ダッチオーブンのシーズニング手順解説!正しく使って長く愛用しよう!

ダッチオーブンを新規で購入したならば、まずはシーズニングを行わなければいけません、シーズニングというのがどんな作業なのかというと、まずダッチオーブンには新品の状態だと、錆が付かないように錆止めのワックスが貼られているものがあります。

このワックスが付いているままでは、当然ながら料理をすることができません。ですので、ワックスを落としていき表面に油を染み込ませる手順が必要になるのです。この作業が、シーズニングと呼ばれるものなのです。一部には「シーズニング不要」と銘打ってあるものもありますが、それ以外は必ず必要になってきます。

シーズニングに必要なもの9つ

確実に必要なもの・あった方がいいもの9つ

  • 油(オリーブオイルがおすすめ)
  • へら
  • 油性か中性の洗剤
  • たわし
  • キッチンペーパー
  • 野菜くず
  • (あれば)リフター
  • 耐熱手袋
  • 汚れても良い布

ダッチオーブンのシーズニングには、上記の9つのものが必要になってきます。一部できればあった方がいいものややりやすいもの、相当するもであればなんでもいいものがあります。例えば野菜くずはどんなものでもよいですし、耐熱手袋はオーブンが非常に熱くなりますので必ず耐熱のものでなければなりません。

実際のダッチオーブンのシーズニング手順

まずはワックスをお湯で落とす

それではここからは、本題のダッチオーブンのシーズニング手順をご紹介します。まず最初はダッチオーブンに付着しているワックスを洗い流すことから始まりますので、ダッチオーブンの鍋の中にいっぱいまで水を入れて、コンロに掛けて沸騰させます。

乾燥したら油を塗る

お湯を沸かしてから手を入れても問題ない程度に冷めたら、用意したたわしで表面をやさしめにこすることでワックスを浮かして落とすことができます。そのお湯を捨ててから、ダッチオーブンに蓋をしてもう一度火にかけて2,30分弱火で熱します。

熱によってダッチオーブンが乾いたら、油を引いて布で伸ばしていきます。ご紹介した通り、使う油はオリーブオイルが一番おすすめです。火にかけた後なので熱いでしょうが、火傷をしないように耐熱手袋を付けて行うようにしましょう。油は内と外、蓋も徹底的にやり、塗り終わったらまた火にかけるのを4,5回行います。

ダッチオーブンのシーズニング手順仕上げ編

野菜くずを炒める

オイルを塗ることができたら、ここからは仕上げに入ります。野菜の皮、トマトのヘタなどといった何でも良いので野菜くずを入れ、ダッチオーブンの蓋をして炒めます。これによって、鉄の独特のにおいを取り除くことができるのです。

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