まず、2000年夏のコンサートツアーでナゴヤドーム第一部公演の途中に過呼吸の酷い発作を発生してしまいました。また、2003年5月の「Dome F Concert」の途中にも体調不良で倒れたのです。
このコンサートでの出来事がきっかけで、堂本剛はジャニーズの公式サイトで過換気症候群およびパニック障害での闘病中であるという事を公表しました。
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堂本剛を支えた堂本光一の存在
パニック障害に苦しむ堂本剛を支えたのが相棒である堂本光一です。堂本光一は1979年1月1日生まれで、兵庫県の芦屋市出身です。堂本光一も堂本剛と同じく姉が勝手に履歴書を郵送した事がきっかけのようです。
堂本剛も堂本光一も姉が勝手に履歴書を送った事がきっかけで、運命的な出会いをしたのが奇跡のように感じられます。
パニック障害の本を読んで堂本剛をフォローしていた
思い遣りの心が非常に強いと言われている堂本光一は、パニック障害に苦しむ堂本剛を陰でずっと支えてきました。
堂本剛が精神的に危ないと思うような部分は自分が率先して担当したり、発作の危険がありそうな時はフォローするなど常に気を配っていたのです。
またパニック障害について詳しく理解する為に、パニック障害の本を読んで知識を深める事に努力を惜しまなかったようです。
堂本剛はソロ活動へ転身しパニック障害改善
そのような周りの支えもあり、少しずつパニック障害が改善する兆しが見えてきたのですが、ある事がきっかけで堂本剛は完全にパニック障害を克服する事になります。それがソロ活動の開始です。
現在の堂本剛は他のジャニーズとは少し違った髪型や少し奇抜なファッションを楽しむ姿をファンに見せています。また歌に関しても、KinKi Kidsとは一線を画すような歌詞が特徴となっています。
ありのままの自分を表現できたから?
イメージが違うという事でKinKi Kidsとしての堂本剛のファンであっても、ソロ活動をしている時の堂本剛のファンではないという方もいるかもしれません。
しかし、このソロ活動は重圧から解放され、自分のやりたい事が出来る為に堂本剛にとっては大切な場所でした。そしてこの事がパニック障害の克服に確実に一役買っているのです。
周りを意識せずに自分自身のありのままを曝け出す事が、パニック障害の改善にとても重要だったのです。
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堂本剛は現在突発性難聴に苦しんでいる
やっとの思いでパニック障害を克服した堂本剛ですが、今度は別の病に苦しめられる事になります。
2017年6月28日に突発性難聴を患って1週間入院する事が公表されました。19日に発症し、27日に入院したようです。
入院によって多少の回復はあったものの、12月には医学的な治療法がないという宣告を受けてしまいます。しかし、針治療や血流を良くする為の筋トレなど諦める事なく今でも病に立ち向かっています。
パニック障害を赤裸々に告白した「ぼくの靴音」
2005年12月10日に「ぼくの靴音」という彼の著書であるエッセイ集が発売されました。その内容について少し紹介します。
辛かった時期の本音を告白
パニック障害を発症した原因と思われる彼の悩みや葛藤の日々など、彼の本音の言葉で赤裸々に述べられています。19歳~25歳の6年間で彼がどのようなものに苦しんでいたかがはっきりと分かります。
多感で傷つきやすい彼の心が手に取るように理解出来る一冊です。実際にこの本を読むと彼がパニック障害になっても不思議ではないと感じてしまいます。
堂本光一の助けもあり堂本剛のパニック障害は改善!
堂本剛はずっと苦しんできたパニック障害を必死の思いで克服しました。パニック障害の克服は、当然彼の努力が一番必要な要因でした。しかし彼一人の力ではどうしようもない部分もあった筈です。
パニック障害には周りの理解も重要だと言われています。その部分を補ったのが堂本光一です。偶然出会う事が出来た奇跡がパニック障害の克服に繋がったのではないでしょうか。