イマジナリーフレンドとは?原因や成長への影響、大人もできる作り方も

イマジナリーフレンドという存在を知っていますか?空想上で作り上げられた友達、それがイマジナリーフレンドです。この記事ではイマジナリーフレンドが生まれる原因や付き合い方、大人になってからのイマジナリーフレンドの作り方などを紹介します。

この記事をかいた人

オカルトや都市伝説を好んでおります。 会社員をやる傍ら、集めた有益な情報を提供できるよう情報を発信していこうと思います。

イマジナリーフレンドとは?

cherylholt / Pixabay

「イマジナリーフレンド」をご存じですか? 自分だけにしか感じることが出来ない、自分だけの友達…そんな友人がいたらあなたはどうしますか?

記事を通して「イマジナリーフレンド」とはなにか、詳しく知ってあなたも成長していきましょう。

空想で作った脳内の友達のこと

ElisaRiva / Pixabay

「イマジナリーフレンド」とは、自らの空想で作り出した現象のことを言います。別名イマジナリーコンパニオン、もしくはIFというような略され方もあります。

空想上の現象ではありますが、本人にとって実際に見ることが出来たり、話したり、一緒に遊んだりすることも出来ます。普通の人間と変わらない関係性を持つことが出来るわけです。

海外では一般的なものと考えられている

mirceaianc / Pixabay

海外では、「イマジナリーフレンド」は子どもが成長するにあたって、誰にでも起こりうるような現象の一つとして一般的に受け入れられています。

小さいころから自立を求められる子どもにとって、想像上の彼らは成長していく子どもに必要なものであると認識されています。

大人でもイマジナリーフレンドも持つ人も

Free-Photos / Pixabay

成長しきった大人にも空想の友人を持っている人はいます。傾向としては、感受性が非常に強く、高い表現力や想像力を持っている人にそういった人が多いようです。

自分に足りない物を投影したり、孤独を何とかして埋めようとしたり…様々な理由で大人にも彼らは産まれてきます。

子どもの成長につれて自然と消えてしまう

ddimitrova / Pixabay

しかし、大抵の子どもはその成長に従って大人になる前にはもう彼らのことを頭からすっかり忘れてしまいます。

自分の気持ちを共有するために生まれ、自立して成長した後は消えていく。そういったものなのです。

イマジナリーフレンドが持つ特徴

「イマジナリーフレンド」とひとくちに言っても、その実態は理想の投影や、気持ちの共有のために生み出した友人であったりと様々ですから、そこには千差万別の違いがあります。

その中でも、おおまかには以下のように分けられる場合が多く見られます。

多くは同性のイマジナリーフレンド

sasint / Pixabay

同じ性別の姿は最も多いパターンでしょう。自らのよき理解者であるためにはそういった姿の方が都合が良い場合が多く見られます。

なお、同性でなくても、もしくは人間でなくても、その「よき理解者である」という点はどんな姿でも変わらないのですが。

ぬいぐるみや動物を擬人化することも

pasja1000 / Pixabay

小さいころ、よくおままごとや何かで人形やぬいぐるみに触れる機会は多いはずです。もしくは、ペットのように動物と触れ合う子どもも少なくありません。

そういった経験から、人間でなくとも人形やぬいぐるみ、動物などをイメージして創造する子どもも多いようです。

見聞きした物語にあてはめることもある

DarkWorkX / Pixabay

空想の手助けとして絵本や漫画、小説やアニメなどの登場人物の姿を借りて現れることもあります。親近感や憧れがその作品の登場人物に投影されることが多く見られます。

本人と似ている性格や真逆の性格であることも

RyanMcGuire / Pixabay

多くの「イマジナリーフレンド」を生み出す子どもは、前述したように、よき理解者であり、自分の気持ちを共有するためにその友人を創造します。

したがって、自分自身と近い容姿や性格を投影してその姿を生み出すことが多いです。逆に、性別が違ったり、性格や年齢も全く異なるイメージを生み出す子どももいます。

彼らの姿は、自分にとって足りない部分を補完し、隙間を埋めようとする心の働きから生まれていると考えられています。

イマジナリーフレンドはなぜできる?原因は?

thedanw / Pixabay

そんな「イマジナリーフレンド」ですが、そもそもの創造する原因とは何なのでしょうか?

次からは、子どもが自分だけの空想の友人を作り出す過程と原因についてみていきましょう。

子どもが寂しさを紛らわすため

Greyerbaby / Pixabay

NEXT 子どもが寂しさを紛らわすため