禁です。
乳がん・子宮がんの病歴がある人
高濃度のエストロゲンを摂取することによって、乳がんのリスクがアップしてしまいます。また、閉経後(50~65歳)がエストロゲンのみで治療をすると、子宮がんのリスクが上がります。
ただでさえ、がんは再発が怖い病気ですのでオエストロジェルの使用はしない方が無難です。
妊娠中・授乳中の人
妊娠中または授乳中は、身体への気遣いや配慮が大切です。女性ホルモンのバランスに気を付けることはもちろんのこと、赤ちゃんへの影響を考えなくてはいけません。
赤ちゃんが乳を離れるまでは使用を我慢してください。
オエストロジェルを直腸から摂取する人も
直腸からの摂取は吸収率が良いため、実践している方が多くいます。やり方として、百均で買ってきた注射器と丸い容器を使ってジェルを水で薄め、肛門から入れるというものです。
即効性があり、肌がかぶれやすい人でもできるので一部からは人気の方法です。ですが、いくら水で薄めているとはいえ公式で発表された摂取方法ではないのでおすすめはしません。
てっとり早く女性化を目指す男性の方が実行しているようです。
オエストロジェルで女性らしい体へ!
女性ホルモン補充剤としては、とてもメリットが多く魅力的な商品なのではないでしょうか。注意事項をきちんと守って使用すれば望みどおりの効果が期待できるはずです。
使用目的はなんであれ、性別問わず女性化を目指す方達は、自分に合った使い方で女性らしさを目指してみて下さい。