ガーグリングは水面下で早巻きをして、水面の波を立てて魚にアピールするテクニックです。水中と水面の両方で波ができるため、少し離れた場所でもアピールすることができます。水深が浅い場所で使うのがおすすめです。
バジング
バジングはブレードが水面に出ている状態をキープしながら巻き続けるテクニックです。バズベイトのように水をかき回す音で、水面を意識した魚に対してアピールすることができます。さらに水面を使うため、魚に見切られにくいというメリットもあります。
フォールアクション
フォールアクションまたはフォーリングとも呼ばれるテクニックは、その名の通り巻かずにルアーをフォールさせるテクニックです。スピナーベイトはフォールさせる時もラバーとブレードがゆらゆらと揺れるように落ちてくれます。水深が深い場所で試してみてください。
スローローリング
軽めのスピナーベイトにコロラドブレードを使い、浮き上がらないようにゆっくり巻くテクニックです。冬場などに水底を探っていくときに有効ですが、スピナーベイトが泳ぐギリギリのスピードで水底を引かないように、キープする必要があるため、難易度が高い上級者向けといえます。
コンタクト
コンタクトは水中の障害物にルアーをぶつけてイレギュラーなアクションを起こして、魚のリアクションバイトを誘うテクニックです。これは根がかりを起こりにくいスピナーベイトだからこそ可能な技です。
以上の5つのテクニックを覚えておくと、さらにスピナーベイトを使いこなせるようになります。縦にも横にも使うことができるルアーなので障害物のすぐ側などいろんな場所で状況に合わせたテクニックを駆使しながら使ってみてください。
Contents
スピナーベイトの使い方:使い所
スピナーベイトは万能ルアー
スピナーベイトはオールシーズン、様々な状況で活躍してくれる万能なルアーです。まず季節でいうなら、魚が広範囲に散ってしまう秋がおすすめです。場所が絞れないときこそ、他のルアーには無い高いアピール力を活かして魚を誘い出しましょう。
悪条件の時こそスピナーベイト
また、状況でいうなら風の強いとき、ローライト(曇りや雨)、水中の濁りがきついとき等がスピナーベイトの使いどきです。「風が吹いたらスピナーベイト」という言葉を聞いたことがあるアングラーも多いのではないでしょうか?風が吹いていると水面に波ができ、魚が風下に集まりやすくなります。
さらにはブレードの光の乱反射が強くなるため、アピール力が強まるといわれています。濁り×影、流れ×障害物などの複合的な条件下でもちゃんと対応してくれるため、そういった状況の時にはどんどん使っていきましょう。
スピナーベイトの使い方:海
スピナーベイトの使いどころといえばバスフィッシングがメジャーですが、海でも有効に使うことができます。特にシーバスに対してかなり有効なルアーとなります。しかし、基本的にスピナーベイトは淡水用であることが多いため、使用後は真水でしっかり洗って、錆びないように手入れをする必要があるので注意してください。
おすすめのスピナーベイト①
ジャッカル スーパーイラプション Jr TW
ジャッカルのスーパーイラプションJr. TW です。確実に獲るためだけに開発されたといわれている「スーパーイラプション」の基本性能を引き継ぎつつも、場所を選ばないコンパクトサイズ化したのがこのスーパーイラプションJr. です。バーサタイルな設計のため、場所を選ばずに楽しむことができます。
おすすめのスピナーベイト②
エバーグリーン Dゾーン/タンデムウィロー
エバーグリーンのDゾーン/タンデムウィローです。デカバスを獲るための競技用スピナーベイトとして開発され、強力なバイブレーションによる驚異的な集魚力とバイト誘発力が持ち味です。フロントにインディアナブレードを装したタンデムウィローリーフとなっており、フィールドや状況を選ばないオールラウンダーといえます。
おすすめのスピナーベイト③
ジャッカル デラスピン 1/4oz
ジャッカルのデラスピン 1/4oz です。コンパクトなスピナーベイトですが、大きな波動とフラッシングが十分に出せるよう、インディアナブレードが使用されています。先に上げた2つと異なり、数釣りを楽しむためのスピナーベイトです。
スピナーベイトを使いこなそう
スピナーベイトはその使い勝手の良さと魚のいる場所と状態を素早く調べられることから、バスフィッシングには欠かせないルアーとなっています。皆さんも状況に合わせてスピナーベイトを使いこなし、バスをキャッチしてみてください。そして、是非バスフィッシング以外の釣りにもスピナーベイトを使ってみてください。