実際に、少人数制の授業を展開していることなど、充実した環境で学習できることが、東京都立大学に進学する決め手となったとの声もありました。
東京都で唯一の公立総合大学ということで、自分が興味のある分野以外のことも広く学ぶことができるし、教授との距離も近いのでより深く学べると思ったから。
公立で学費が安いこと、自分の学力と合ってること、少人数体制の授業であること
上記のように、少人数制の授業をはじめとした、充実した環境で学習できることは、東京都立大学に進学するメリットの1つであると言えます。
自由度の高いカリキュラムを組める
東京都立大学に入学するメリット2つ目は「自由度の高いカリキュラムを組める」ことです。
東京都立大学では、基礎科目を学びながら、自分が興味を持ったコースを専攻できる仕組みとなっています。さらに、主専攻科目の他に副専攻科目を選択できるため、自由度の高いカリキュラムを組むことができます。
高校卒業時点で、自身が本当に興味のある分野が決まっていなくても、大学で基礎科目を学びながら専攻したい科目を選べることは、非常に魅力的です。
実際に、自由度の高いカリキュラムを組めることが、東京都立大学に進学する決め手となったとの声もありました。
1年次に基礎科目を学び、自分が興味をもったものを専攻できる点が魅力に思ったこと、また、学生の積極性や的確な発言に感銘を受けたから。
東京都立大学は主専攻コースに加えて、副専攻コースとして他学部の授業も履修することができるため、他の大学にはない魅力だと感じた。
上記のように、自身の興味・関心に応じて自由度の高いカリキュラムを組むことができることは、東京都立大学に入学するメリットであると言えます。
公立大学のため学費が安い
東京都立大学に進学するメリット3つ目は「公立大学のため学費が安い」ことです。
東京都立大学は公立大学のため、私立大学に比べ、学費を低く抑えられます。年間にかかる私立大学の学費と東京都立大学の学費の比較は以下の通りです。
東京都立大学の学費 | 約52万円 |
私立大学の学費(平均) | 約110〜160万円 |
上記のように、東京都立大学は公立大学のため、私立大学に進学するよりも学費を低く抑えることができます。「大学に通いたいけれど、経済的に厳しいかもしれない」と考えている方は、東京都立大学を含めた国公立大学への進学がオススメです。
ここまで、東京都立大学に進学するメリット3選を解説しました。
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東京都立大学に進学するメリットがわかったところで、実際のキャンパスライフはどうなっているのか気になる方もいるはず。次の章では、東京都立大学に通っている生徒の声をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
東京都立大学 に通っている生徒のキャンパスライフまとめ
東京都立大学に通っている生徒は東京都立大学に対してどのような印象を持っているのでしょうか。実際の声をまとめました。
サークルがやばいとの声
東京都立大学はサークルがやばいとの声がありました。実際のところ、東京都立大学のサークルは「やばい」のでしょうか。
結論から言うと、東京都立大学のサークルは問題を起こすような「やばい」サークルはないものの、学生数が少ないことから自身にあったサークルが見つからない、といった現象が起こっています。
東京都立大学のサークルについて、以下のようなツイートがありました。
東京都立大のサークル調べたけど合うのがあんまない
弦楽やろうかな
引用:X
上記のように、東京都立大学には自分にあったサークルがないとの声が見られました。
東京都立大学は、学生数がおよそ9000人と、そこまで学生数が多くありません。そのため、学生数の多い大学に比べ、サークル自体の数が少なく、自身にあったサークルがないといった現象が起こっていると考えられます。
東京都立大学はFランだという声
東京都立大学はFランだとの声がありました。
東京都立大ってFラン?
引用:X
上記のように、東京大学はFランなのではないか、との声がありました。
上の章で解説したように、実際のところ、東京都立大学の偏差値は52.5〜60と高い水準を誇っており、Fランの定義には全く当てはまっていません。そのため、何らかの理由で東京都立大学に悪いイメージを持っている方や、学歴にコンプレックスを持っている人が「東京都立大学はFランだ」と言っているに過ぎません。
上記のことから、東京都立大学はFランという声は根拠のない「嘘」であると言えます。
人気が急上昇しているとの声
東京都立大学は人気が急上昇しているとの声がありました。
東京都立大人気高すぎやろ sugar達頭良すぎ
引用:X
上記のように、東京都立大学は人気が高いとの声がありましたが、実際のところ、東京都立大学の人気は急上昇しているのでしょうか。
結論から言うと、東京都立大学は人気の高い大学であることは間違いありませんが、人気が急上昇しているわけではありませんでした。なぜなら、東京都立大学の入試倍率が跳ね上がっているようなことはなく、むしろ下降気味だからです。
そのため、東京都立大学の人気が急上昇しているとの声は、信憑性の低いものであると言っていいでしょう。
東京都立大学の入試事情と対策まとめ
東京都立大学の入試方式は以下の通りです。
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上記のように、東京都立大学の入試方式にはいくつか種類があります。入試方式によって、試験内容や条件が異なるため、自分が合格しやすい入試方式を選択し、対策を進める必要があります。
例えば、多くの人が利用することになる「一般選抜」では、大学入学共通テストと大学独自の試験で合否が決まります。学部によっては、受験者数が規定の倍率を超えた場合に大学入学共通テストの結果で「足切り」が行われます。そのため、大学入学共通テストと二次試験どちらも並行して対策を進めていくことが求められます。
また、「総合型選抜」では一般選抜では測れない能力や資質を持つ学生を募集しています。英語の能力が高い方や、科学オリンピックをはじめとしたオリンピックで優秀な成績を残している方、国際バカロレア資格を持っている方などは積極的に「総合型選抜」を利用するのがおすすめです。
上記のように、東京都立大学の入試方式にはいくつか種類があります。入試方式によって対策方法も異なるため、自分が合格しやすい入試方式を選択し、早めに対策を進めておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。最後に、記事のまとめを解説していきます。
東京都立大学に入学することは恥ずかしいことなのか、以下3つの観点から検証しました。どの観点から見ても、「恥ずかしい」「レベルが低い」と噂されるほどではありませんでした。
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東京都立大学に入学するメリットには、以下の3つがあることを解説しました。
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東京都立大学に通っている生徒の声には、以下のようなものがありました。
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最後に、東京都立大学の入試事情と対策について解説しました。東京都立大学には、以下の通りさまざまな入試方式があるため、自分が合格しやすい入試方式を選び、早めに対策しておくことがオススメだと解説しました。
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以上が記事のまとめです。この記事が少しでも参考になれば、幸いです。