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ダッチオーブンってそもそも何？炭火で焼くのって火加減や温度管理が難しいのでは？という心配が先に立って、ついつい昔ながらの定番メニューで済ましているという方も少なからずいらっしゃるようですね。でも、全然心配いらないんです。ダッチオーブンで作るローストビーフはとっても簡単にできますし、ものすごく美味しくできます。作り方をマスターして家族や恋人、お友達の心をギュッとつかんでいきましょう。
ダッチオーブンでのローストビーフの作り方は簡単！
詳細レシピは後述しますが、常温に戻したブロック肉をダッチオーブンに入れて肉に均一に火を入れるだけであなたも美味しいローストビーフが作れてしまいます。コツは火を入れたブロック肉をアルミホイルに包んでゆっくりじわじわと熱を入れていくことなのですが、それならお料理の技術はそんなに必要ないですよね。これなら自分にもできそう！って今思えたでしょ？本当に簡単なので是非試して欲しいです。
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これが無いと作れないという道具は、ダッチオーブンと底網です。ダッチオーブンは、各メーカーから色々な大きさのものが出ていますので、作る料理の量を加味して適当な大きさのものを選びましょう。代表的な商品をいくつかご紹介しておきます。
1.コールマン ダッチオーブン12インチ
出典：楽天
コールマンのダッチオーブンです。価格は9,715円（2018年10月27日現在）。内径が直径29センチ高さ12センチと大きめで重さも10Kgでがっしりとしています。長く使うのであれば間違いなくこれをおすすめします。
2.底網
底網はダッチオーブンの内径に合わせて購入していただければ問題いないのですが、価格のイメージをつかんでいただくために下記をご紹介しておきますね。下記の商品の価格は1,800円（2018年10月27日現在）です。
出典：楽天
3.ダッチオーブンセット
出典：楽天
ダッチオーブンと底網のセットで価格が5,989円（2018年10月27日現在）と魅力的なセットです。コールマンのダッチオ－ブンとほぼ同じ大きさで重さが6.2Kgですから、鋳物の厚みが少し薄いかもしれませんが問題ないでしょう。初めて買うならばお買い得のセットだと思います。
ダッチオーブンでローストビーフを作るために必要な道具②（あると便利）
ローストビーフをダッチオーブンで作る際にあると便利な道具をいくつかご紹介致します。なければ無いでなんとかなりますのでご参考までご覧ください。
1.ガスコンロ
キャンプ料理は炭火じゃなきゃダメだ、というこだわり派の方は不要なアイテムですが、簡単に美味しく作りたい方にはおすすめです。もちろん炭火も併用して使いますので、炭火焼の醍醐味も同時に味わえます。
出典：楽天
有名アウトドアメーカーであるSOTO製のガスコンロです。価格は5,616円（2018年10月27日現在）とややはりますが、スタイリッシュでコンパクトなのでおしゃれですよね。
2.トング＆グリップリフター
大きな肉の塊を菜箸でコントロールするのは意外と大変です。炭を扱うトングとは別にお肉用のトングを準備すると快適にお料理ができます。近くの100均やホームセンターでも数百円で買えると思います。
それから、上蓋が熱くなるので持ち上げるときにあると便利なのがグリップリフターです。価格は1,120円（2018年10月27日現在）とそれほど高くないので持っていてもよいかもしれないアクセサリーです。手袋をして注意して持ち上げることもできますので必須ではないです。
出典：楽天
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それでは、いよいよ絶品ローストビーフの作り方を解説していきましょう。工程は、材料の調達、下ごしらえ、火入れ、熱入れの4工程です。ソース作りは別工程として別途解説しますのでそちらもご期待下さいね。
（1）材料
牛ブロック肉1〜2kg（ダッチオーブンの大きさと食べる人数でグラム数は決めてください）、オリーブオイル、野菜（付け合わせ用)数種、ニンニク、塩、胡椒
材料のブロック肉はローストビーフの出来栄えに大きく影響しますので、少し詳細に解説していきたいと思います。部位としては、「モモ」、「ロース／サーロイン」、「ヒレ」、「ランプ」があります。
①モモ肉
ローストビーフを作るのに最も一般的な肉の部位です、赤身の中に程よい脂が含まれている「国産牛」がおすすめです。輸入肉のモモだと脂が少ないのでちょっとパサつくかもしれません。
②ロース／サーロイン
厳密にはロースとサーロインは全く別物なのですが、今回は二つの部位を合わせまして解説させていただきます。ロースもサーロインも使うならば輸入牛が良いです。特にアメリカ産のサーロインは、国産牛に比べて脂肪分が少ないのでローストビーフに向いています。モモ肉の場合と逆ですね、国産牛のローズは脂身が多すぎて硬くなってしまう危険性が高いので注意して下さい。
③ヒレ
言わずと知れた高級部位です。ヒレを使ったローストビーフはとても柔らかく絶品です。ただし、お値段も相当いい感じになると思いますのでお財布とよく相談なさって選んでください。私は個人的には（庶民感覚的に）ちょっと違和感を感じます（笑）
④ランプ
国産牛のランプ肉は、赤身に程よい脂が含まれていて非常に柔らかくて美味しい肉なのですが、産地や時期によって状態がかなり違っていることがあるので、肉に精通していない方は選ぶのが難しいかもしれませんが、何回かに1度は試してみていただきたい部位ですので、頭に入れておきましょう。
肉の部位は好みもありますので、いくつかの部位を試してみて一番好きな部位を決めていくのも楽しいものです。初めて作るのであればおすすめは国産牛のモモ肉か、輸入肉のロースが良いと思います。輸入牛のロースはお値段的にも魅力があります。
（2）下ごしらえ
下ごしらえは非常に簡単なのですが、一番大事なことは塊肉を常温に戻しておくことです。冷蔵された状態の塊肉は表面と芯（肉の中心部分）の温度が大きく違います。その状態で火を入れていくと火の入り方が均一にならなくなってせっかくのローストビーフの美味しさが半減してしまいます。キャンプは屋外ですので、夏などは肉が傷む事も同時に気をつけないといけませんので、完全に放置して常温に戻すのも危険ですが、愛情をかけて常温に戻しましょう。
塊肉が常温になったら、塩と胡椒を肉によく擦り込んでください。擦り込んでから5〜10分おいて味をなじませましょう。長くおいたほうが味がよく馴染むと考える方もいるかもしれませんが10分以上置くと肉が固くなる可能性もありますにで注意が必要です。
